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【ご報告】こども食堂運営者のための、ファンドレイジングセミナー(はじめの一歩編)

みなさん、こんにちは。三島です。

先日、こども食堂運営者のための、ファンドレイジングセミナー(はじめの一歩編)を開催いたしました。

このセミナーは、コロナでフードパントリー活動などに活動内容を変容しながら続けられている中で、各地域から届いている「資金不足」の声。最新のこども食堂困りごとアンケート結果でも43.5%が資金不足の困りごとを挙げておられます。

むすびえでは、その声に少しでもお答えするために、こども食堂基金などを立ち上げてきましたが、基金だけでは十分にその声にこたえられない・・・
でも、やりたい活動をお金がないで諦めて欲しくない、そんな思いで、ファンドレイジングセミナーを企画しました。

今回は、日本で唯一ファンドレイジングの普及啓発・人材育成を行う認定N P O法人日本ファンドレイジング協会のプログラムオフィサーの久保さん、認定ファンドレイザーで、山口県で小郡みんな食堂を主宰する柿沼さんを講師にお招きし、2時間のセミナーを開催しました。

「ファンドレイジング」と聞くと、難しそう、大変そう、よくわからないと思われる方も多いかなぁと思っていましたが、久保さんから、「ファンドレイジングを学ぶ先に、何を実現したいですか?」の投げかけに、チャットには、たくさんの「声」を寄せていただきました。

「子どもの居場所の開所時間を1日でも1時間でも増やしていきたい」
「子ども食堂を継続して運営できる地域づくり」
「みんなの食堂をみんなで作るために、みんなのやる気を実現したい!みんなが幸せな地域づくり」
「安定したこども食堂の運営につなげたい。」

そして、ファンドレイジング概論についてお話しをいただき、
「ファンドレイジングは、仲間集めであること」「共感を軸にその輪を広げていくこと」
についてお話をいただきました。

後半には、こども食堂のファンドレイジング実践事例として「小郡みんな食堂」の柿沼さんに発表いただきました。

柿沼さんからは、コロナ禍で開催がしずらくなった時、なんのために活動をしているのかを運営委員メンバーで話し合い、目指していることを確認しあったことや、その実現のためにどういう活動ができるのかを検討しあったご様子、その活動を実現するために、助成金申請や企業等への寄付の依頼をされてきたお話しを、共有いただきました。

また、やりたい活動をしていくために、「組織」のあり方についても運営委員のみなさんで話し合ったことも教えていただきました。

セミナーには、約100名の方がご参加くださり、活発なご質問応答からも関心の高さを感じています。

むすびえでは、継続してファンドレイジングセミナーを企画したいと思っておりますので、
共感の輪を広げていくための「伝えるコツ」、個人寄付、企業支援の集め方や報告の仕方、効果的な助成金の獲得・活用の仕方、クラウドファンディングや行政連携でやるガバメントクラウドファンディングなど個別のファンドレイジングのアクションについて関心がある方は、ご参加ください。

開催のご案内は、むすびえH P、S N S、メルマガ等でご案内いたします。

改めて、ファンドレイジングセミナーにご参加くださいました皆さま、ありがとうございました!

ファンドレイジングに関するお問い合わせは、 hello@musubie.orgまで、お送りください。

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