2022年9月29日(木)、杉並区社会福祉協議会様と子ども食堂ネットワーク様共同の防災研修が、ウェルファーム杉並で開催されました。
「近い将来必ず遭遇する都市型災害に備えましょう!」という声掛けに、こども食堂運営者に加えて、大学生の子ども食堂ボランティアさんや、民生委員さんなど計14名が参加されました。
前半はこども食堂防災マニュアルを活用した座学、後半は火事を想定した避難訓練が行われました。
講師にはむすびえ森谷が登壇し、こども食堂防災マニュアル以外に、こども食堂運営当事者としての経験や、9月の防災シーズンでタイムリーなメディア情報など、身近な話題を交えながらお伝えすると、参加者はメモを取られたり、熱心に質問されていました。
(講義の様子)
訓練では、こども食堂での火災発生時を想定し、どんな状況か、注意点はなにか、大事なこと、優先することはなにか。など、実際に動きながら参加者の皆さんに体験いただきました。
そして、訓練後の感想、質問タイムでは、参加者のみなさんと一緒に、人材や設備の備えのほか、日ごろからの心構えや、発災時の声掛けアイデアなど、多くの気づきが得られるとても有意義な時間となりました。
(避難訓練の様子・上画像は設定の説明、下画像は子ども役の方々)
日頃、こども食堂に関わっていただいている参加者のみなさんですが、それぞれ違う立場で、活動も防災に対する悩みもそれぞれ違います。
その活動を紹介したり、防災に対する悩みを共有する事で、地域防災の第一歩である「繋がる」が実現できたと感じました。
(感想・質問タイムで気づきを共有いただいている様子)
それぞれが持ち合わせる防災に対する不安意識を、こども食堂が「地域防災の拠点」という役割を担うことで、安心安全の場づくりに変わっていく未来をイメージできました。
こども食堂での防災研修、訓練をお考えの際は、是非ご相談ください。
本件に関するお問合せは、下記メールアドレスまでお願いします。
bousai@musubie.org(担当:森谷、和泉)