2024年11月14日に東京ミッドタウン八重洲にて開催された『未来のシマ共創会議』にて、離島経済新聞社 鯨本敦子さん、株式会社雨風太陽 高橋博之さん、三宅島 平野奈都さんと共に、むすびえ森谷が「海を超える防災ネットワーク」というテーマでのカンファレンスに参加しました。
『未来のシマ共創会議』はNPO法人離島経済新聞社が主催した参加型のカンファレンスです。
国内417島・約170市町村・総勢約90万人が生きる離島地域より小さな島から世界をかえる実践者が集い、日本が誇る産官学民の叡智と熱量が交わる1日ということで開催されました。
詳細:https://ritokei.localinfo.jp/
むすびえ森谷は、災害に備える自主防災と広域連携について、防災拠点になりうるこども食堂の視点からお話しさせていただきました。
こども食堂では日頃から地域の方々が集い、繋がることで、顔が見える関係性が築かれています。
さらに食材のストックや定期的な大量調理の経験を積まれていることも有事の際に力を発揮します。
そんな防災拠点の可能性を持ったこども食堂での実際の助け合いの事例をご紹介しながら、離島でも日頃から子どもを中心に定期的に集う地域のハブ拠点としてこども食堂が存在することで日頃からの備えに繋がるという、こども食堂がもつ可能性を皆さんと共有することができました。
実際に今年起こった能登半島地震でもこども食堂が活躍しました。
市民活動だからこそのスピード感で、発災翌日には物資支援を始めとしたこども食堂の共助の動きが見られました。
日常的に潜在している課題が災害時に一気に噴出すると言われます。
過疎地域での孤立の課題なども、災害時にこそ大きな問題となって現れてくることがあります。
こども食堂での様々な活動のなかでいかに日常からつながり合えるか、地域の活動からどう備えるか、参加者の皆さんと考えることができたカンファレンスでした。
また、このようなこども食堂の可能性を、離島地域のこども食堂の事例から考える『2024年度こども食堂オンライン離島サミット』を12月18日(水)にむすびえ主催でNPO法人離島経済新聞社さんと開催いたしました。
詳細ページ:
こちらについてもまた開催レポートを掲載いたします!
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
本件に関するお問合せは、下記メールアドレスまでお願いします。
tokyo_pj@musubie.org(担当:森谷、末岡)