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「“共通言語”で多世代をつなげ、笑顔の輪を広げる」 〜一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団 〜

【こども食堂応援団インタビュー】
こども食堂は今年2022年、誕生から10年を迎えました。東京都・大田区ではじまったこども食堂は、この10年で全国に広まり、現在6,000箇所を超えています。
むすびえは、これまでご支援いただいた企業・団体の皆様をこども食堂応援団とし、ご支援の取り組み、そこに込められた想いについて伺いました。
こども食堂10周年を契機に、さらに大きな支援の輪が広がっていくように願っています。

―― プロジェクトの概要

2011年に発生した東日本大震災をきっかけに、株式会社ポケモンの有志社員が被災地の子どもたちのためにできることはないかと始めた「ポケモン・ウィズ・ユー(POKÉMON with YOU)」の活動。2021年4月には、地域交流の場として認知され始めたこども食堂をさらに応援するべく、「ポケモン こども食堂応援隊!」を発足しました。子どもだけでなく、運営スタッフをはじめ老若男女、こども食堂に集う人たちに笑顔の輪が広がるように、物資面での支援を開始。現在はポケモンらしい社会貢献活動を持続的に拡大していくために、一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団を設立し、全国のこども食堂へ向け、新学期や季節の行事にあわせたお楽しみグッズ、食堂内で使える遊び道具や文具、スタッフ用の備品や来場促進のためのツールの提供を行っています。コロナ禍で控えていたピカチュウと一緒にこども食堂を訪問する活動も今後再開していく予定です。

当プロジェクトの担当である、蔡 暉映さん ・柴田 涼さんにお話を伺いました。

―― 支援しようと思ったきっかけを教えてください。

当財団の名称でもある「ポケモン・ウィズ・ユー(POKÉMON with YOU)」は、設立母体である株式会社ポケモンの有志社員が、東日本大震災をきっかけに始めた活動です。震災で始まった活動ではありましたが、もっと他の分野にもお手伝いできることがあるのではと検討を始め、全国でも拡大しつつあったこども食堂が候補の一つに上がりました。
ポケモンらしい社会貢献活動を持続的に拡大するために、昨年9月に財団を立ち上げて活動を移管しましたが、「POKÉMON with YOU」の名に込められた「ポケモンが寄り添うことで、こどもたちを笑顔にしたい」という想いもそのまま引き継がれています。
「食事」を通して、こども食堂で得られる経験は実にさまざまです。みんなで食べるという体験は孤食の解消につながりますし、自分の家庭ではなく地域の方が作った食事をいただくという体験もできます。また、地域の方々が集まって交流をしたり、仲良くなったり、お互いを助け合えるような関係を作ることもできます。そのすべての中心にあるのが「子どものために何かをしたい」という熱い想い。私たちはそこに「ポケモン・ウィズ・ユー」の活動との親和性や目的の一致を見出し、支援の参加を決めました。
立ち上げ時に、こども食堂のみなさんから地域の方々の認知や理解が進んでいないという声をお聞きしました。ポケモンの強みを生かして、より多くの方にこども食堂へ親しみを持っていただき、気軽に足を運んでいただけるようなお手伝いができたらと思い、活動をしています。

―― 支援に対しての想いや、実際支援している中で感じていること、具体的なエピソードなどを教えてください。

こども食堂はそもそも自発的なボランティア中心の活動にも関わらず、10年で全国6000カ所へ広がっており、まさに社会に求められているのだと実感しています。当初は私たちが参加しても役立つ支援が出来るのだろうか、と不安を抱きながらのスタートでした。しかし、実際に昨年の冬にクリスマスツリーのペーパークラフトをお送りしたところ、「クリスマスの時期の会場が華やかになった」「ペーパークラフトをみんなで作り、楽しい時間を過ごせた」という声を聞くことができました。また、新入学のタイミングでお送りした文房具セットが、学校に行く一つのきっかけになったという声も聞き、たくさんお礼やお手紙、笑顔あふれる写真をいただきました。ピカチュウと一緒に現地訪問した際は、扉を開けてピカチュウと対面した子どもたちの目の輝きや、その様子を笑顔で見守っている運営スタッフの方々の様子は、私たちにとっても忘れられない体験になっています。今後もこども食堂で笑顔を増やせるような支援を続けていければと思っています。

―― 今後こども食堂やむすびえとどのようにかかわっていこうと考えていらっしゃいますか。

2021年4月に活動をスタートした当初は、コロナ禍の影響もあり物資の支援を中心に行ってきました。今後も物資に関してはむすびえさんの持つ知見やネットワークで各地域の支援団体の皆さんのご協力をいただきながら、質と量の二つ両面で拡充していきたいと思っています。特に量の面ではこれまで900カ所以上にお送りさせていただいたグッズの物資支援を、夏やクリスマスシーズンには1,000ヵ所、2,000ヵ所と支援範囲を拡大させていきたいと思っています。質の面においても、支援内容をしっかりと見直し、自己満足で終わらないようにと考えています。こども食堂の場を盛り上げるようなグッズが求められる一方で、文房具などすぐに学校に持って行ける必需品が求められる場合もあります。私たちの思いを強く押し付けるのではなく、こども食堂の皆さんの思いを受け止めながら、ベストなものを探っていきたいと考えています。
また、世の中の状況が落ち着いたらこども食堂への訪問活動にも力を入れていきたいと考えています。単発で終わらせることなく全国を巡り、活動の報告を随時情報発信して行くことで、日本全国で子ども食堂への理解が深まることを期待しています。
ポケモンが生まれてから20年以上。こども食堂を運営されている若い方や、お母さん方の中にも、ピカチュウを知っているという方が多くいらっしゃいます。子どもと運営者の方々、こども食堂に集う人たちの共通言語になっているという面でも、私たちの活動が皆さんをつなげる一助になればと思っています

―― むすびえメンバーより

むすびえにもこども食堂さんからメールが届くのですが、こんなにもたくさんのお礼のメールは見たことがないぐらいです。写真やお礼のメールを一件一件拝見するたびに、とてもうれしい気持ちになります。今後の展望についても深く考えてくださり、尊敬の念に堪えません。是非むすびえとしてもパートナーとして一緒に頑張っていけたらと思います。

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