むすびえは、埼玉県子ども食堂ネットワークと共催のもと、「 子ども食堂IT活用セミナー~Amazonほしい物リストに登録しちゃおう!!~」第二回を2023年3月21日(日)埼玉県西部の富士見市エリアで開催しました。この企画は、埼玉県下のこども食堂運営者へのIT支援ということで、全4回を予定しており、今回は埼玉県西部地域の運営者を対象に開催しました。企画の内容や、第一回の開催レポートはこちらをご覧ください。
今回の会場は富士見市市民福祉活動センターぱれっと
県西部の子ども食堂運営者から参加者8名、スタッフ10名、合計18名でスタートしました。
<概要>
日時:2023年3月21日(日)13:30~15:30
会場:富士見市市民福祉活動センターぱれっと(埼玉県富士見市)
主催:一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
- プログラム
1.開会のあいさつ 一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク代表 東海林尚文氏
2. 講義 日本アイ・ビー・エム株式会社 上甲 昌郎氏
(Cognitive Designing Excellence研究会所属 以下CDE研究会)※1
3. ハンズオン(登録作業)大学生インターンや企業サポーターのサポート付き
<レポート>
開会のあいさつは、埼玉県子ども食堂ネットワーク代表の東海林尚文氏
当日は、開会直前に行われていたWBCの日本チームの劇的な逆転勝利で会場の雰囲気も高揚した中、「野球も諦めなければ勝てる!私たちも諦めずにAmazonほしい物リストに登録しよう!」と意気込みを話されていました。
参加者の自己紹介では、前回の熊谷開催の結果、ほしい物リストを通した寄付が続々と届いている運営者さんに続け!と、PC操作は苦手だけど、今日こそは頑張る!と意気込みを話されている方もいらっしゃいました。
講義パート:Amazonほしい物リスト活用方法に関する講義を受けます
発表者:日本アイ・ビー・エム株式会社 上甲 昌郎氏(CDE研究会所属*1)
講義パートでは、前回に続き上甲氏より、本日のテーマであるAmazonほしい物リストがどんなものなのか、登録するとどのような効果が期待できるのかを丁寧に説明いただきました。
むすびえが昨夏行ったオンライン講座「Amazonほしい物リスト活用ゼミナール」の復習も兼ねており、「オンラインで参加したけど、なかなか自分でやろうと思うと出来ないんだよなー」と参加者さん同士でお困りごとも共有しながら和気あいあいとした雰囲気で講義パートが進んでいきます。
大学生インターンや企業サポーターと一緒にほしい物リスト作りに取り組みます
講義パートが終わり、ここからが参加者のみなさまご自身で作業していただくハンズオンの時間です。
いままでの和気あいあいの雰囲気とは一変し、ご自身のPCやスマホに集中されて少しばかり緊張感が漂います。
前回の熊谷会場へ参加された方は、復習や欲しいものリストブラッシュアップの為に参加されたり、Amazonのアカウント作成からスタートされる参加者など、みなさま、スタートも進度も様々なので、参加者1名に対し大学生インターンや企業サポーターが1名ずつ付き、手順一つ一つを丁寧に確認しながら進めていきました。
こうした個別の状況へ即座に対応できるのが、本会のとても良い所だと思いました。
参加者の声と達成度
参加者8名全員がAmazonほしい物リストへの登録が完了し、みんなで応援プログラム」の登録も完了。完璧です。
- 「130%満足!早く帰って、もっとほしい物リストを増やしたい」
- 「自分一人では壁が大きくて乗り越えれなかったけど、今日若者の力を借りてやり遂げることが出来て、本当にうれしい。」
- 「こういった作業は苦手でいつも人任せにしてしまっていたけれど、今日は自分で操作できて、とてもうれしい。」
- 「こういった登録でインターネット上でも私たちの活動をもっと知ってもらえるかと思うと、とてもうれしい。」
Amazonほしい物リストから反響があり、全員が満足
登録が完了した喜びからか「軽トラックがほしい、札束が欲しい!土地が欲しい!いろいろと欲しいのもが増えて、ワクワクする。」とのお声も出て、会場は一気に和やかな座談会ムードになりました。
今回は、Amazonほしい物リストへの登録とゴールにしましたが、参加された方、サポーターの方、むすびえのスタッフ、全員が対面でのふれあいを楽しめた時間だったと思います。
コロナ禍で絶たれていた交流が少しずつですが復活しています。
次回第三回の会場は越谷地域です。多くのこども食堂運営者に参加していただければと思います。
第一回 熊谷市 1月29日(日) 開催済み
第二回 富士見市 3月21日(火) 開催済み
第三回 越谷市 4月23日(日) 開催予定
第四回 大宮市 6月中旬 予定
ご興味をお持ちのこども食堂運営者や地域ネットワーク団体の方は、下記よりぜひお問い合わせください。
ITshienPJ@musubie.org
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Cognitive Designing Excellence(以下CDE)*1とはーーー
日本アイ・ビー・エム株式会社が主催し、東京大学や日本を代表する約20の企業が集まり、社会課題を解決することを目指すCognitive Designing Excellence(以下CDE)*という取り組みを行っており、具体的なテーマの一つとして、相対的貧困やフードロスをテーマに活動をされています。*1
https://jp.newsroom.ibm.com/announcements?item=122725