認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

【ご報告】マレーシアの研修員にこども食堂の取り組みを紹介しました


2025年7月7日(月)、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施するマレーシア国国別研修「LEP2.0 給食ガイドライン開発」の一環として、愛知県名古屋市のNPO法人なごやAsovivaが運営する「やごっち」にて、マレーシアから来日した研修員10名に向けて、日本のこども食堂やむすびえの活動を紹介しました。

むすびえより「こども食堂」の紹介


当日は、マレー語のあいさつ「サラマ(Selamat tengahari)」でスタート。

こども食堂について、クイズ形式を交えながら紹介しました。こども食堂は、地域住民が自発的に立ち上げ・運営しており、その目的や活動内容は食事提供にとどまらず多岐にわたることを説明しました。特に「こども食堂が全国で1万カ所を超えている」という事実には、参加者から大きな驚きの声が上がりました。

また、「異年齢の交流の場はマレーシアでは少ない」との声もあり、日本における多世代交流の価値について関心が寄せられました。

NPO法人なごやAsoviva フリースクール八事のおうち「やごっち」の紹介


NPO法人なごやAsovivaは、「食」と「教育」で未来をつくる力を育てることを理念に掲げ、さまざまな地域活動を展開しています。

今回の視察先である「やごっち」は、Asovivaの事業の一つとして運営されている、学校に行きづらさを感じる子どもたちのためのフリースクールです。

やごっちでは、子どもたちが献立決め、買い物、調理、配膳、食事、片付けまで、すべて自分たちで行います。こうした体験を通じて、対話力・協働性・生活力・自然と共創といった非認知能力を育むことを大切にされていると紹介されました。

実際にやごっちを利用している子どもたちからは、「自分らしく、安心してチャレンジできる場所」だと感じているという声も聞かれました。

おわりに

今回の研修を通じて、こども食堂がもつ「食を通じたつながり」「多世代の交流」「子どもの主体性を育む場」といった価値が、国や文化の垣根を越えて共有される可能性を感じることができました。

むすびえは、今後も国内外のさまざまな関係者とつながりながら、こども食堂の意義や可能性を発信し、誰も取りこぼさない社会の実現に向けて活動を進めてまいります。

また、この機会をいただくにあたり、視察先のご紹介と連携にご尽力くださった一般社団法人愛知子ども応援プロジェクト、あいち子ども食堂ネットワークに心より感謝申し上げます。