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【ご報告】認定NPO法人山口せわやきネットワークとともに「未来対話ワークショップ」を開催しました ~休眠預金21年度通常枠 活用事業~

休眠21年度通常枠 むすびえ事業「こども食堂をハブとした地域の資源循環促進事業−多世代がつながり子どもを見守るまちづくりを目指して−」の一環として、24年7月11日に山口県のこども食堂中間支援団体「認定NPO法人山口せわやきネットワーク」とともに未来対話ワークショップを開催しました。

当日は、ファシリテーター(オーセンティックワークス 古江さん)を迎え、行政機関の窓口担当者、これまで協力いただいていたステークホルダーやこども食堂運営者にご参加いただきました。山口県のこども食堂ネットワークの立ち上げ期に参加されていた皆さんやこども食堂・居場所を新たに担う行政関係者の皆さんが対話する機会となりました。

<ワークショップの目的>

・社会、地域の未来について考えた上で、団体・組織の今後の立ち位置・役割や事業の方向性について対話し、意識合わせを行う。
・ステークホルダーとの間に連帯・連携がより育まれていく土壌を耕す。

<ワークショップ参加団体>

山口県こども家庭課
島根県西部県民センター
周南市観光振興課
NPO法人Kananowa
マチスジ食堂
岬小朝ごはん
小郡みんな食堂
認定NPO法人山口せわやきネットワーク

<ワークショップの様子>

前半のこれまでの軌跡を振り返るワークの中では、社会、地域、組織、個人の軌跡を会場全体を使って可視化していきました。「市民活動に関わり出したきっかけ」や「今の仕事をしようと思った過去の体験」など、自分自身や他者のこれまでの活動を振り返りながら、過去の自分への承認や自己開示を行うことで、参加者同士のコミュニケーションが活発になりました。

会場全体を使いながら、過去から現在までの軌跡を社会、地域、組織、個人に分けて貼り付けていく。
貼り付けたものを、歩きながら眺めてそれぞれの軌跡を噛み締めていきました


後半はこれからこども食堂を取り巻く環境の変化によって、地域や自団体に起こりうる未来を参加者全員の観点を持ち寄りアウトプットし、未来の想定の幅を広げていきました。

想定されるトレンドの中で「地域の未来のために」団体として求められることや担っていく役割を、レゴブロックを使用したワークや対話をしながら検討しました。

最後に、イメージした地域の未来をつくっていくために、それぞれの団体が担っていく役割を検討し、他の団体への宣言を行いました。

こども食堂を取り巻く環境の変化によって起こりうる未来を参加者全員でアウトプットし想定の幅を広げます。
つくりたい未来を別団体の方と一緒に対話しレゴで形にしていく。
対話の中で、共通で目指しているもののイメージを捉えることができるようになっているように感じました。
団体ごとのワークで地域の未来のための「needs」を自団体の「can」「want」に分けて考えることで、
これからの役割や立ち位置がイメージされました。最後は自団体の担っていきたい役割を発表しました。


ワークショップを終えて、
参加者から「立ち止まって、自団体の中でもできること、できないこと、担っていきたいことを擦り合わせる機会になって良かった」、「ステークホルダーの中でどのような方がどのような思いで活動されているのか知ることができた」などのコメントをいただきました。

今後も、こども食堂と地域の未来について、地域ネットワーク団体やこども食堂運営者が行政や社協などのステークホルダーとともに考え、連携が広がるきっかけとなる場を提供してまいります。

・・・・・

休眠21年度通常枠 むすびえ事業「こども食堂をハブとした地域の資源循環促進事業−多世代がつながり子どもを見守るまちづくりを目指して−」を引き続きご一緒に推進してまいります。

むすびえ 休眠預金事業:
休眠預金事業 – むすびえ (musubie.org)

【本件問い合わせ先】
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
休眠預金21年度通常枠事業 担当:遠藤、西川、光岡、佐藤、細谷、町田
kyumin2021@musubie.org

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