こども食堂のみなさまへ
キンモクセイの甘い香りが漂う季節になりましたね。あの香りを嗅ぐと小学校の通学路を思い出します。
さて「こども食堂相談会」にいくらか空席がありますので追加で募集をいたします。感染症対策に詳しい医師にご協力いただき、感染症にお悩みのこども食堂さんと一緒に対策を練ったり、3密を回避しながら居場所でのあそびも一緒に企画を考えましょうというものです。
会場のレイアウトはどうしたら良いのだろう?
食事の配膳の方法などは、このままでいいの?
どうしても遊ぶときは「密」になってしまうけど、何かいいアイデアはないのかな?
など、実際にこども食堂を開催しようとしたら様々な「不安」や「悩み」が出てくると思っています。そんなお悩みに専門家の皆さんがアドバイスくださいます。
よろしければこの機会にどうぞご参加ください。
なお、この相談会は三菱商事様からのご支援によって開催することができます。三菱商事様からのこども食堂への深いご理解に、感謝申し上げます。
【応募要項】
■企画概要と流れ
・「専門家と個別に相談したい!」と希望するこども食堂の方が、各分野の専門家に直接・個別に相談できる場を作ります(1団体あたり50分)。
・相談分野(A〜F3および番外編、複数選択可)を選んでください。
・希望する日時を「相談会実施のスケジュール」より選んでください。
・当日はZoomにログインしてご希望の専門家とお話ししていただきます。
・相談現場には、むすびえ関係者、および当該地域の地域ネットワーク団体関係者が同席することがありますので、ご了承ください。
・また同じ悩みを抱えている方に参考としていただくため、録画等記録をし、後日むすびえホームページで公開することがありますので、ご了承ください(相談支援や法律相談は公開しません。その他ご要望によっては公開を差し控えます)。
「こんなこと聞いてみたいんだけど」とメールで送ってくださっても結構です。
■公募期間
10月9日(金)〜16日(金)15時
■実施期間
10月15日(木)〜12月17日(木)
※末尾の実施スケジュールでご確認ください。
※感染症対策相談のみ別日程です。
※対応する専門家の都合で、日程再調整をお願いすることがあります。
もし実施スケジュール以外の日時をご希望される場合にはできるかぎり調整します。
■相談できる内容一覧
■申込方法
以下のフォームよりお申し込みください。
記入時間は10分程度です。
■相談会実施スケジュール
・感染症対策相談のみ、当面、以下の別枠で対応させていただきます。
現在、空いているのは1枠(10月22日15時〜)のみです。それを超えた場合、11月以降での日程調整となります(日付未定)。
※希望者多数の場合「相席」(1枠に複数のこども食堂が参加)とさせていただく場合があります。
・感染症対策相談以外の分野に関する相談
関東でご希望の方もご連絡ください。調整いたします。
相談担当者
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A:【感染症対策】
藤岡雅司さん
(小児科医。富田林医師会感染症対策委員会委員長、大阪小児科医会感染症対策委員会委員、日本外来小児科学会予防接種委員会副委員長、同アドボカシー委員会委員長、日本小児科医会公衆衛生委員会委員、日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会委員)
なお、藤岡さんは、むすびえ制作の「こども食堂・フードパントリー開設簡易ハンドブック」もご監修いただきました(https://musubie.org/news/2153/)。 ※11月以降は他の方になる場合もあります。
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B:【相談支援】
社会福祉士さん(こども食堂に関わったことのある社会福祉士を調整中)
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C:【食育・栄養】
認定栄養ケア・ステーション ファンスタディの管理栄養士
子ども食堂を応援する管理栄養士が多数在籍しています。献立考案、アレルギー相談、衛生管理など、お役に立てると嬉しいです^^
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D:【法律相談】
伊藤由子(いとうゆうこ)さん
弁護士。日野・子どもと家族法律事務所所属。東京三弁護士会多摩支部子どもの権利委員会委員
多摩子ども食堂ネットワーク代表
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E:【行政連携】
調整中(こども食堂に関わっている自治体職員さんにお願いする予定。相談内容によっては、自治体対応に詳しいむすびえスタッフが対応する場合もあり)
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F:【プログラム(あそび・セラピー)】
1・おうちでできる工作あそび
フードパントリー事業で個別に食品を手渡す過程から、新たな課題が見えてきたという声が聞こえています。孤独や気になる子への対応として、たとえばこども食堂運営者さんと気になる子がLINEでつながったりコミュニケーションを取るためのきっかけづくりとして、おうちでできる遊びプログラムを提供します。
