この展示会には約1万人のバイヤーが来場することから、想定来場者数分の試食品を各出展企業が準備するのですが、来場者数の変動によって余剰が発生してしまうことが課題でした。特に冷蔵・冷凍食品は管理が難しく、廃棄となるケースも多いとの課題を伺っておりました。
このような課題の解決に向けて、株式会社鳥取銀行よりこども食堂への食品寄付を模索いただき、今回のご支援が実現。ご寄付に協力いただいた出展企業9社より、余ったベニズワイガニや水産加工品などの冷蔵・冷凍食品をこども食堂にお届けいただきました。
初の取り組みとなった今回、冷蔵・冷凍品を安全に届けられるよう、株式会社鳥取銀行とむすびえでは配送方法や確実な受取などを含めて慎重に議論して寄付先を決定し、今回の取り組みが実現しました。
■協力出展企業
海産物のきむらや/上野水産/大新/福栄/小倉水産食品/越河/モリイ食品/はりまや/中村商店
![](https://musubie.org/wp/wp-content/uploads/2025/01/c13805084ba0d2dce6af262ce11f4d2f-1024x768.jpeg)
寄付先のこども食堂からは「みんなカニに大騒ぎでした」など喜びの声や山陰の味覚を味わう様子が届きました。
食品ロス問題の解決のみならず、子どもたちに山陰の魅力をお伝えする機会にもなりました。
このたびの株式会社鳥取銀行とご協力いただいた出展企業からのご支援に心より感謝申し上げます。
■株式会社鳥取銀行
https://www.tottoribank.co.jp/
■鳥取銀行からのメッセージ
このたび、こども食堂への寄付活動に関して、多くの皆さまのご協力を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。
鳥取銀行は、地域社会の持続可能な発展に向けた取り組みを大切にしております。
こども食堂の活動は、地域に安心と笑顔をもたらし、子どもたちの未来を支える大変意義深いものです。私たちは、こうした活動を支えることが、地域全体の活性化につながると信じております。
今回の寄付活動を通じて、地域で活動される皆さまの熱意とご努力に触れ、当行としてもさらに地域貢献に取り組む意欲を新たにいたしました。
これからも地域社会の課題解決に向けて、皆さまと連携しながら尽力してまいります。