今回は能登専用の移動式あそび場(プレイカー)「ひょっこりジンベエ号」を制作し、被災地での支援活動を行う一般社団法人SSKの代表須藤さんに相談したところから、移動式遊び場ネットワークさんとのコラボが実現しました。
オンラインでの相談を重ね、毎週水曜日に遊び場を作っている能登島地区コミュニティセンターさんにお繋ぎいただきました。
能登半島唯一の有人離島である能登島。人口約3000人のこの島の中央にあるコミュニティセンターには、3年前に立ち上がった地域の子どもたちの集まる「島っ子クラブ」があり、いつもは30人くらいの子たちが集まっているそうです。
今回はキッチン施設もお借り出来るということになり、ビュッフェ形式にチャレンジ。
メニューは以下!
- オムライス
- チキンライス
- 白飯
- 唐揚げ
- サバ味噌煮
- サラダスパゲッティ
- アメリカンドック
- れんこんきんぴら
- ワカメの味噌汁
能登島のチエさんを初めとする素敵なボランティアメンバーにお手伝いをいただきまして、かなざわっ子nikoniko倶楽部喜成さんのリードもあり、みんなでたくさんの料理を作ることが出来ました。
参加してくれた子どもたちも好き嫌いを言いながらも大いに満足してくれた様子でした。
味噌汁を配膳していて「味噌汁いる?」と聞いたら、最初は「いらない」と言った子も同じテーブルの友達が「いる」「いる」と言い出すと「やっぱりいる!」と食べてくれたり、『みんなで食べると美味しいね!』というのは、文字通りの言葉以上の価値があるなと感じました。
今回は未就学児から中学生まで、島の子がほとんどいたんじゃないかというくらいにごちゃ混ぜ。
こういう雰囲気を味わって大人になった子たちが、きっと未来にこの島を盛り上げてくれるのだと思います。
食後の楽しみにポップコーンマシーンも持参。
こちらも長蛇の列となりました。
今回も(株)Ripplesさん経由で(株)ヨコタ東北さんのリサイクルできる容器をご提供していただき、食後の「ペリペリ体験」も実施しました。
小さな防災体験も広げていきたい内容です。
こども食堂をやってみたかった、いつもの遊び場に参加していない子たちが来てくれた、子どもたちの異年齢の交流も良かった、と大人からも嬉しいフィードバックをたくさんいただくことが出来ました。
また、今回もやりたいと思っているという方、叔母が興味を示しているという方、こども食堂に興味を持っている色々な方とも出会えて、やはり「出張こども食堂」+「立ち上げ相談会」の仕組みにも手応えを感じました。
能登半島での活動も珠洲市、志賀町と続きますが、全国にも広げていきたいなと思います。
引き続き、ご支援も募集しております。
応援のほど、宜しくお願いいたします。
[Yahoo!ネット募金] 令和6年能登半島地震 こども食堂応援基金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5209002
※Yahoo!ネット募金では「Tポイント」を利用してのご寄付も可能です
[ コングラント ] 令和6年能登半島地震 こども食堂応援基金
https://congrant.com/project/musubie/9945
※銀行振込、クレジットカードによる寄付がお選びいただけます
長期的な復興支援に向けて支援の輪が広がることを願っております。
本件に関するお問い合わせは、下記メールアドレスまでお願いします。
令和6 年度能登半島地震被災地支援プロジェクト
bousai@musubie.org(担当:森谷)