新着情報

【プレスリリース】(緊急記者発表)「コロナ緊急対策『こども食堂基金』で5万人の子どもに食を プロジェクト &緊急事態宣言後の『移行期』を乗り切るこども食堂支援パッケージ」の発表

「コロナ緊急対策『こども食堂基金』で5万人の子どもに食を プロジェクト
&緊急事態宣言後の『移行期』を乗り切るこども食堂支援パッケージ」の発表

【はじめに】
新型コロナウィルス感染症の影響で、全国のこども食堂も甚大な影響を受けており、従来の居場所提供を行っている団体は1割まで減少しています。他方、46%のこども食堂がフードパントリー(食材配布)などに形態を変え、活動を継続されています(いずれもむすびえ「こども食堂の現状&困りごとアンケート調査結果」より)。
むすびえでは、それらの活動を支援するため、3月に「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」を始め、これまでに食料等の寄付を企業・団体に呼びかけ、全国に届ける活動を行なってきました。
また4月27日からは、同「緊急プロジェクト第二弾」として、「今日をしのぐ」「明日をひらく」事業に対し助成する助成制度を創設しました(4/27募集開始、5月11日採択結果発表)。そして、現在第2回目の助成事業の募集を行なっております。

このたび、緊急事態宣言解除後の「移行期」を見据えて、同「緊急プロジェクト第三弾」を発表します。こども食堂とフードパントリー(食材配布)の両立支援を行う題記のクラウドファンディングを実施する理由と背景、こども食堂の再開支援、第2波を想定した基金の設立などについてご説明します。
依然として不確実性が残る移行期に、いかにこども食堂が社会の中でその役割を果たしていくか、またそれを支えていくか、そしてそれが「新しい生活様式」や「アフターコロナ」とどのような関連があるか、むすびえ理事長で東京大学特任教授である湯浅誠より、プレゼンさせていただきます。

また「フードパントリーで見えてきた景色」と題して、「子どもの居場所作り@府中」の南澤かおりさんからご報告いただきます。学校休校や緊急事態宣言によって、いわば「強いられて」実施したフードパントリーが、こども食堂にとって新しい「景色」を切り開くものであったことをお伝えできると思います。

なお、本緊急記者発表はオンライン会議ツールを使用しての開催となります。
是非とも、こども食堂の現状や今後に関し、関心をお持ちいただける全国の報道関係者の皆様にご参加いただけますことを心よりお待ちしております。

【概要】
日時:2020年5月22日(金)17:00から18:00
事前申込:お申し込みはしめきりました。
※事前のお申込み制(5/22 13:00締切)です。
※お申し込みいただいた方に、zoom URLと資料(当日)をお送りいたします。
※当日は、wifi環境が整った場所でご参加いただくことをおすすめいたします。
※ご参加者は、可能な限りイヤホン・マイクやヘッドセットなどの活用いただき、周りの方にご迷惑にならないようご配慮をお願いいたします。
※本緊急記者発表は、録画させていただき、後日ウェブサイトに掲載いたします。予めご了承ください。

なお、オンライン会議アプリZoom(ズーム)を使い配信します。
初めて利用される場合は、アプリの事前インストールが必要となります。視聴用URLは、お申し込みいただいた方に、開催日前日までにご案内いたします。
【ZoomのPC・スマホへのインストール方法は、以下をご参照ください。】
https://zoom.nissho-ele.co.jp/blog/manual/zoom-install.html

【クラウドファンディングについて】

寄付が2倍 コロナ緊急 「こども食堂基金」で5万人の子どもに食を

https://readyfor.jp/projects/kodomoshokudo-fund
(5/22 13:00に公開します。)

