認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ
2026年2月、東京都北区にある常住寺で開催されているこども食堂「てこらcafé」にて、シロカ株式会社(以下、シロカ)との協働により、同社の電気圧力鍋を使った「こども食堂 お料理教室」が開催されました。
シロカは、2025年から「長期休みこども食堂わくわくギフト」を通じて、電気圧力鍋やヒーター、加湿器、電気ケトルなど、さまざまな自社製品を全国のこども食堂に届ける物資支援を行ってきました。実際に支援が届いたこども食堂のうちのひとつ「てこらcafé」に社員さんが運営ボランティア体験に参加したことから、この料理教室の企画がスタートしました。
本企画は、調理体験を通じて子どもたちの食への関心を育むとともに、地域のコミュニティ活性化を図ることを目的としています。当日は10組・約25名の親子・ボランティアの皆さんが参加し、シロカ社員の皆さんと一緒にカレー作りを行いました。
みんなで作る、特別なおいしさ!

メニューは子どもたちの大好きな「カレーライス」!まずは下ごしらえからスタートです。玉ねぎ、にんじん、じゃがいもなどの野菜を、子どもたちが包丁を使って一生懸命カットしました。シロカの社員さんや大人たちに見守られながら、慣れない手つきでも丁寧に取り組む姿がとても印象的でした。

野菜とお肉の準備ができたら、シロカの電気圧力鍋「おうちシェフ PRO」の出番です。内なべに食材と水を入れ、ボタンを押すだけで本格的な圧力調理がスタート。最新の家電が魔法のように料理を仕上げていく様子を、子どもたちも興味津々で見つめていました。
コロナ禍を経て蘇った、お寺の食堂の温かい風景

圧力が下がり、カレールーを混ぜて温め直せばカレーの完成です!自分たちで作ったカレーを、大きなお玉を使って上手にお皿に盛り付けていきます。
「てこらcafé」の高野さんからは、今回のイベントについて「普段の活動の中では見られない親御さんの姿や、知らない子同士でも優しく寄り添い、お手伝いをしたり、一緒に食事をしたりする姿が見られました。「てこらcafé」が始まった時は、お寺の台所や食堂で子どもたちが遊んだり、カレーを食べたりしていて、今回の企画でその景色が一瞬にして蘇りました。当たり前だと思っていた活動がコロナでストップしてしまっていましたが、今回のように企業さんからお話をいただき実現できたことに心から感謝申し上げます。」と、喜びを語ってくださいました。
イベント中には、たくさんの電気圧力鍋を使うためブレーカーが落ちてしまうというハプニングもありましたが、シロカの皆さん、「てこらcafé」の皆さんが笑い合って臨機応変に対応し終始和やかな雰囲気に包まれていました。
作って終わりじゃない!ご家庭にも広がる食の楽しさ

今回使用した電気圧力鍋「おうちシェフ PRO」計10台は、シロカの皆さんの手で丁寧に洗われ、参加されたご家庭へご寄付いただきました。
「おうちでもまた作ってみたい!」という子どもたちの意欲を後押しし、各ご家庭の食卓をさらに豊かにするご支援となりました。最後に撮った集合写真では、おいしいカレーに仕上げてくれた電気圧力鍋を抱えた参加者の皆さん、シロカ社員の皆さんの最高の笑顔が弾けています。
今回の取り組みは、物資の寄付にとどまらず、「最新の家電で一緒に料理をして食べる」という体験の共有、そして「ご家庭での食の充実」という継続的な支援へと繋がる取り組みとなりました。運営者さんからも、コロナ禍を経て失われかけていた「地域の賑わいやあたたかい繋がり」が、企業や支援者さんのお力添えによって、再び力強く蘇らせることができた、と感謝のコメントが寄せられました。
むすびえでは、これからも企業・団体の皆様と協働し、全国のこども食堂を通じたあたたかい居場所づくりと支援の輪を広げてまいります。
取材日:2026年2月25日
訪問先:こども食堂「てこらcafé」
シロカ公式サイト:https://www.siroca.co.jp/