認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

防災研修「もしも」に役立つ「いつも」のつながり~こども食堂防災研修 ㏌ 新宮市~
でこども食堂防災拠点化プロジェクトリーダー・防災士の森谷哲が登壇いたしました。

私たち「むすびえ」では、こども食堂への支援の一つとして、防災についての取り組み「こども食堂防災拠点化プロジェクト」を行っています。 この活動の一環として、こども食堂防災研修を開催しております。
今回は、和歌山県新宮市のこども食堂ネットワークの事務局を担われている、新宮市子育て推進課の主催で、こども食堂防災研修を実施いただきました。

イベント詳細

【日時】2025年10月30日 10:00~12:00
【場所】新宮市福祉センター 集会室 〒647-0041和歌山県新宮市野田1−1
【主催】新宮市こども食堂ネットワーク 事務局:新宮市子育て推進課 
【協力】認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
【参加者】こども食堂ネットワーク加盟団体 および 地域や近隣で関心のある方 など

主催団体よりメッセージ

新宮市子育て推進課 谷 英和様より

防災知識についてマニュアルに沿って分かりやすく楽しく学ぶことができました。
備えの部分については、講師の実践談を踏まえて紹介いただき、備えの必要性がよく理解できました。
実際の訓練では、アイスブレイクを交えて実施していただき、参加者は楽しんで取り組むことができました。
こども食堂同士の交流を深めるため、そして防災に関する共通認識を持ち有事の際の備えを図るために、本研修は大変有意義な機会であると思います。

参加者からの声(アンケート抜粋)

・こども食堂のあり方や日ごろの備えが大切だと気づけた
・声かけ、つながりづくりが大切だと感じた
・こども食堂を運営する責任を再認識し、日ごろの備えと避難経路を点検したい
・災害時の役割分担をメンバーと相談したいと思いました

講師より

今回、初めてお伺いしたのですが、皆さんの防災への意識がとても高いということを感じました。和歌山県新宮市は太平洋に面した地域であり、和歌山県の県庁所在地より距離もあり、災害時には地域での共助が必要になってくるという地理的要因もあるかと思います。能登半島地震の際もそうでしたが、県内でも市を跨いだ連携、あるいは隣接県との連携なども重要なポイントになると感じました。
こども食堂の市内の数もこの数年で増えてきているというお話もお聞きし、今後の皆さんの活動も楽しみにしております。

この度は、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。


■「こども食堂防災拠点化プロジェクト」とは?

そこに集う人々の安全確保はもちろん、通常時だけでなく、有事の際にも地域の安心、安全な場として存在できるように、こども食堂の防災力を高めることを目的としています。
また、こども食堂の主体的な防災活動につながるよう、それぞれのこども食堂に「私たちに出来る防災」「地域みんなの防災」について考え・備える機会として防災研修や、さまざまな防災活動の支援提供をしています。
この活動を通して、こどもの居場所や福祉施設との連携や官民連携(行政)など地域における交流拠点(こども食堂)が広がり続けております関心をお寄せいただけましたら是非ご相談ください。

本件に関するお問い合わせは、下記メールアドレスまでお願いします。
bousai@musubie.org(森谷・和泉)


■むすびえへの講師派遣のご依頼について

むすびえでは『こども食堂』をはじめとし、地域の居場所を取り巻くさまざまなテーマで、講演会やワークショップに講師を派遣させていただいています。

ご依頼テーマに合った活動経験を持つむすびえメンバーが皆さまの元へお伺いし、熱意を持ってお伝えします。
ご検討段階の方も、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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・掲載事例
https://musubie.org/news/activity-report/27503
https://musubie.org/news/activity-report/26976