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【プレスリリース】「こども食堂基金」で5万人の子どもに食を クラウドファンディング開始(目標金額:1000万円)

全国こども食堂支援センター・むすびえでは、5/22(金)13:00〜7/31(金)の間、「新型コロナウイルス対策緊急支援」プロジェクトの一環として、クラウドファンディングに挑戦します。

寄付が2倍 コロナ緊急 「こども食堂基金」で5万人の子どもに食を

https://readyfor.jp/projects/kodomoshokudo-fund  (5/22 13:00公開)
目標金額:1000万円
クラウドファンディング実施期間:2020年5月22日から7月31日

むすびえ理事長 湯浅誠からのメッセージ

新型コロナウイルス感染・拡大に伴い全国で休校要請、緊急事態宣言により外出自粛、営業自粛などがなされ、その影響が人々の日々の暮らしに大きな不安と打撃を与えています。

そんな中、こども食堂が日頃からの子ども、子育て世帯とのつながりの中で、なんとか「食べる」ことを支え、コロナ禍においてもあたたかく優しいつながりを維持しようと、尽力されています。その全ての活動は、日頃からこども食堂での子どもや子育て世帯とのつながりや出会いから、生まれている活動です。

本クラウドファンディングでは、地域によっては緊急事態宣言も解除される中、みんなが集まれる居場所づくりとしての「こども食堂」と、生活が大変なご家庭などに食材やお弁当をお渡しする「フードパントリー」には、それぞれの役割があると考え、両方の取り組みを行う団体を支援するために実施します。

居場所を提供し、食を提供し、相談にのり、励まし、寄り添う。

出会いからの生み出される取り組みへの思いと、民間だからこそできる柔軟さ、機動力を生かして、取り残されかねない家庭を支え、地域と社会の明日につなげる活動です(「むすびえ・こども食堂基金」第3回目の募集として公募、助成します)。

(こども食堂が行なっているフードパントリー(食材の配布)提供:子育てネットすくすく)

なお、本クラウドファンディングは、一般財団法人村上財団(代表理事 村上絢)からのマッチング寄付を受けて実施します。

【むすびえ「新型コロナウイルス対策緊急プロジェクト」関連のまとめ】

当団体では、3月の全国臨時休校に伴い、こども食堂の子どもをはじめとする地域住民の食を支える活動を支援するため、食材の提供を呼びかけ、これまでに18の企業や団体からご寄付された 食材 約30,200食、米 2トン、アルコール製剤 4,800リットル、マスク 300枚などの食材、物品を、のべ681箇所のこども食堂・こども食堂の地域ネットワークへとお送りしました(4/30現在)。
また、長期化する緊急支援活動を支えるため、助成金制度「むすびえ・こども食堂基金」を創設し、現在、第2回目の募集を行なっています。
そのほかにも、アンケート調査、こども食堂・フードパントリー開設簡易ハンドブックの作成、チャイルドラインカードの配布なども同プロジェクト内にて実施しています。

新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト(3/5)
https://musubie.org/news/2073/
新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト 中間報告(4/23)
https://musubie.org/news/2109/
こども食堂の現状&困りごとアンケート調査結果(4/23)
https://musubie.org/news/2126/
中間報告オンラインセミナー(4/24)
https://musubie.org/news/2120/
「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」第2弾(4/27)
https://musubie.org/news/2141/
むすびえ・こども食堂基金第1回募集要項(4/27)
https://musubie.org/news/2136/
こども食堂・フードパントリー開設簡易ハンドブック(5/5)
https://musubie.org/news/2153/
むすびえ・こども食堂基金第1回採択結果(5/11)
https://musubie.org/news/2163/
新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト 中間報告 その2(5/12)
https://musubie.org/news/2160/

【村上財団からのメッセージ】
2017年に東京都文京区ではじまった「こども宅食」の支援を通じて、日々の生活における「食」の持つパワーを身にしみて感じています。物理的におなかが満たされるというだけでなく、会話や笑顔、そして人とのつながりを生み出したり、暖かい気持ちを受け取ったり届けたりと、「食」を通じた支援は、大きな広がりを持っていると感じています。核家族化、共働きやひとり親家庭の増加といった様々な時代の変化において、むすびえさんが取り組まれる「子ども食堂」の重要性と可能性は非常に大きいと思います。多くの方々の生活に変化が生じているこのコロナ禍においてはなおさらです。一人でも多くの子ども、そして家庭に「食」を通じて笑顔と暖かい気持ちが届くことを願って、マッチング寄付という形で支援をさせていただきます。

【むすびえ理事長 湯浅誠】
社会活動家。東京大学先端科学技術研究センター特任教授。
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1990年代よりホームレス支援に従事し、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。法政大学教授(2014〜2019年)を経て現職。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。 ヤフーニュース個人に連載中の「1ミリでも進める子どもの貧困対策」で「オーサーアワード2016」受賞、法政大学の教育実践で「学生が選ぶベストティーチャー」を2年連続で受賞。「こども食堂安心・安全プロジェクト」でCampfireAward2018受賞。他に日本弁護士連合会市民会議委員、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」レギュラーコメンテーターなど。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/

【特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ】
「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる」をビジョンに掲げ、2018年12月にNPO法人化。
地域ネットワーク団体の支援事業、企業・団体との連携事業、調査・研究事業の3事業を通じて、ビジョンの実現に向け取り組んでいる。
https://musubie.org/

【本件お問い合わせ先】
特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
〒151-0053 東京都渋谷区代々木二丁目12番2号こども食堂ネットワーク内
担当:三島理恵
Email: kodomo@musubie.org

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