認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

「おくちからだプロジェクト」がスタートして5年!ライオン株式会社と協働でメディア向けの報告会を実施しました


むすびえは、2021年3月に、ライオン株式会社とともに歯と口と身体に関する健康サポート事業「インクルーシブ・オーラルケア」に関する協定を締結しました。

以来、紙芝居やゲーム、工作を通じて、歯とおくちのケアの大切さを学びながら自己肯定感の向上を目指す体験プログラムの第1弾〜第6弾を展開してきました。

この活動から5年目の節目にあたる2025年に、ライオン株式会社と協働でメディア向けの報告会を実施しました。

2025年10月末までに、全国のこども食堂延べ2,600ヵ所・延べ13万人分のプログラムキットを提供しました。

こども食堂に対し、物資(教材や商品)だけでなく「体験」を提供していること、またプログラムを通じて自己肯定感向上を目指した取り組みであることが、本プロジェクトならではの特徴です。

報告会では、オーラルヘルスケアの習慣化や自己肯定感の向上について、調査結果を発表しました。

オーラルヘルスケアの習慣化

体験プログラムに参加1ヵ月後の1日の歯みがき回数が全体的に増え、1日3回歯をみがく子どもは41.7%→55.0%へ増加し、参加した子どもたちの約75%において、歯みがきが楽しい習慣へと変化したことが分かりました。

【実施後のこども食堂運営者さんからの声】

  • お家でオリジナルのデコ歯ブラシを使って歯磨きをする子が増えているよう。
  • 子ども食堂にも歯ブラシを持ってきて、お昼ご飯の後に歯磨きをする子もいた。
  • 普段歯磨きを嫌がる子どもが 自主的に磨いたと嬉しい連絡をもらいました。
  • 「歯磨きの大切さを理解して歯磨きの時間が長くなった。」と保護者から共有があった
  • 歯は大切!って小さい子が呟いていたのが印象的でした。虫歯は怖いとも言ってました。
  • いつも磨いている歯磨きの磨き方の再認識と虫歯を作らない工夫など納得でき、毎日歯磨きカレンダーに付けています。

自己肯定感の向上

子どもたちの行動の変化もみられ、調査対象者全員の自己肯定感がプラスに転じたことが確認できました。

【実施後のこども食堂運営者さんからの声】

  • 子どもたちから、自分たちの日常の歯磨き事情を話してくれました
  • はごろく(ゲーム)を楽しみながら、子どもたちで歯について会話をする場面が多く見られた。
  • 早速、自分の作ったデコ歯ブラシで食べてすぐに歯磨きしようと手洗い場に向かう児童もいました。
  • デコ歯ブラシを作る体験は、色々なデコシールがあり子どもたちも嬉しそうでした!キレイにデコられた歯ブラシを嬉しいそうに見せてくれました!

第1弾のプログラム実施時から、こども食堂と共創し改善を重ねながら継続的に実施し、5年間で多くの子どもたちにオーラルケアを学ぶ機会や「褒められる」という自己肯定感が向上する機会を提供することができました。

おくちからだプロジェクトは企業、こども食堂、家庭、地域人材の「みんな」で歯みがき習慣の定着を目指すというモデルの実現を目指しています。