認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ
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飲食店×こども食堂プロジェクト
「お店でこども食堂」とは?
こども食堂は47都道府県に広がり、全国で10,000カ所以上にまで増加し、自発的で多様な市民活動として成長を続けています。一方で、歩いて行ける範囲にこども食堂が一つもない地域も、まだ数多く残されています。
子どもたちに「安心できる食」と「居場所」を届けたいと願っても、場所や設備をゼロから整えるのは大きな負担です。その点、飲食店はすでに最適な資源を備えています。厨房や客席はもちろん、日々培われた「食を届ける知恵と技術」は、かけがえのない力となります。

動画で見る飲食店こども食堂
利用者・飲食店の声
・こども食堂利用者の声
週に1回こども食堂の日は、家でご飯の準備をしなくて良いのでとても助かっています。子どももとても楽しみにしていて、こども食堂の日は家族みんなでリラックスできる日になっています。
・飲食店利用者の声
子ども達がいることでお店としても盛り上がるし、外から見た時にも賑わいが雰囲気として伝わるので良いと思います。
・運営者の声①
こども食堂を始めたことでお客様以外にも地域との繋がりが増えたのが宝物ですね。
・運営者の声②
開催場所や厨房設備もあって、頭の中にはレシピもあって、こども食堂を始める上で飲食店は始めやすいと思います。
事例紹介
みなぱ食堂
赤ちゃんからお年寄り、障がい者の方や車いすの方でもみんなが笑顔で過ごせる居場所

店名 >やよいカフェ&Bar(予約制)
業態 カフェ /バー
場所 東京都板橋区
頻度 月2回
人数 50 ~ 90人/回
開催パターン 定期開催型
「みなぱ食堂」は、赤ちゃんからお年寄り、障がい者の方や車いすの方でもみんなが笑顔で過ごせる居場所づくりをしたいという思いからご友人2 人で始めた食堂です。みなぱはアイヌ語で「大勢が笑う」という意味。訪れる皆さんに笑顔になってほしいという願いを込めています。第1、3 水曜日の月2 回の誰でも無料で利用できる食堂開催の他、毎週水曜日のお弁当提供やミニフードバンク、学習支援など活動は多岐にわたります。必要としている方へ支援が届くように社会福祉協議会を始めとする板橋区内の様々な団体と連携しています。地域イベントにも積極的に参加し、活動を知ってもらうきっかけを作っています。
みさとや子ども食堂
駄菓子屋との併設で、地域の子どもの居場所を目指した取り組みを長年続けています

店名 >みさと屋 野菜食堂
業態 食堂
場所 東京都調布市
頻度 毎日(日曜、祝日を除く)
人数 500人/年(駄菓子屋利用者は17,000人/年)
開催パターン 常設型
「みさとや子ども食堂」は、地域に根ざして30 年以上営業してきた食堂が運営しているこども食堂です。親の帰りが遅く、一人で食事をとる子どもたちに、栄養たっぷりの温かいごはんとみそ汁をたべよう、という気持ちで毎日活動されています。料金は1食300 円で、日替わりのおかずは野菜をふんだんに使ったバランスの良い献立です。併設している駄菓子屋では、120 円の引換券を使って自分で計算したお菓子が選べます。様々な方法で、子どもたちにとっての場を提供し続ける地域の居場所です。
鶏眞子ども食堂
毎回のご飯作りの体験が、子どもたちに食育と笑顔を与える場所

店名 >鶏眞
業態 居酒屋
場所 東京都国分寺市
頻度 月1回
人数 100~140人/回
開催パターン 定期開催型
「鶏眞 子ども食堂」は、地域の子どもたちに食の大切さを伝えることを目的に、月に1度開催される規模と熱気の凄い食育イベントです。毎回100人以上が参加し、子どもたちによる餃子づくりや、うどん打ちなど、プロの食育の先生による学びや、ボランティアさんが周りでサポートしながら子ども自身が料理に挑戦する体験を通じて、楽しみながら食への理解を深められる場を提供しています。親子で一緒に参加できるため、大人も子どもも食の魅力を再発見できる機会となっています。立ち上げたオーナーは、地域全体で同じような飲食店こども食堂を増やして、毎日地域のどこかでこども食堂が開催されているような世界を目指しています。
大黒屋食堂のこども食堂
地元産の信頼できる食材にこだわり手作りの本物の味を子どもに提供

