認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

【ご報告】木徳神糧株式会社から「お米」「米粉のから揚げ粉」「米粉のたこ焼粉」のご支援をいただきました


(左:木徳神糧 鎌田慶彦 社長、右:むすびえ 三島理恵 理事長)

むすびえが実施した「こども食堂の現状&困りごとアンケート2024」の中では、「もらうと嬉しい支援品」としてお米が1位に挙げられ、特に物価高の影響を受ける中でそのニーズが高まっています。
こうした状況に想いを寄せていただき、夏休み期間中の開催が増えるこども食堂に向けて、全国4,000カ所のこども食堂のお役に立ててほしいと、⽇本⽶販売数量トップクラスのお米の卸売会社である木徳神糧株式会社より「お米(200トン ※令和6年産無洗米)」「米粉のから揚げ粉(4トン)」「米粉のたこ焼粉(8トン)」を寄贈いただきました。

同社には、2022年より継続的にこども食堂の活動に想いを寄せていただき、お米のご寄付をはじめさまざまなご支援をいただいております。あたたかいご支援に感謝の意を表しまして、むすびえ理事長の三島より、木徳神糧の鎌田社長に感謝状を贈呈いたしました。

こども食堂の皆さんからも、「物価高の中ありがたい」「体験が豊かになる機会となった」「おかわりを無制限にした」「普段よりも多くこども食堂を開催する機会となった」と多くの反響の声をいただいています。
その一部を抜粋してお届けします。
木徳神糧株式会社からのこのたびの温かいご支援に、深く御礼申し上げます。

(写真左:感謝状贈呈の様子 写真右:同社応接室のむすびえ感謝状 写真下:米粉の唐揚げ粉、たこ焼粉、みんなのお米商品写真)

【ご提供内容】
・ご提供商品:精米(令和6年産無洗米)、米粉のから揚げ粉、米粉のたこ焼粉
※1カ所につき、お米50kg・から揚げ粉100g×10袋・たこ焼き粉200g×10袋
・ご提供箇所数:4,000カ所


中高生のボランティアさんにもお手伝いいただき、ご提供いただいた美味しいお米でおむすびを作り、米粉のたこ焼き粉でたこ焼きを焼きました。子どもたちもとても喜んでくれて賑やかで笑顔が溢れる夏祭りとなりました。ありがとうございました!

物価高で食材を手配するのに苦労しながら毎週開催しておりますので、ご支援に本当に感謝しております。沢山の子どもたちが笑顔で美味しそうに食事をしている姿を見ていただきたいくらい、キラキラした笑顔で喜んでくれています。それが更に私たちの励みになります。いつもありがとうございます。

(福島県 おむすび食堂)


いただいたお米を使用してカレーライスを作ってみんなでおいしくいただきました。
子どもたちもおいしいと言って、男の子も女の子も何度もおかわりする子たちが多くお米もすべてなくなりました。

(大阪府 ラ・ポーズいぶきの子ども食堂)


日本の伝統行事で秋を感じようと、みんなで「おはぎ」を作りました。高齢者ボランティアさんの指導のもと、いただいたお米ともち米を混ぜて炊いたご飯をつぶし、まるめて、小さな小判型のおはぎ(つぶあん・きなこ)を二種類作りました。

子どもたちは、作るのが初めての子ばかり。食べるのも初めて、というお子さんもいました。保護者の方も、「おはぎは買うもの、昔はおばあちゃんが作ってくれていたけど、作るのは初めてです」と仰っていました。みんなで楽しく作り美味しくいただきました。春と秋のお彼岸の意味、ぼたもちとおはぎの違い、牡丹とはぎの花、あんこは小豆から、きなこは大豆から作られる……など由来についてもみんなで学びました。

(岡山 地域食堂だいこんの花)