認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

【自治体向けこどもの居場所づくり支援プロジェクト】『子どもの居場所づくりにおける自治体の動向に関する報告書』を作成しました


むすびえは、こどもの居場所づくりを推進する地方自治体のパートナーとして、地域の居場所づくりを支援する「自治体向けこどもの居場所づくり支援プロジェクト」を展開しています。

このたび、2024年度に愛知県および新潟県が県内市町村を対象に実施した「こどもの居場所づくり」に関する取組み状況調査の結果をもとに、自治体におけるこどもの居場所づくりの実態、体制、政策姿勢、課題、事例を整理し、さらに、中核市・政令指定都市の動向とも比較して全国的な傾向等について考察した報告書を作成しました。

自治体がどのように子どもの声と向き合い、具体的な施策として展開しようとしているのかについてまとめておりますので、自治体が推進するこどもの居場所づくりについて関心のある方はぜひご覧ください。

※報告書のダウンロードはこちらから


■ こどもの居場所づくりが地域に求められる背景

居場所があることは、孤独・孤立の問題や幸福感と深く関係しており、すべての人にとって生きる上で不可欠です。しかし、現代では核家族化が進み、地域のつながりが希薄化する中で、かつてに比べ居場所を持つことが困難となり、社会として居場所づくりが求められています。

こうした居場所づくりは、民間の主体的な取り組みを大切にしながら、公的な支援を織り交ぜ、官民が連携・協働することが重要です。

■ むすびえ「自治体向けこどもの居場所づくり支援プロジェクト」について

全ての子どもが安心して過ごすことができる居場所づくりを実現するため、こどもの居場所づくりに関する国の動きを捉えながら、地域の実情を踏まえた居場所づくりを推進する自治体をサポートしています。

子どもの居場所に関する共通理解を図るための動画コンテンツの提供や、地域の居場所に関する実態調査支援など、施策の企画や計画づくりにも関わっています。

居場所づくりに関する事業の伴走者として、全国各地の地方自治体と連携して取り組んでいきます。


【本件に関する問い合わせ先】
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
自治体向けこどもの居場所づくり支援プロジェクト
担当:加賀
ibasyo-dukuri@musubie.org