昨年10月、こども食堂運営者のための、ファンドレイジングセミナー(はじめの一歩編)を開催しました。その際、全国から約100名の方がご参加くださり、活発なご質問応答からも関心の高さを感じ、基礎編(2/2・3/4)を企画しました。
【【ご報告】こども食堂運営者のための、ファンドレイジングセミナー(はじめの一歩編)】
https://musubie.org/news/4327/
はじめの一歩編に続く基礎編では、ファンドレイジング実践に必要なビジョンや支援者の設定、具体的な手法を理解し、自団体での取り組みのヒントを見つけることを目標にゼミ形式で行います。
1日目と2日目は内容が異なりますので、両日のご参加をおすすめいたします。
●日時
2022年2月2日(水)13:00〜17:00(1日目)
2022年3月4日(金)13:00〜17:00(2日目)
●申込
https://forms.gle/voG8V4wHL9LxoQacA
事前申込制(申込締切2/1)
●参加費 3,000円(1団体)
*1団体から複数名でご参加が可能です。ぜひ、この機会をご活用ください。
*1日目、2日目あわせて3000円の参加費となります。1日しか参加できない場合も同額(3000円)です。欠席の場合は、資料等をお送りいたします。
*参加者には、後日振込先口座をお伝えいたします。参加費は、指定の口座にお振込をお願いいたします。
●内容
(2/2 (1日目))
①団体のビジョンを明確化し、ファンドレイジングを実践した先の未来をイメージする。
②自団体の価値を伝える「支援者」を明確化し、支援者思考で自団体の成果を考える。
【講義】:ビジョン、ミッション、戦略の説明
【ワーク】
・団体のビジョンを明確化しよう
・ビジョンをストーリーで語ってみよう
・DRM説明(ドナーピラミッド等)
【ワーク】ペルソナ分析
自団体の成果を伝える相手を明確化するワーク
(3/4(2日目))
③支援者への提供価値を考える
④支援者から、どのような資金(財源)を獲得するのかを考える
・支援者への「提供価値」を明確化し、それを可能にするための方法(プログラム、支援メニュー等)をイメージする。
・どのような資金(財源)を獲得すべきかイメージできている。
【ワーク】支援者への「提供価値」を言語化する
(ターゲット(ペルソナ)、提供価値、提供方法、期待する行動変容)
ペルソナへの「提供価値」を言語化し、そのための方法を考える。
【ワーク】ファンドレイジングの6大財源(寄付、会費、助成金、委託金、自主事業、融投資)の性質(メリット/デメリット)について知り、上記で明確化した提供価値を可能にする財源をイメージする。
【事例紹介】
こども食堂のファンドレイジング事例紹介(財源獲得のプロセス)
●講師
柿沼瑞穂
群馬県生まれ。大学院(熱帯農業)在学中、青年海外協力隊(ザンビア・村落開発普及員)に参加。その後、JICA東京国際センター国内協力員、財団法人 日本国際協力センター 研究員を経て、2003年より東京農工大学産官学連携・知的財産センターにて農学分野の研究シーズと産業界のニーズのマッチング活動を推進。
2005年より約13年間、公益財団法人オイスカ(国際協力NGO)に勤務。国内研修センターにて女性生活改善プログラム等の指導、啓発普及部にて事業のPRや、会員とのコミュニケーションや募集、寄付募集を担当。
2012年より3年間、中京大学国際教養学部非常勤講師(環境科学)。
2018年より山口県を拠点に、ファンドレイザーとしてNPO活動に関わり、地域の子ども食堂「小郡みんな食堂」の立ち上げ、運営にも従事している。
久保匠
日本ファンドレイジング協会プログラム・オフィサー
北海道旭川市生まれ。大学卒業後、愛知県知多半島に拠点を置く福祉系NPO法人に就職し、障害者支援、地域包括ケアシステム構築に携わる。その中で、「制度の狭間」にニーズに応えるためにファンドレイザーへの道を志す。
2018年4月より日本ファンドレイジング協会に参画し、法人向けのファンドレイジング力向上プログラム、地域・テーマにおけるファンドレイザーのネットワーク事業を担当している。中京大学非常勤講師、(一社)アンビシャス・ネットワーク理事、(特非)きっかけ食堂理事、環境省中部環境パートナーシップオフィス協働コーディネーター等も務める。
●対象
こども食堂、こども食堂地域ネットワーク団体の方。
これから、こども食堂の立ち上げを検討されている方のご参加も歓迎します。
●お問合せ
認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-20-3 西新宿髙木ビル7階
hello@musubie.org(担当:三島)