【お知らせ】新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト「むすびえ基金」第一弾採択結果について｜新着情報

新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト「むすびえ基金」の採択結果につきまして、以下の通り発表いたします。

今回、創設したばかりの「むすびえ基金」、かつ短期間での募集にもかかわらず、全国34都道府県の138団体より144件（Aコース79件、Bコース65件）の応募をいただきました。
新型コロナウイルス緊急対策として、様々な取り組みでお忙しくされている中、申請書の作成は大変なご負担だったと思います。それでもこんなにもたくさんの方が、工夫をこらしながら思いをもって活動をされておられるご様子に、選考委員・事務局ともども、大変感銘を受けました。
ご応募いただきました皆様に、心から敬意を表します。

また、今回、すべての団体を応援したい気持ちを持ちながら、限られた予算の中、採択団体を選択せざるを得ませんでした。
特に採択団体数に対して応募が多数寄せられ採択率の高くなったBコースについては、採択団体数を当初予定しておりました5団体から10団体に増やしましたが、それでも55団体の皆様のご意向に沿えない結果となり、大変心苦しく思います。
むすびえとしては、なるべく早くに第二弾、第三弾と募集が行えるよう、資金調達に努めています。ご案内ができるタイミングがきましたら、お知らせいたします。
第一弾でご申請いただいた団体には、申請書作成のご負担を出来るだけ軽減できるよう工夫したいと思っておりますので、その際は、改めてご検討いただけますと幸いです。

なお、本助成により、推計約37,600名の方たち（延べ人数）に食材やお弁当などの食を提供できることとなりました。ご寄付いただいたみなさまには、深く感謝申し上げます。

むすびえ「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」へのご寄付はこちらから承っております。https://congrant.com/project/musubie/1476（クレジットカード、銀行振込が可能です。）

むすびえ基金選考会委員清原委員長からの動画メッセージ

皆様、こんにちは！　清原慶子です。
私は、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの「むすびえ基金」助成金第1弾の選考委員長を務めさせていただきました。
ご応募してくださった皆様、どうもありがとうございます。
採択された皆様、おめでとうございます。
採択されなかった皆様におかれましても、新型コロナウイルスの感染症が心配される中、こども食堂や子ども・子育て支援の取り組みを、心を込めて進めていらっしゃるそのご努力に、心から敬意を表します。
むすびえでは第2弾、第3弾を企画していくと、湯浅誠理事長がおっしゃっています。
今回、採択されなかった皆様におかれましても、それは優劣をつけたことではございません。
ぜひ、次なる機会に必ずご応募をお願い致します。
皆様のお取り組み、そしてご健康を心から願っております。
どうぞ、次の選考の機会に皆様がご応募して頂きますことを心から願い、ご挨拶と致します。
どうもありがとうございます。

清原慶子（杏林大学客員教授、ルーテル学院大学学事顧問・客員教授、前・東京都三鷹市長、前・全国市長会少子化施策担当副会長）他

選考委員からのメッセージ

このたびは、たくさんの御応募ありがとうございました。
応募者の皆さんから届いた申請書は心のこもった“お手紙”。皆さんの体温が伝わってきて、胸が熱くなりました。
子供たちやその家族のために寄り添い、奮闘されている皆さんのお姿を思い浮かべながら“お手紙”を読ませていただきました。
困難な状況である今こそ、社会全体で子供を支える世の中に変えるチャンス。
それを先頭に立って実践されている全ての皆さんが、アフターコロナの新しい時代を切り拓く先駆者です。
応募があったすべてのお取組は、子供たちの笑顔を取り戻し人生を切り拓く力を与えてくれる尊いお取組。優劣などありません。
皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございます。
そして、私がこの場で全ての皆さんにお伝えしたいことは、大人である皆さん一人一人がいつも笑顔でいて欲しいということ。
自分自身が充実した日々を送ってください。疲れた時は休んでください。体を大切にしてください。
皆さんが笑顔でいられるからこそ、子供たちは笑顔になれると思います。
本当に困っている子供たちに寄り添いいつも気にかけてくださっている、全ての皆さんにエールを贈ります。

