プロジェクト紹介

2020年度新型コロナウイルス対応緊急支援助成

2020年度 新型コロナウイルス対応緊急支援助成【公募終了】
「こども食堂への包括的支援事業ーこども食堂が地域の明日をひらくー」

実施期間:2021年10月まで
本事業申請は、「緊急事態宣言は解除されたが、これからは第二波を懸念しつつ、経済・社会活動を徐々に再開していく平時と非常時の狭間に位置付けられる時期」を見据え、課題設定は、コロナ禍で生活危機にある人々は、社会的弱者やコロナ以前から暮らしに余裕のなかった人たちであると捉え、それを解決すべくアプローチとして、こども食堂が行う「包括的」な支援を促進する事業を設計したものでしたが、実施期間中に、第五波までの感染ピークが来ました。そういった意味では、課題の特定も、事業設計も、緊急時の対応として想定したものではありますが、コロナの影響がここまで長期化することは想定していなかったため、想定より加速的に深刻化、複雑化する課題に対して、緊急支援活動として、各実行団体はニーズを迅速に把握しながら、柔軟な活動を展開することとなっています。そういった意味においては、「包括的」な支援を推進する事業設計だったことは、こども食堂の多様性・柔軟性という強みを最大限生かすことができたのではないかと捉えています。また、変容する社会の中で、現場と繋がり柔軟にかつ精力的に活動する実行団体は、活動地域での信頼を高め、行政、社協、事業者等との連携が促進されたことは、継続性や今後の発展性においても大きな成果につながったという手応えがあります。
さらには、本事業は、むすびえにとって初めての休眠預金活用事業となり、事業推進だけでなく、各団体の組織力(ガバナンス・コンプライアンス、体制等)が強化されたことが確認され組織運営にとって重要な成果と捉えており、「伴走支援」を組織にビルドインしていく契機となりました。

・公募案内:https://musubie.org/news/2499/
・採択結果:https://musubie.org/news/2662/

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