池田さんは特に小学校1年生から4年生のこどもを対象としたオンラインレッスンの経験が豊富です。どんな問いかけをすればこどもの関心を惹くことができるか、工作を通してこどもの気持ちをあたたかくする会話の仕方など、こどもの心とつながるヒントを得られます。
こどもの心とつながるヒントを得られます。
池田祥(いけだ さち)さん
「子供向けアート」の講師。東京芸術大学先端芸術表現科で美術を学び、現在はフランスを拠点にオンランインで子どもアート講師として活動中。障害児向けのアート教室や放課後デイサービスの施設でのオンラインレッスンも展開中。
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2・みんなでつながる創作活動
盆踊りも各地で中止が相次ぎました。クリスマスパーティーも我慢でしょうか。フィジカルディスタンスに配慮しながら、地域のこどもとおとなが一緒になって想像力をかき立てられる身体的な動きのある創作活動を提案します。遊びを通して、こども食堂を拠点とした地域みんなが「居場所」を実感できる時間になるでしょう。 参考CM「風まる妖怪」https://www.youtube.com/watch?v=mfOFsjoLrwI&feature=emb_title
大西 健太郎(おおにし けんたろう) さん
1985年生まれ。ダンサー、パフォーマンス アーティスト。東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了後、東京・谷中界隈を活動拠点とする。その場所・ひと・習慣の魅力と出会い「こころがおどる」ことを求めつづけるパフォーマー。「風」をテーマにダンス・パフォーマンス作品の公演をおこなう。2011年に東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)と一般社団法人谷中のおかっての共催によるこども創作教室〈ぐるぐるミックス〉の立ち上げより、ファシリテーター、統括ディレクターを務める。2014年より〈風と遊びの研究所〉を開設。板橋区立小茂根福祉園にて他者との共同創作によってつくり出す参加型パフォーマンス〈「お」ダンスプロジェクト〉を展開。2018年南米エクアドルにて「TURN-LA TOLA」の参加アーティストとして、地域住民と共同パフォーマンス〈El Azabiro de La Tola〉の公演をおこなう。
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3・癒しを得るコラージュ療法
コラージュとは、フランス語で「糊による貼り付け」という意味ですが、1900年代初めに芸術家のピカソらによって開発された芸術的技法です。この手法が、1970年代にリハビリテーションの一つである作業療法の分野に導入され、次第に、心理療法にも用いられるようになりました。こころを表現する上で負担の少ない方法だと言われています。自由気ままに、テーマのイメージを切り抜きながら、その時々のこころの動きを見つめ、慌ただしく過ぎる毎日の中で、自分を表現して楽しむ時間を過ごしてみませんか。
https://note.com/sahana_sayaka/n/nb23db47d23ce
内田 さやか(うちだ さやか) さん
日本医科大学医学部2012年卒。東邦大学医療センター大森病院にて心身医学を学ぶ。病院外での活路を求めて、2015年に独立。フリーの産業医として、IT企業を中心とした複数の企業において産業医活動、ヘルスリテラシーの向上に尽力している。SAHANA Retreat Spa & Clinicを2019年表参道にオープン。カウンセリングや心理療法、身体ケアなどを重視した、全人的医療を提供している。ビジョンデザインルーム株式会社代表。SAHANA Retreat Spa & Clinic院長。産業医・労働衛生コンサルタント・心療内科医。
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(番外編)身体をつかったあそび創作オンラインワークショップ(体験講座) のご案内
アーティスト大西健太郎さんとこども食堂運営者さんと一緒に、地域の多世代でつながれるあそびを創造してみませんか?フィナーレは、創作あそびをしながら、地域のみなさんも交えてゆるやかにつながってみませんか。
身体を動かすあそび、身近な素材で工作するあそびをとおしてみんなで心の居場所を体感しましょう。
こんなあそびもできます「不思議な生き物」https://www.youtube.com/watch?v=ZPfWwA0Z-H0&feature=emb_title
募集数 :こども食堂5箇所(先着順)
実施方法:オンライン会議ツール「Zoom」
開催時間:各回14-15時半予定(仮)
● 11/15(日)顔合わせ。企画の方向性について意見交換。
● 12/6(日)大西さんプログラム提案と意見交換 。
● 12/20(日)実践を想定したプログラム練習。
● 1/10(日)実際の素材に触れて作業の面白みや遊びの広がりを想像する。
● 1/24(日)本番。こども食堂に通う地域のみなさんもご一緒にどうぞ!
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【問い合わせ】むすびえ担当 鈴木桂子 soudankai@musubie.org