内田貴之（戸田市副市長）

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日常の生活すら厳しい家庭がコロナウイルスの感染拡大の影響で、どん底まで追いやられている。「そうした親子を放置できない」という応募された方々の切実な思いが申請書類にあふれていました。
応募された団体のことを十分に知ることもなく、選考しなくてはならないことに苦しみばかりでした。
こども食堂をはじめとした民間の支援活動である共助もとても大切ですが、いまこそしっかりと公助の力を発揮しなくてはならない、と今回の選考を通じて改めて感じました。選考会の翌日、国会議員への陳情の場で、多くの議員が共助ばかりを強調する発言が続いたことに、大きな違和感を持ち、思わずこう発言しました。
「各地の子ども支援の方々は、資金も時間も限られている中、すでに十分がんばっています。大災害のときは、避難所にお弁当が配布されます。このように食支援にも公的保障が必要です」。公助の充実に向けた働きかけも続けていきます。
そして、支援する人へのケアもとても大切です。支援者であるみなさんご自身が、心身ともに健康にお過ごしいただけることを切に願っています。みなさんの元にいらっしゃる親子は、みなさんの温かいお気持ちに何よりも大きなエールをいただいているのですから。

小河光治（公益財団法人あすのば代表理事）

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選考書類を拝見しながら、「つながり続ける」という、皆様からの強いメッセージをいただいたように思いました。
こども食堂は多様だからこそ素晴らしいと思っています。大規模で、何人もの方を支える団体もあれば、月一回、小さな繋がりを大事にしているところもある。長い活動を継続している団体もあれば、昨年始めたばかりのところもある。ありようは様々でも「今、この繋がりを無くしてはいけない」と思う気持ちは皆様同じです。それほど繋がりの先には切羽詰まった状況があるのです。誰もが自分のできることを自分の場所で始めています。どの活動も大切で、どの活動の先にも大切な誰かがいることを、この審査で教えていただきました。全部の活動を応援したいと選考委員も辛い審査でした。
第二次も予定があるそうなので、今回選考されなかった方もぜひまたトライしてください。

白河桃子（相模女子大学特任教授、昭和女子大学客員教授、東京大学大学院情報学環客員研究員、ジャーナリスト）

むすびえ理事長湯浅誠からのメッセージ

ご応募くださったみなさまへ

今回は「むすびえ基金」へのご応募をありがとうございました。
144件の申請を、一件一件大切に読ませていただきました。
いつもながら、みなさんの精力的かつ臨機応変なご活動に感激しました。
いつも、本当に、ごくろうさまです。そしてありがとうございます。
今回、本当にたくさんのご応募をいただいたこともあり、多くのご応募を不採択とせざるを得ませんでした。
とりわけBコースは、5件の採択予定件数に対して65件のご応募をいただきました。
急遽、採択件数をさらに5件増やして10件としましたが、それでも55件のご応募にはお応えできませんでした。
本当に、残念で、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
「もっとお金が欲しい」と、これほど切実に思ったのは初めてです。
Aコースは、緊急事態宣言下の今、厳しいご家庭を支え、生活崩壊を防ぐために、
Bコースは、子どもを支え、飲食店を支えることで、コロナ危機後にこども食堂がより一層地域に受け入れられ、根付いた存在となっているために、これからも続けていくべき活動と、私たちは考えています。
むすびえ基金助成の第二弾、第三弾を打てるように努力します。
またご報告させてください。

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採択団体一覧

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Aコース：「今日をしのぐ」活動助成（上限10万円・50団体）

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Bコース：「明日をひらく」活動助成（上限50万円・10団体）

居場所作りプロジェクトだんだん・ばぁ　https://dandanbar.jimdofree.com/
ひのくにスマイル食堂　http://hinokunisumairusyokudou.business.site/
タウンスペースWAKWAK　https://wak2.jimdofree.com/
Synabse40　http://www.facebook.com/synapse40
ビーンズふくしま　http://www.beans-fukushima.or.jp/
信州協働会議.　https://www.facebook.com/shinsyu.kyodo.kaigi/　
https://www.facebook.com/honwakakinomi/
インクルいわて　http://inclu-kodomo-shokudou.jp/
フードバンク北九州ライフアゲイン　http://fbkitaq.net/
おのみなとこども食堂の会　https://www.facebook.com/onominato.kodomo/
山口せわやきネットワーク　https://asuhana.org/　　
facebookページ: https://www.facebook.com/kodomoasuhana/

むすびえ基金選考会委員 清原委員長からの動画メッセージ

選考委員からのメッセージ

むすびえ理事長 湯浅誠からのメッセージ

採択団体一覧

Aコース：「今日をしのぐ」活動助成（上限10万円・50団体）

Bコース：「明日をひらく」活動助成（上限50万円・10団体）

むすびえ基金選考会委員清原委員長からの動画メッセージ

むすびえ理事長湯浅誠からのメッセージ