店名 >大黒屋こども食堂
業態 食堂
場所 埼玉県川越市
頻度 月1回
人数 20人/回
開催パターン 定期開催型
環境イベントのワークショップがきっかけとなり、2017年12月にスタート。近隣の農家や福祉雇用企業、お寺や個人からの寄付による資金や食材を活かしながら「安心安全な食材や調味料」を使うという食堂のポリシーに沿って、子どもたちに手づくりの食事を提供されています。食材を提供してくだった方たちに、感謝の言葉を添えた絵を描いて贈るなど、社会とのつながりを子どもたちに実感してもらう取り組みもされています。スタート当時は未就学児だった子が中学生になり、レギュラーの小学生は、お手伝いもしてくれるようになり、また、高校生や地域企業のボランティアが参加してくれるなど、コミュニティーの輪も広がっています。
子ども食堂ぬまフェス!!
毎回のご飯作りの体験が、子どもたちに食育と笑顔を与える場所

店名 >ぬまフェス!!
業態 カフェ
場所 東京都品川区
頻度 週1回
人数 20人~ 60人/回
開催パターン テイクアウト型
「子ども食堂ぬまフェス!!」は、子どもが多い家庭の母親が抱える物理的・精神的な育児負荷を少しでも軽くしたいという思いから始まりました。運営者の柿沼さん自身、シングルマザーとして仕事と子育てに追われた経験があり、「忙しいお母さんがひと息つける時間をつくりたい」と願って活動しています。毎週火曜の夜には、自身の飲食店を開放し、栄養バランスのとれた温かい食事を子ども300 円、大人600 円で提供。単なる食事支援ではなく、「ごはんができている安心感」「今日は作らなくていい」という余白を届けることで、親の心を軽くし、家族に笑顔を増やすことを大切にしています。
スマイルこども食堂
毎日の食事と自分で握るおにぎりで元気になれる場所

店名 >府中餃子バル あわ屋
業態 バル
場所 東京都府中市
頻度 毎日
人数 5名程度
開催パターン 定期開催型
府中餃子バル あわ屋」では、飲食店併設型のこども食堂を毎日開催しています。子どもには無料、大人には500円で、栄養バランスを考えた献立を提供し、おにぎり作りや季節のイベントなど食育体験も充実し、子どもたちに食の楽しさと社会体験を届けています。飲食店の食材やスタッフを活用することで、持続可能な運営を実現し、地域の交流や飲食業の価値向上にもつながっています。オーナーは「単に食事を提供する場ではなく、慈善活動にも力を入れていることを発信することで、飲食業界全体の価値を高めたい」と言われており、こども食堂の可能性を感じられる場所です。
食堂ソラノシタ『夢食堂』
こども達のみらいへ繋ぐ大人のボランティア

店名 > 足立区役所 食堂ソラノシタ 『夢食堂』
業態 食堂
場所 東京都足立区
頻度 毎日
人数 20名
開催パターン 定期開催型
「子どもたちがご飯を食べられる場所」「子ども同士のコミュニティの場所」「ご飯を食べながら笑顔になれる場所」このような想いで2021年6月より開始されています。夢食堂は多くの方のご協力で食事を必要としている子どもたちに1食を提供されています。具体的には1人200 円の寄付で「夢チケット」を発行し、その夢チケットがお子さまの1食分となっています。また、定食ご注文ごとに10 円を寄付としてお預かりし、20 食分でお子さま1人1食分として提供されています。利用したお子さんや親御さんから御礼のお手紙をいただくことや、多くの子どもとの会話等がスタッフ皆さんのやりがいにつながっているとのことです。
こども食堂shu
誰が来ても大丈夫子どもだけでも、大人と一緒でも

店名 > 日本酒処shu
業態 居酒屋
場所 東京都大田区
頻度 月1回
人数 40人/回
開催パターン 定期開催型
学習塾や飲食店等を経営されている中、飲食店を活用して日々頑張っている子どもたちに少しでもホッとできる時間を提供したい、保護者にも月に1度1食くらいはゆっくりしてほしい、高齢者も楽しんでほしい、「誰でもどうぞ」という想いで2023 年8月より活動をスタートしました。メニューはお店にある食材を活用し、時には少しグレードアップした食事を提供することで利用者に喜ばれています。行政の補助金も有効活用され、仕組みやあるべき姿等を日々模索されています。多くの出会いがやりがいになり、他エリアでも広げていきたいという想いを持たれています。
平井料理システム
特別な日に素敵な外食を外食企業と地域が連携した取り組み

店名 > 平井料理システム
業態 レストラン・和食・居酒屋
場所 香川県高松市
頻度 -
人数 100世帯以上
開催パターン クーポン型
「子どもたちに美味しい食事を味わってほしい!」という想いから出発したこのプロジェクトでは、親子で外食を楽しむ特別な体験を提供するため、ひとり親世帯を対象に「ハレの日お食事券」を子どもの誕生日に合わせて発行し、2024 年10月から約半年間で延べ100 世帯以上の方にお届けしています。チケット制を採用することで、お店側も日々の営業と並行してオペレーションを変えることなく、利用者側も好きなタイミングで気軽に利用することができます。また支援団体経由でのチケット配布が、見守りやお祝いの言葉を届ける機会にもなっています。
つだぬまやこども食堂
地域ネットワーク団体や地域のボランティアと一緒に

