むすびえは、埼玉県子ども食堂ネットワークと共催のもと、第三回「 子ども食堂IT活用セミナー~Amazonほしい物リストに登録しちゃおう!!~」を、2023年4月23日(日)埼玉県東部の越谷市エリアで開催しました。
この企画は、埼玉県下のこども食堂運営者へのIT支援ということで、全4回を予定しており、今回は埼玉県東部地域の運営者を対象に開催しました。
企画の内容や、過去の開催レポートは下記をご覧ください。
第1回(熊谷市):https://musubie.org/news/6342/
第2回(富士見市):https://musubie.org/news/6458/
今回は越谷市地域包括支援センターで、県東部の子ども食堂運営者を対象に開催しました。
<概要>
日時:2023年4月23日(日)13:30~15:30
会場:越谷市地域包括支援センター(埼玉県越谷市)
主催:一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
<プログラム>
1. 開会のあいさつ 一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク代表 東海林尚文氏
2. 講義 東京藝術大学 近藤結子さん
3. 質疑応答 大学生インターン・ボランティアや企業サポーター
全員でのディスカッション
■レポート
開会のあいさつは、埼玉県子ども食堂ネットワーク代表の東海林尚文氏。
3回目の開催となった今回、参加者の中には「オンライン開催だと思ってました!」と会場へお越しいただけなかった方もおり、コロナ禍の弊害を感じつつも、サポーターとして大学生のスタッフ、ボランティアが多く参加してくれる会となりました。
講義パート:「Amazonほしい物リスト」活用方法に関する講義
今回は、進行・講師を共に大学生が担い、参加されたこども食堂運営者のみなさんへ、自分たちの声で説明し、内容を届けました。
質疑応答:日頃の活動におけるIT関連のお困りごとなど
今回参加されたこども食堂運営者の方々は、日頃からパソコンやスマホなどのIT端末を使用して活動されているとのことで、「Amazonほしい物リスト」の概要や登録手順についての講義はスイスイ進みました。
後半は、「Amazonほしい物リスト」から派生して、日頃どのように寄付を受けているのか、どのような広報活動をされているのかのお話しをいただいたり、また、近々、新料金形態に変わる大手SNSの活用について、今後どうしていったらいいのか、運営していく上で大切にしていくこと、守らなければいけないことと、「使えるツールがマッチしない」というようなお悩みをお聞きする時間となりました。
この時間は、参加者一同、ひざを突き合わせてこども食堂運営者のリアルな声に耳を傾け、それぞれが持っているスキルを活かして出来ることはないだろうかとディスカッションする、とても有意義で誠実な時間だったと感じました。
参加者からの声をご紹介します
- 「ご寄付の御礼投稿はまめにしています!
寄付いただいたら翌日くらいにアップするように心掛けています!
お陰様で、継続的なご寄付、新規ご寄付の相談ケースも増えてきました。」 - 「 配布活動の告知は、大手SNSで配信しているが、今後新料金形態へ変わるため、配信制限があり運営方法の変更を検討している。
なにか良い方法はないだろうか。」 - 「支援活動は、クローズドの場合もあり、運営方法変更には配慮を必要とするので、時間をかけて検討しなければいけない」
本会の新たな一面と必要性について
今回は、「Amazonほしい物リスト」に限らず、日常のIT活用事例まで範囲を広げた内容になりましたが、リアルな声をお聞きする事ができ、支援を必要としている方への活動を、より身近に感じることができました。
同時に、本会のような多世代が集う「会って話せる場」の重要性を強く実感しました。
次回、第四回の会場はさいたま市土呂地区です。多くのこども食堂運営者に参加していただければと思います。
第一回 熊谷市 1月29日(日) 開催済み
第二回 富士見市 3月21日(火) 開催済み
第三回 越谷市 4月23日(日) 開催済み
第四回 さいたま市 6月4日(日) 開催決定
ご興味をお持ちのこども食堂運営者や地域ネットワーク団体の方は、下記よりぜひお問い合わせください。
ITshienPJ@musubie.org
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