目標金額:1000万円
クラウドファンディング実施期間:2020年5月22日から7月31日

新型コロナウイルス感染・拡大に伴い全国で休校要請、緊急事態宣言により外出自粛、営業自粛などがなされ、その影響が人々の日々の暮らしに大きな不安と打撃を与えています。
そんな中、こども食堂が日頃からの子ども、子育て世帯とのつながりの中で、なんとか「食べる」ことを支え、コロナ禍においてもあたたかく優しいつながりを維持しようと、尽力されています。その全ての活動は、日頃からこども食堂での子どもや子育て世帯とのつながりや出会いから、生まれている活動です。
本クラウドファンディングでは、地域によっては緊急事態宣言も解除される中、みんなが集まれる居場所づくりとしての「こども食堂」と、生活が大変なご家庭などに食材やお弁当をお渡しする「フードパントリー」には、それぞれの役割があると考え、両方の取り組みを行う団体を支援するために実施します。
居場所を提供し、食を提供し、相談にのり、励まし、寄り添う。
出会いからの生み出される取り組みへの思いと、民間だからこそできる柔軟さ、機動力を生かして、取り残されかねない家庭を支え、地域と社会の明日につなげる活動です(「むすびえ・こども食堂基金」第3回目の募集として公募、助成します)。

なお、本クラウドファンディングは、一般財団法人村上財団(代表理事 村上絢)からのマッチング寄付を受けて実施します。

【むすびえ「新型コロナウイルス対策緊急プロジェクト関連のまとめ】
当団体では、3月の全国臨時休校に伴い、こども食堂の子どもをはじめとする地域住民の食を支える活動を支援するため、食材の提供を呼びかけ、これまでに18の企業や団体からご寄付された 食材 約30,200食、米 2トン、アルコール製剤 4,800リットル、マスク 300枚などの食材、物品を、のべ681箇所のこども食堂・こども食堂の地域ネットワークへとお送りしました(4/30現在)。
また、長期化する緊急支援活動を支えるため、助成金制度「むすびえ・こども食堂基金」を創設し、現在、第2回目の募集を行なっています。
そのほかにも、アンケート調査、こども食堂・フードパントリー開設簡易ハンドブックの作成、チャイルドラインカードの配布なども同プロジェクト内にて実施しています。

新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト(3/5)
https://musubie.org/news/2073/
新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト 中間報告(4/23)
https://musubie.org/news/2109/
こども食堂の現状&困りごとアンケート調査結果(4/23)
https://musubie.org/news/2126/
中間報告オンラインセミナー(4/24)
https://musubie.org/news/2120/
「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」第2弾(4/27)
https://musubie.org/news/2141/
むすびえ・こども食堂基金第1回募集要項(4/27)
https://musubie.org/news/2136/
こども食堂・フードパントリー開設簡易ハンドブック(5/5)
https://musubie.org/news/2153/
むすびえ・こども食堂基金第1回採択結果(5/11)
https://musubie.org/news/2163/
新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト 中間報告 その2(5/12)
https://musubie.org/news/2160/

【むすびえ理事長 湯浅誠】
社会活動家。東京大学先端科学技術研究センター特任教授。
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1990年代よりホームレス支援に従事し、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。法政大学教授(2014〜2019年)を経て現職。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。 ヤフーニュース個人に連載中の「1ミリでも進める子どもの貧困対策」で「オーサーアワード2016」受賞、法政大学の教育実践で「学生が選ぶベストティーチャー」を2年連続で受賞。「こども食堂安心・安全プロジェクト」でCampfireAward2018受賞。他に日本弁護士連合会市民会議委員、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」レギュラーコメンテーターなど。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/

【特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ】
「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる」をビジョンに掲げ、2018年12月にNPO法人化。
地域ネットワーク団体の支援事業、企業・団体との連携事業、調査・研究事業の3事業を通じて、ビジョンの実現に向け取り組んでいる。
https://musubie.org/

【本件お問い合わせ先】
特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
〒151-0053 東京都渋谷区代々木二丁目12番2号こども食堂ネットワーク内
担当:三島理恵
Email: kodomo@musubie.org

新着情報一覧へ
トップへ戻る