事例紹介

【東京都】「2019年度むすびえ全国地域ネットワーク団体交流会」開催されました

2020年2月1日、2019年度むすびえ全国地域ネットワーク団体交流会が東京で開催。
当日は、地域ネットワーク団体・自治体職員・社会福祉協議会、企業の方々が37都道府県から92名、ご参加いただきました。
会場はこども食堂を支援して下さっている足立区綾瀬駅前の株式会社ハウスプラザの方が、会社の会議室を無料提供して下さいました。
ご好意による場所提供で大変アットホームな雰囲気となりました。

受付は13時30分からでしたが、12時30分にはもう参加者の方が外で待機され、始まる前から熱気ムンムン。
早めに開場すると、受付に並ばれた皆様が続々と入場され、名札に所属地域と団体名を記入。
沖縄、香川、福岡、北海道と、全国津々浦々の地名が書かれて、全国から足を運んでくださっている迫力が伝わってきます。
日本は各地域に独自の特色がありますが、それぞれの方が個性豊かで、まるで日本中の様々な花が一堂に咲くような賑やかさでした。

13時20分頃(予定ではまだ受付前の時間)、むすびえ理事の湯浅誠が会場に到着したときには40名近くの方々がすでに入室されていて、「みんな早いなぁ~!!」と湯浅が驚嘆の声をあげていました。
あちこちから「うわ~!お久しぶり」とか「おお~」とか、前年の交流会で知り合った方々でしょうか、再会のあいさつが聞こえ、会場はすでに盛り上がっていました。
初めてお会いする方々も積極的に名刺交換され、すぐ熱心に話し込まれ、その合間を縫って持参のチラシをがんがん配っておられる方もいらっしゃいました。

皆さんどんどん前に詰めて座って下さり、会場内はすでに一体感に包まれました。

第一部
開始のアナウンスが始まると拍手が起こり、いかにも待ってましたと言わんばかり。
最初に15分のアイスブレイク時間が設けられ、近くの5人程でおしゃべりタイムとなりましたが、すぐにワイワイガヤガヤ熱気で会場の温度上昇。
空調も効かなくなり、汗を拭いている人続出。
司会者が「時間ですよ」とアナウンスしても一回目は聞こえるはずもありません、笑。

筆者の隣に座っていた方も「普通の企業研修だったらこうなりませんね。すごいですね。みなさん”同士”っていう感じですかねー」と驚いておられました。
アイスブレイクの後「今日は初参加の人がいます」とアナウンスされると拍手が起こり、みんなで新しい人を温かく歓迎する気持ちが暗黙のうちに表わされ、どこまでも温かい雰囲気です。
いよいよプログラムに入り、湯浅も皆様に温かく迎えられながら前方マイクに小走りで登壇。

「こうして東京でみなさんにお会いできてうれしい」と挨拶があり、参加者より事前にいただいていたアンケート回答のまとめとそれに対するフィードバックが行われました。
(メーリングリスト、寄付や視察対応、ファンドレイジング、調査研究、防災、ネットワーク支援事業、などについて、むすびえスタッフの各担当者よりフィードバック)

調査研究については、丁寧に作成された沖縄のこども食堂所在地地図が披露されました。

調査は膨大な作業なので多くを網羅することはできず限界があるけれど、少しでも「やる」ということで全体に広がっていく雰囲気を醸成していくという趣旨のお話が湯浅氏よりありました。
むすびえとしての第一次中期計画(中間まとめ)案21ページの小冊子も配布されていて、「皆さんのニーズをくみ上げながらやっていきたいのでどんどんご意見をお寄せください」ということでこのコーナーは終了。

次に6人のご参加者より、各地からの報告をお話しいただきました。
(福岡、大阪、山口、愛媛、宮城、長崎)
地域連携、団体運営、新しいネットワーク展開の動き、災害支援報告、休眠預金の取り組みなど、それぞれ違う立場で独自の素晴らしい活動が展開されていて、驚きや感動の連続。
短時間で伝えきれるものではなく、あっという間に休憩時間へ。

休憩時間になっても会場の皆様のおしゃべりは止まりません。
寒い冬ですがとうとう窓が開け放たれて空気交換と相成りました。
その間にも徳島の高校生・大学生が作った力作アニメも上映したり、と盛りだくさん。

第二部
ゲスト登壇
内閣府こどもの貧困対策担当者、株式会社ファミリーマートのこども食堂、ソシオークホールディングス株式会社の保健衛生研修、株式会社ハウスプラザのスペース貸しについてそれぞれの取り組みが話されました。
本当にいろいろな取り組みがあり、予想もつかない未知の可能性が広がっていることを示されました。

フリートーク
7人くらいのグループに分かれしばしフリートークになりましたが、皆さん話したい事山ほどあるという感じでものすごい熱気でした。

最後は数名の方に一言ずつ自由発言していただきました。「この交流会で元気をもらった」「みんなに会えてうれしい」「また新たに頑張っていけます」「勉強になった」「学んだことを活かしていきます」「これからこういうことをしようと思っている」など元気なお声が聞けました。
日本各地遠くから集まって交流できることは、本当に心温まり、元気が出ることであり、またお会いしましょうという気持ちがお互いの中にふつふつと湧いていました。

あっという間に終了時間となり、集合写真撮影をして、夜の懇親会へとお開き。

懇親会はほぼ8割がたの方が参加されたようで、きっとさらに盛り上がったことでしょう。(筆者は仕事で参加できなくて非常に残念でしたが、来年はぜひ参加したいです。子供たちの幸せを願って活動する方々は本当にすごく元気。大人というのは子供に元気をもらって頑張れる存在なんだなと実感します)
全国から集まってくださった皆様、ありがとうございました。
大人たちの元気の源になってくれている日本中の子供たちにも感謝したいです。
来年の交流会で皆様また元気にお会いしましょう!!

(むすびえボランティア 森生文乃)

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