こんにちは!森谷です。
今回は令和6年度能登半島地震支援の延長にて、石川県金沢市内での二次避難者向けイベントと、羽咋郡志賀町での出張こども食堂のお手伝いに行って来ました。
どちらも主催は石川県のこども食堂ネットワーク団体も兼ねる、かなざわっ子nikoniko倶楽部さん。
土曜日と日曜日に連続して開催された2つの企画。
まずは土曜日の二次避難社向けイベントを紹介。今年に入り、かなざわっ子nikoniko倶楽部さんでは、主に奥能登から金沢市内に避難してきた二次避難者さんを対象に、通所のこども食堂での受け入れ促進、家電など必要品のサポート、「よりそいマーケット」という名称での食と物資とお楽しみコーナーを用意したイベントなど、多岐に渡る活動をしてきており、今回はその中でも子育て中のパパママにゆっくりとした時間を過ごして貰いたいという目的で作られたイベントです。
子どもたちには「プログラミング体験」という形でゲームを作ったり、ロボットを動かしたり、ドローンを飛ばしたりという普段は出来ない体験をしてもらいました。
講師を務めるのは、むすびえでも活躍するPCN武生(福井)の森田先生、PCN能登(石川)の社内谷先生、そして、おやべプログラミング教室(富山)の広瀬先生。北陸のプログラミング講師が集結してサポートしておりました。
その間にパパママにはコーヒーとおやつ、そしてハンドケアやフットケア、アロマなどをご提供し、ゆったりとした時間を過ごして貰うという企画でした。
夏用の子ども服やポケモンさんからのグッズの提供などもあり、こども達にもパパママにも嬉しい時間。お友達同士で参加するママもいて、楽しんで頂いておりました。
また、ハンドマッサージを担当してくれたのは、なんとご自身も二次避難者だというママさん。赤ちゃんを連れてでしたが、「私も何か出来ることがあれば協力したい!」とこども食堂を開催している時に訪れて、協力を申し出てくれたそうです。
こうした「支援する側とされる側」だけではない関係性がこども食堂の魅力の一つだなと改めて感じました。
そして翌日は志賀町での出張こども食堂。
今回の開催地は志賀町。初の2箇所開催。運営側のかなざわっ子nikoniko倶楽部さんもむすびえも初のチャレンジでドキドキです。
まずは11:00-12:00に「道の駅とぎ海街道」。金沢市からは1.5時間程度と輪島市や珠洲市よりは手前の地。家屋への被害はそれほど多くありませんでしたが、往路の道はところどころ整備中のところもあり、がけ崩れの後もいくつか見受けられました。
今回は「豚丼」「ベルギーワッフル」「フランクフルト」を各100食を用意。それに加えて、ポケモンさんからのグッズや衣料品に食料、日用品から生理用品まで幅広い物資の用意もあり、ハイエース2台に詰め込めるだけ詰め込んで持ち込みました。
午前中を無事に終えて、忙しなく移動して次は14:00-15:00に「アクアパークシオン」での開催。
こちらも午前中と同じラインナップを急いで準備しましたが、開催時間前から長蛇の列。
今回は、かなざわっ子nikoniko倶楽部さんが主催でしたが、同じ石川県かほく市のサンかほくキッチンこども食堂さんのサポートもあり、地元に住むボランティアメンバーの参加もあり、たくさんのご支援で実現した出張こども食堂でした。
これまで、輪島市、珠洲市と奥能登の被災地域にて実施してきた「出張こども食堂」。今回は少し手前の志賀町で開催しましたが、こちらでもやはり炊き出しも減ってきており、物資や食料の支援は有り難いとの声をたくさん頂きました。
また、子どもたちが少ない地域だと聞いていたのですが、「こども食堂」という名称もあってか、多くの子どもたちにも参加して貰うことが出来ました。
むすびえとしては、助成金事業も含めて、「出張こども食堂」としての被災地支援を応援していきたいと思いますので、引き続き、ご支援も宜しくお願い申し上げます。
(文責:森谷 哲)
- 【4/22開催】令和6年能登半島地震こども食堂支援オンライン活動報告会 -被災地は今-
https://musubie.org/news/8921/
- 【お知らせ】令和6年能登半島地震 こども食堂応援助成採択団体発表
https://musubie.org/news/8772/
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https://donation.yahoo.co.jp/detail/5209002
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