店名 > つだぬまや
業態 蕎麦屋
場所 千葉県船橋市
頻度 月1回
人数 100人/回
開催パターン テイクアウト型
学生アルバイトさんがこども食堂の話をしてくれたことがきっかけで開始され約6 年になります。開始時に地域ネットワーク団体に相談し、情報提供や物資支援等をいただけたことは心強かったとのことです。地域の方から様々なご支援をいただきながら長く続けられていること、あたたかい心に毎回感謝の気持ちでいっぱいになりますとお話されていました。店主の方がその時の材料をみながらメニューを工夫し、地域のボランティアさんと一緒にお弁当100 個をご用意されています。絵本の読み聞かせ等のイベントの復活も検討され、月に一度の家族団らんの場所と時間にして欲しいとのことです。
ロケットチキンこども食堂
地域との連携で子どもたちを応援

店名 > ROCKET CHICKEN(ロケットチキン)
業態 フライドチキン専門店・キッチンカー
場所 神奈川県高座郡寒川町
頻度 不定期
人数 -
開催パターン デリバリー型
学生アルバイトさんがこども食堂の話をしてくれたことがきっかけで開始され約6 年になります。開始時に地域ネットワーク団体に相談し、情報提供や物資支援等をいただけたことは心強かったとのことです。地域の方から様々なご支援をいただきながら長く続けられていること、あたたかい心に毎回感謝の気持ちでいっぱいになりますとお話されていました。店主の方がその時の材料をみながらメニューを工夫し、地域のボランティアさんと一緒にお弁当100 個をご用意されています。絵本の読み聞かせ等のイベントの復活も検討され、月に一度の家族団らんの場所と時間にして欲しいとのことです。
こども食堂を立ちあげる際に参考にしていただきたい 8 つのポイント
こども食堂が大事にしていることを参考にしながら、これまで多くのこども食堂の皆さんからお聞きしたことを踏まえて、飲食店の皆さんが活動されるにあたってご参考になればと8つのポイントをまとめてみました。ご承知の通り、こども食堂のあり方は誰かが統一して決めているものではありません。あくまでご参考としていただければ幸いです。
【ダウンロードはこちら】>お店でこども食堂スタートブック(PDF)
想い・目的の具現化
こども食堂を始める最も重要な要素は「なぜやるのか」という目的の明確化です。この目的が運営の軸となり、困難な時の支えにもなります。
利用対象
利用者は目的に応じた設定となりますが、実施していく中で変化していく可能性もあります。
開催パターン
開催形態は大きく「常設型」「定期開催型」「クーポン型」「テイクアウト型」「デリバリー型」5つがあります。これらの形態を組み合わせるケースも多いです。飲食店の通常業務との兼ね合いを考慮し、無理のない開催パターンを選択することが継続的に運営するためのポイントです。
開催時間
開催時間は、営業時間や繁忙の時間帯との兼ね合いとなります。主な設定時間は「朝」「昼」「放課後~夕方」「夜間」の4つです。
価格設定
子どもが「安心して食べられる場」であることを大切にしつつ、家庭の経済的な負担の軽減と、運営の持続性も確保する適切な価格設定が重要なポイントです。
運営スタッフ
安全で質の高い運営のために、自店にとって適切なスタッフ体制を構築することが重要です。
告知方法
対象としている子どもたちや家庭に確実に情報が届くよう、多様な告知手段を組み合わせます。
地域との関係づくり
こども食堂が地域に根付いていく為には、多様なステークホルダーとの関係構築が重要です。そのために、地域のこども食堂同士が情報共有できる地域ネットワーク団体と連携することも有用です。
お役立ち情報
「飲食店向け こども食堂応援!オンラインセミナー 」アーカイブ動画
よくある質問
Q:こども食堂を始めるのに特別な許可は必要ですか?
A:基本的に許可や申請は不要です。ただし、自治体によって異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
Q:対象者を限定したい場合(ひとり親家庭、生活困窮家庭等)やその告知方法についてどこに相談したら良いですか?
A:対象店舗エリアの社会福祉協議会にご相談されることをおすすめします。
Q:ボランティアの保険はどうすればよいですか?
A:社会福祉協議会でボランティア保険(年額350円〜500円程度)に加入できます。傷害保険と賠償責任保険がセットになっています。
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