こどもの日に寄せて~理事長からのメッセージ~

街を歩いても鯉のぼりが減ったなと感じます。
18歳未満のこどものいる世帯はついに2割を切りました。
こどものいる/いないにかかわらず、みんなで祝える
「こどもの日」になってくれればと願います。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
理事長 湯浅 誠
むすびえより、2025年5月5日のこどもの日に関連するこども食堂イベントや注目のこども食堂情報をお伝えします。
【令和6年能登半島地震支援を継続しています】
石川県珠洲市に初のこども食堂ができました!
5月5日(月)「出張こども食堂&立ち上げ相談会」イベントを開催
令和6年に発生した能登半島地震以降、石川県のこども食堂地域ネットワーク団体および、こども食堂運営団体他、被災地の関連団体と連携し、寄付・物資支援をはじめ、活動してまいりました。この支援活動を続ける中で、震災の影響を受けた珠洲市で初となるこども食堂「憩いハウス Nicomaru Pan(にこまるぱん)」が立ち上がりました。この立ち上げを記念して、むすびえは5月5日(月)に「出張こども食堂&立ち上げ相談会」を実施いたします。
◾️開催日時:5月5日(月・祝)11:00~13:00
◾️開催会場:憩いハウスNicomaru Pan
(珠洲市飯田町13-57/クリーニングROSHIさん隣)

【ご寄付受付中】
むすびえ令和6年能登半島地震こども食堂応援基金
引き続き皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
[Yahoo!ネット募金]令和6年能登半島地震 こども食堂応援基金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5209002
※Yahoo!ネット募金では「Tポイント」を利用してのご寄付も可能です
[ コングラント ] 令和6年能登半島地震 こども食堂応援基金
https://congrant.com/project/musubie/9945
※銀行振込、クレジットカードによる寄付がお選びいただけます
地域のつながりを創る新たな取り組み「ゴキンジョソーゾー」とは?
5月1日(木) 大阪•関西万博で「アート×こども食堂」シンポジウムを開催!
人口減少や核家族化、 地域のつながりの希薄化による孤独・孤立や、他者との関わりを通した子どもの自己肯定感の機会の減少が課題となっています。 むすびえはこの課題に対し、「地域のこども食堂でのアートワークショップ」を通してつながりを深める「ゴキンジョソーゾー」という創造活動を提案しています。これまでのワークショップ参加者への調査によると、「参加後に『地域の居場所が好きになった』」と回答した人が79%、「地域の知り合いが増えた」という人が43%という結果になりました。むすびえでは、「大阪・関西万博」にて「アート×こども食堂」の実践例などをお話しするイベントを開催いたしました。
◾️詳細:https://musubie.org/news/11910/
◾️今後の「大阪・関西万博」でのステージ出展の予定:https://musubie.org/news/11355/

6月は「歯と口の健康習慣」。
むすびえ×LION による「おくちからだプロジェクト」を通して子どもたちの歯磨き習慣と自己肯定感が向上!
むすびえと、「オーラルヘルスケア習慣作り」と「自己肯定感向上」を目指すライオンの「おくちからだプロジェクト」との連携は2021年より開始され、これまで1,669箇所のこども食堂とのべ108,040人分の体験キットを提供いたしました。
2024年秋には「おくちからだプロジェクト体験プログラム〜第5弾」を実施し、沖縄県、熊本県、徳島県、大阪府、愛知県、東京都、青森県にある9団体のこども食堂で、「食べたら歯みがき」をメッセージに120名以上の小学生が参加し、体験プログラムの効果を検証。今回の体験プログラムでは参加した子どものうち、「1日3回歯みがきを実践する」子が13.3%増加するなどの行動変容が見られ、子どもの歯みがき回数が増加しました。ライオンは今回の体験キットを使ったプログラムに参加した子どもたちに向けて、実施前、実施1ヶ月後にそれぞれアンケート調査を行い、プログラムを通したオーラルヘルスケアの習慣化への効果を確認しました。
アンケート内容は、「食後の歯みがき実施」に着目し、「朝・昼・夜に歯をみがいた/みがいていない」などの内容に答えていただき、歯みがきの実施状況について集計しました。
その結果、歯みがき回数が1日1回だった子どもが10.0%→5.0%へ5ポイント減少(①)、3回歯みがきをする子どもが41.7%→55.0%の約14ポイント増加(②)したことがわかりました(図)。
