2022年9月18日(日)、防災研修会を国立市役所にて開催しました!
国立市社会福祉協議会様が主催のため、こども食堂運営者の方に加えて、民生委員さんやスクールソーシャルワーカー、児童青年課の方など、合計14名の皆様にご参加いただきました。
(講義の様子)
まずはむすびえの森谷を講師として、防災研修と、火事を想定した避難訓練が行われました。講義では、こども食堂防災マニュアルをベースに、事前に準備できること、その際にイメージすべきことを重点的に取り扱いました。最近の事例や活用しやすいアプリなどの紹介を交えた講義に、多くの方がメモをとって聞き入っていらっしゃいました。
(メモをとる参加者の方々)
避難訓練では、こども食堂での火災発生時、どうやって子どもたちと自らを守るのか、子ども役と大人役に分かれて実際に動いていただきました。訓練後の感想では、注意すべき点に気づいたという声だけでなく、どう備えるか、何が必要かといった新たな発見も共有していただきました。
(避難訓練で使用したこども食堂防災マニュアル(右)と、役割カード)
(「出口」へ設定した方向へ子ども役の方々を誘導する、避難訓練の様子)
最後は情報交換の時間です。最近の活動や、それに伴う悩み、どう対応しようと考えているかといった生の声で情報交換ができた有意義な時間でした。こども食堂運営者という同じ立場の方が集まることで、課題を共有し、運営のヒントを共有できます。また、そこにリアルな繋がりが広がること、これも防災研修の重要な意義の一つです。
このほか、東京都ボランティア・市民活動センターの加納さまからは、孤立を防ぐため災害時には情報交換を目的とした「居場所」が必要であるというお話がありました。民生委員やスクールソーシャルワーカーの方々からは、国立市内の取り組みや学校との関わりなどのお話をしていただきました。
こども食堂での防災研修や訓練をお考えの際は、是非ご相談ください。
本件に関するお問合せは、下記メールアドレスまでお願いします。
bousai@musubie.org(担当:森谷、和泉)