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2022年度 むすびえ・こども食堂基金(春募集)採択団体発表と選考委員による選考評のお知らせ

2022年度 むすびえ・こども食堂基金(春募集)の採択結果につきまして、以下の通り発表いたします。

今回の助成事業につきましては、全国39都道府県のこども食堂より200件の応募をいただきました。

新型コロナウイルス感染の状況が目まぐるしく変わるなか、地域の新たなニーズへのご対応や、活動形式を試行錯誤しながらご活動をされているご様子が伝わってまいりました。

ご応募下さいました皆様に、心より敬意を表します。

選考委員の皆様と慎重に検討させていただいた結果、不採択とさせていただいた団体様もあります。ご期待に沿えず、大変申し訳ございませんでした。

むすびえでは、今後とも助成事業含め、厳しい状況の中でも地域のつながり作りに励まれる皆様を支援するため取り組んでまいります。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

なお、今回の助成事業は、イオン株式会社、公益財団法人 浦上食品 ・ 食文化振興財団、株式会社エフエム東京、個人等のご寄付からのご支援を受けて実施しております。こども食堂に関心をお寄せいただき、ご支援下さいまして、誠にありがとうございます。

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むすびえ・こども食堂基金選考会委員 清原委員長からのメッセージ


全国のこども食堂の皆様のご奮闘とご応募に、心から感謝申し上げます。

むすびえこども食堂助成基金春募集の選考は、物価高と感染者数の激増の中で行われました。

皆様は、まさに厳しい環境の中でこども食堂の持続可能性を模索する日々と思いますので、本助成を創意工夫してご活用ください。

Cコースの地域のネットワークづくりは、こども食堂の利用者の幸せと活動の持続可能性を確保するために機能することが期待されます。こども食堂の皆様は決して内にこもらずに、他のこども食堂や関係機関との連携を通して、オープンマインドに、前向きに、未来につながる活動を切りひらいて行ってください。

清原慶子(杏林大学客員教授・ルーテル学院大学客員教授・内閣官房こども政策参与・前三鷹市長)

選考委員からのメッセージ


コロナ感染「第7波」、物価や光熱費の高騰、給食のない長い夏休み。困窮する子育て世帯は、過酷な三重苦に追い詰められています。だからこそ、こども食堂や食支援を続けることが大切だと考えていらっしゃるみなさんの温かい想いを感じながら選考させていただきました。

Aコースの食材支援の重要性とともに、Bコースのひとり親世帯向けの支援も、孤立するひとり親世帯への大きな支えになると思います。また、こうした時期だからこそ、Cコースの地域でのこども食堂ネットワークの強化は大切な課題だと考えます。

助成金を十分に活用していただき、今後につなげていただきたいと心から願っています。

小河光治(公益財団法人あすのば代表理事)

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130団体に助成させていただきました。

この助成金を活用して長く活動を継続されている方、団体代表のお名前をみて、がんばっておられる姿を想像できるような方もいらっしゃいます。また、実績はないが、新しくこの活動を始めたいという意欲にあふれた方もどんどん増えております。

継続と広がりの両輪で、こども食堂が全国にしっかりとした絆を張り巡らしていく・・・そんな未来が垣間見得た審査でした。

白河桃子(相模女子大学大学院特任教授 ジャーナリスト)

むすびえ理事長 湯浅誠からのメッセージ


ご応募いただいたみなさま、今回もありがとうございました。

食材支援のAコース、ひとり親支援のBコース、ネットワーク支援のCコースで実施させていただきました。

食材支援やひとり親支援は物価高騰の折、みなさんの暮らしを支える活動に活用いただければうれしいです。

ネットワーク支援に関しては、私たちは、地域にあるすべてのこども食堂を包括的かつ公平に応援する地域全体のネットワーク団体を募集していましたが、有志でつくるネットワーク団体の応募が散見されました。「地域ネットワーク」というときに何をイメージするか、正確に伝えることの難しさを痛感しました。

今後さらに工夫を重ねていきたいと思います。

湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ)

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採択団体一覧

Aコース(食材支援コース)
Bコース(ひとり親支援コース)
Cコース(こども食堂地域ネットワーク支援コース)

729日(金)にABコース採択団体の皆様へ、助成金の受領や事業の実施に当たってのガイド等をお送りしました。必ず内容をご確認いただきますよう、お願いします。

問合せ先:
https://form.run/@kikin-inquiry

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