全国のこども食堂に支援をつなぐバックオフィス業務を担うスタッフ募集!
NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえでは、創設時のスタッフとして、全国のこども食堂を応援したい気持ちをつむぐバックオフィス業務をになってくださる方を募集します。地域・企業・こども食堂など多様なステークホルダーと連携し、プロジェクトを遂行する業務です。人口減社会、超高齢化、ITの進歩、働き方の変化などにより地域での繋がりが弱くなり、さらに7人に1人が「こどもの貧困」と言われている日本で、全国に広がってきているのが「こども食堂」です。その数は、2,300を超え、2年で7倍にも増えました。また、地域の交流拠点やこどもの貧困対策としての「こども食堂」を支援したいという企業等も増えてきています。
自発的で多様であるこども食堂を応援したいと考える人の思いをつむぐためのバックオフィス業務を担うスタッフを募集します。自身のビジネスや経験を活かし、社会貢献に役立てたい方、地域づくりをしたい方からのご応募お待ちしています。
【仕事内容】
- 全国のこども食堂を支援する寄付プログラムの遂行
- 寄付者とのコミュニケーション (領収書発行などの事務業務、活動報告、発信など)及び庶務業務
- 各種資料の作成
- その他、必要な業務
【期待する成果】
- 寄付プログラムのフローを確立させる
- 寄付者と信頼関係を構築し、より寄付者の思いに沿った寄付プログラムに成長させる
- 全国のこども食堂のニーズを把握し、社会に発信、より多くの思いを繋げられるパイプ役になること
【対象人材像】
- 多様なウェブサービスを活用し寄付プログラムを広げていただきますので、チャレンジ精神のある方。
- ファンドレイジングの知識がある方。
- 寄付者対応をしていただきますので、コミュニケーション能力は必須です。
*全国こども食堂支援センター・むすびえでは、全国に2,300を超えるこども食堂とこども食堂を支援したい企業・団体等をつなぐ団体として設立され、2018年9月から活動をスタートさせ、2018年12月にNPO法人化しました。創設期をになってくださるスタッフ募集になります。
【応募資格】
- 社会貢献に関心がある方
- 職務経験3年以上(ビジネスマナーがあること)
- パソコンによる事務作業(インターネット、マイクロソフト「Word」「Excel」「PowerPoint」の基本操作)に習熟していること。
【こんな方歓迎します!】
- 営業事務経験がある方
- 前向きに物事を考える力がある方、知らないことを意欲的に学べる方
- NPO等での職務経験がある方
- ファンドレイザーの資格を持っている方、またはファンドレイジングの知識がある方。
- 営業経験がある方
*慣れて来たらご自身のペースに合わせつつ業務管理及び実行していただきますので、体調管理を含めた自己管理を行える方が前提です。
【待遇等】
- 活動場所 東京都(遠隔での勤務も可能です。その場合の勤務形態については、個別にご相談となります。)
- 給与 週1日程度、月6万円程度を想定 *業務委託契約での業務遂行になります(詳細な業務内容は、面談時にご説明します)。
- 交通費支給
- 若干名採用
【業務開始から1ヶ月後のイメージ 】
最初は、当団体の事業内容と全国のこども食堂の全体像を把握していただきます。また、寄付を受け付けるオンラインサービスについても活用方法などを熟知いただきます。
業務に慣れてきたら、潜在的な寄付者の拡大をはじめ、寄付プログラムをよりご寄付くださる方の思いに沿った内容にしていくための、提案をする役割をになっていただきます。
【選考プロセス 】
書類選考のあと、マネージャー、理事長と面談。随時、採用をさせていただきますので、ご興味のある方は、お早めにお問い合わせ、ご応募くださいませ。なお、可能であれば近くのこども食堂に行ってみていただきたいと考えています。
【応募方法】
- 履歴書・職務経歴書・志望動機書を以下アドレスまでお送りください(書式自由)。
- saiyo[at]musubie.org *[at]を@に変えてください。
【その他】
応募書類は、本選考にのみ使用します。返却は致しません(当団体にて責任廃棄)。不採用理由はお答えいたしかねます。予めご了承くださいませ。
採用情報に関するお問合せは、事務局まで。メール:saiyo[at]musubie.org *[at]を@に変えてください。採用に関するお問い合わせは、メールでのみ承っております。
【この仕事のやりがい】
営利、非営利問わず、こどもの未来のために何かしたいと思っている人と仕事をすることができ、自身の仕事の幅や多様なステークホルダーとの関係性が広がります。
提案だけに終わらず、プロジェクトの実行にまで関われる為、具体的に物事が進んでいく場面に立ち会えるのも魅力の一つです。
私たちのビジョン、ミッションなどについては、詳細ページをご参照ください。 https://musubie.org/about/
理事長メッセージ
東日本大震災以降、「ふつうのありがたさ」を実感し、「ともにあること」に価値を見出す人たちが増えてきました。地域共生拠点と子どもの貧困対策を二本柱とするこども食堂は、地域のにぎわいを取り戻したい人たち、子どもと日本の将来に心を寄せる人たちによって広げられてきました。しかしまだ、その活動は萌芽的であり、地域・社会の十分な理解を得られているとは言えません。私たちの活動は、企業・行政・NPO・地域団体すべてを相手にしつつ、こども食堂の発展を通じて地域共生社会の創造と実現に貢献することを目的としています。マルチセクター人材となる意欲のある方、何よりも多様な他者に好意的な関心を寄せられる方のご応募をお待ちしています。
湯浅誠(社会活動家・法政大学教授)