認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

むすびえでは、こども食堂運営者の皆さんがこども食堂の価値を再認識し、地域の皆さんにこども食堂の意義をお伝えする場として、こども食堂で起こる「エピソード」をまんなかに置いたワークショップ「エピソードワークショップ」を2022年度から2024年度まで開催してきました。(開催実績はこちらをご覧ください。)
今年度は、エピソードワークショップ実施を検討されている全国の地域ネットワーク団体の皆さんに向けて、実施ガイドを発行しています。(詳細はこちら)
6月に、実施ガイドを参考にしたエピソードワークショップが、京都府社会福祉協議会主催のこどもの居場所運営者向け研修として開催されました。

この研修は6月20日に京都市、6月27日に福知山市にて、2回にわたり開催されました。
各回ともに、こども食堂関係者や行政関係者、支援企業の方、一般の方など、約40名が参加されました。
前半はそれぞれ3つのこども食堂やこどもの居場所運営者、フリースクール運営者の方よりエピソードが紹介され、こども食堂での出来事や、それを通じて感じたことを語っていただきました。
後半は参加者の方が数人ずつのグループに分かれ、居場所から生まれる食だけにとどまらない様々な関係や居場所の意義などについて、活発に意見が交わされました。


このワークショップの第2回でファシリテーターを務めた京都府社会福祉協議会の黒田昌一さんは、「効果的な質問を投げかけるのが難しかった」と振り返り、MSCの奥深さを実感されました。また同じく京都府社会福祉協議会の原さんからは「グループワークでは参加者全員がエピソードを軸に夢中で語り合っておられました」というコメントをいただきました。


京都の皆さんの熱い想いを感じる2日間でした。
【開催概要】
行 事 名:令和7年度きょうとこどもの城づくり事業 基礎講座
~こども食堂が育む地域の絆~
日 時:南部会場 2025年6月20日(金)13:00~16:10
北部会場 2025年6月27日(金)13:00~16:10
会 場:南部会場 キャンパスプラザ京都 2 階 ホール
北部会場 福知山市総合福祉会館 3 階 33・34 号室
内 容:【講義】地域におけるこどもの居場所支援
〜子育て支援を取り巻く制度から地域福祉を読み解く〜
講師:同志社女子大学現代社会学部現代こども学科 准教授 新谷 龍太朗 氏
【ワークショップ】わたしの居場所 みんなの居場所
〜食をとおして地域が元気になるヒント〜
【全体共有】
主 催: 京都府社会福祉協議会
協 力: 認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ
※ むすびえでは、実施ガイド「やってみよう!エピソードワークショップ」を発行しました。実施ガイドの活用をご希望の方やワークショップに関心を持たれた方は、ぜひこちらのページをご覧ください。
【実施ガイドについての問合せ先】
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
エピソードワークショップ担当
E-mail:episode_ws@musubie.org