27都道府県42のこども食堂におもちゃライブラリーをお届けすることができました。
この企画は、食べられない子どもがいくところというイメージが強いこども食堂を、子どもからお年寄りまで多世代の交流拠点として遊びを通じて交流する機会を作ることで、より多くの人たちにその実態を知ってもらい、地域のつながりづくりのきっかけにしたいという思いでクラウドファンディングを実施し、全国のみなさんからのご支援を受けて、「よし!これから全国に届けていくぞ!」となったタイミングで、コロナが発生しました。
https://readyfor.jp/projects/tabeasowara
そして、コロナの感染拡大により、たくさんの人が密になる「ごちゃまぜ」をあえてつくろうとしていた企画は、当初の予定通り進めることができなくなりました。
それから約2年の間、感染症の状況を注視しながら、感染の状況が落ち着くタイミングでできる地域から実施しようと準備をしておりましたが、準備を進めながらも、継続的に押し寄せる感染拡大に、なかなか再開をすることができずにいましたが、コロナ禍でも奮闘するこども食堂の皆さんに勇気づけられ、今年5月5日の子どもの日に、「おもちゃライブラリー」という形で、全国に参加を呼びかけ、再スタートを切りました。
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全国40カ所のこども食堂で、おもちゃの貸し出しを通した子どもとのつながりづくり新企画「おもちゃライブ ラリー」始動
https://musubie.org/news/5059/
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そして、全国68のこども食堂からの応募をいただき、27都道府県42のこども食堂におもちゃライブラリーをお届けすることができました。
おもちゃライブラリー実施団体向けに、先日説明会(研修会)を開催し、本事業の目的やおもちゃの使い方などについてもご紹介をさせていただきました。
「おもちゃライブラリー」が各地に届き、開けた時の喜びの声です。
ひゃぁ〜可愛いい〜!が第一声でした。懐かしさとこどもたちの笑顔が浮かび、昨日からわくわくしています。ありがとうございます。
このたびは、おもちゃライブラリーのおもちゃボックスを送ってくださり、ありがとうございました。人気のおもちゃも多く、子供たちから、「このおもちゃ欲しかったんだよね!」「これ見たことあるよ」などとたくさんお話をしながら遊ぶことができました。
居場所づくりの中には、人や場所、そしてワクワクするものが必要だと感じています。このような機会を作っていただき本当に感謝しています。
こども食堂が貧困対策だけの場所ではないことを知ってもらい、たくさんの人にこども食堂に関わっていただくきっかけとして企画した「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」ですが、その後、新型コロナウィルスの影響で実施が困難となっており、皆様にはご心配もおかけいたしましたが、このようにご報告できることを事務局一同、大変うれしく思っております。
クラウドファンディングを通じてご支援くださった皆様、中部電力様、ファンケル様に改めて感謝申し上げますとともに、コロナ禍だからこそ、より一層つながりが重要になってきていることもひしひしと感じております。
こども食堂は、むずかしい環境下でも、創意工夫で活動を続けておられるたくましさとやさしさがあふれる場所です。こんな場所が、地域でもっと当たり前になるように、引き続き、こども食堂に関心をもって活動へのご理解をいただけますと幸いです。
「貧困」だけじゃない!こども食堂のイメージ打破へ、新たな挑戦
【ご報告】27都道府県42のこども食堂におもちゃライブラリーを!
https://readyfor.jp/projects/tabeasowara/announcements/225470