アストラゼネカ株式会社とむすびえが協働で取り組んできた「ヤングヘルスプログラム(YHP)」は約3年間の活動期間を経て、2024年6月末をもって終了いたしました。
「食育・健康教育」および「社員ボランティア」活動でご協力いただいた皆さまを対象に、6月25日(火)オンラインにて報告会を開催しました。
報告会では、こども食堂の皆さまとともに約3年間にわたる活動を振り返り、これまでの感謝の気持ちをお伝えしました。
⚫開会あいさつ:アストラゼネカYHPプロジェクト リーダー 脇村良二
約3年間の活動期間の中で、北海道から沖縄まで全国のこども食堂に食育、社員のボランティア参加を受け入れていただき、本当にありがとうございました。
またこの機会を提供していただいたアストラゼネカ株式会社の皆さまにもこの場を借りてお礼を申し上げます。
⚫社員ボランティアの活動を振り返って
- ボランティアの活動地域
北海道、宮城県、茨城県、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県、福井県
愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、熊本県
- ボランティア参加した社員のインタビュー動画紹介
- ボランティア参加した社員のアンケート回答より
今回、長年興味のあったこども食堂にボランティアとして関われる機会をくださり、ありがとうございます。
主に食事作り(ナス担当)でしたが、配膳や洗い場なども、手が空いてる時はお手伝いさせてもらいました。
食堂メインだったので、お子さんたちと触れ合うなどはなかったのですが、最後の感想カードに「おいしかったです!」の言葉を皆さん書いてくださっていて、こちらまで嬉しかったです。
子どもたちの幸せ、笑顔が世界の平和につながると心底思っておりますので、ほんの少しですがそのお手伝いが出来たかなと思います。
単発ではなく、引き続きお手伝いに行けたらと思っております。ありがとうございました。
⚫食育について活動報告
- 実施した食育
年齢別(幼児、小学校低学年、小学校高学年以上、中学生以上)
学習内容別(バランス、朝食、栄養素、身体のしくみ、減塩、肥満、歯、スポーツ、咀嚼、肝臓、生活習慣、防災)
学習形態別(講義、イベント出店、ワーク、個別栄養相談、ゲーム、読み聞かせ、調理実習)
教材形態別(リーフレット、スライド、ゲーム)
実施時間別(0分、15~30分、30分~1時間、1時間以上)
- こども食堂運営者さんの食育実施後アンケート回答より
・もっと早く出会いたかったです。今月で終了が残念です。まだまだ、継続してほしいです。子どもの孤食解消がきっかけで子ども食堂を始めましたが、現在は親子で参加してお母さんが笑顔になることで子ども、家族が笑顔になることが大切だと感じています。子どもたちが自分を大切に体も命も大切に育ってほしい事を願い毎月献立を考えています。今後も、今の食事が将来健康に過ごすために大事だということをむすびえさんの活動で伝えていただきたいです。
・身近にこんなに沢山のプロボノさんがいると知らなかったので今までもったいないことをしていたと感じました。他の団体もYHPを含んだ子ども食堂イベントを開催して広めて欲しいと思います。
・普段の活動において食事は提供するものの食育まではハードルが高く、なかなか実施出来ていない状況でしたが、こども達が興味を持っていきいきと感心を持って見聞きしている姿をみると、やはり幼少の時期からの食に対する意識付けの重要性を感じました。
・当日昼食前に一人の母親から『朝食の重要性が理解できこれからは何とか一品だけでも朝食にプラス出来るよう努力してみます』との言葉が聞けYHPを実施していただき良かったと思いました。
⚫閉会あいさつ:アストラゼネカ株式会社 光武 裕 様
3年間、子どもたちの食育を推進するために、共に歩んでくださいました関係者の皆さまに心より感謝を申し上げます。
新型コロナウイルスが蔓延する中でスタートした初めての試みでしたが、アストラゼネカの従業員にとって学びの多いプロジェクトになりました。
今後も、本プロジェクトでの経験を活かしながら、人々の健康の実現のため、社会と地球の健康への取り組みを進めていきたいと思います。
最後に参加者みんなで記念写真を撮りました。3年間ありがとうございました。
▼YHPピックアップページはこちら
https://musubie.org/pickupproject/yhp-pj/