認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ
【お知らせ】休眠事業(2023年度)実行団体「長野県みらい基金」が 「これからの居場所の価値について考える」ワークショップを実施中! ~第1回は松本地域で開催~

むすびえは、2023年度 休眠預金事業(通常枠)「居場所のインパクト可視化を通じた地域活性化事業-居場所と地域のエコシステムの同時強化-」に取り組んでいます。(詳細は、プロジェクト紹介ページをご参照ください)
実行団体の一つである公益財団法人長野県みらい基金(理事長:高橋潤)は、7月25日に松本地域にて、「これからの居場所の価値について考える会」を開催しました。
今回のワークショップは、県内の居場所が子どもたちや地域にもたらす社会的インパクトを可視化し、その運営課題を共有すること、そして居場所の意義を伝える具体的なエピソードを集めることが大きな目的です。
長野県みらい基金が2024年度に実施した実態調査からは、居場所に参加した子どもの約6割にポジティブな変化が見られた等、「居場所」の価値が数字でも示されたことが、参加された皆さんに報告されました。
次に、参加者の皆さんはグループに分かれ、それぞれの居場所で実際にあった「子どもたちや居場所に関わる人たち、地域に起きている『変化』」について、日頃目にしているエピソードを共有しました。参加者から語られた具体的な心あたたまるエピソードを通して、居場所が地域にもたらすかけがえのない価値が、より鮮明に浮き彫りになり、参加者の皆さんの居場所への熱い想いが会場全体に満ち溢れていました。
さらに、運営者の皆さんが日頃の運営で感じているであろうリアルな課題、マンパワー不足や資金・物資などについても、活発な意見交換が行われました。
このワークショップで集められたエピソードや運営者の皆さんの貴重なご意見は、長野県みらい基金が設立を検討している「居場所を応援する基金」や、県内の企業・団体、個人に協力を呼びかけるための「白書」作成の大きな力となります。
長野県みらい基金では、今回のようなワークショップを、9月以降、県内9地域(松本地域を含めて全10地域)で開催していく予定です。
詳細や今後の開催情報については、長野県みらい基金のウェブサイトをご参照ください。
2025.07.30 地域に広がる「居場所」の力を再認識!松本地域ワークショップ開催レポート
本件に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
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2023年度休眠預金事業(通常枠)事務局
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