認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

むすびえは、こどもの居場所づくりを推進する地方自治体のパートナーとして、地域の居場所づくりを支援する「自治体向けこどもの居場所づくり支援プロジェクト」を展開しています。
このたび、京都府が開催した「こどもの居場所づくりに関する市町村会議」に、当プロジェクトの加賀と白田が講師として登壇しました。
【日時】 ① 2025年8月5日(火)10:00〜12:00 ② 2025年8月6日(水)10:00〜12:00 【会場】 ① 文化パルク城陽(城陽市) ② 京都府福知山総合庁舎 中丹西保健所講堂(福知山市) 【出席者】 京都府内の各市町村の子どもの貧困対策担当課職員等 計37名 【プログラム内容】 (1)京都府の取組について(京都府健康福祉部家庭・青少年支援課) (2)府内の事例紹介(事例提供をした市町) (3)講演:地方自治体は、どのように”居場所づくり”を推進すればよいのか?(むすびえ) (4)グループワーク:意見交換会 |
当日の様子
会議は2日間にわたって実施され、京都府内の市町村関係者が多数参加しました。
はじめに京都府より、「きょうとこどもの城づくり事業」の現状と展望や、府内の市町村担当者に実施したアンケート調査の結果の紹介等について発表がありました。
続いて、府内においてこどもの居場所づくりに取り組む好事例の紹介がありました。
こどもの居場所マップの策定、困難を抱えたこどもの居場所づくりの推進、居場所づくりに対する補助金制度の運用など、多様な実践について報告がありました。
その後、加賀の講演では、「地方自治体はこどもの居場所づくりをどう進めるか?」をテーマに、こどもの居場所づくりを推進する背景や意義、他市町村における具体事例の紹介などについて講演しました。
最後に情報交換では、府および市町村が互いに協働して「こどもの居場所づくり」を進めていくためにどんなことが必要かを考える貴重な機会となりました。

当日の会場の様子

資料(京都府内の各市町村に実施した居場所づくりの取組状況に関する調査の結果の一部)
「自治体向けこどもの居場所づくり支援プロジェクト」について
全ての子どもが安心して過ごすことができる居場所づくりを実現するため、こどもの居場所づくりに関する国の動きを捉えながら、地域の実情を踏まえた居場所づくりを推進する自治体をサポートしています。
こどもの居場所に関する共通理解を図るための動画コンテンツの提供や、地域の居場所に関する実態調査支援など、施策の企画や計画づくりにも関わっています。
居場所づくりに関する事業の伴走者として、全国各地の地方自治体と連携して取り組んでいきます。
【本件に関する問い合わせ先】
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
自治体向けこどもの居場所づくり支援プロジェクト担当
ibasyo-dukuri@musubie.org