2024年元日に発生した、令和6年能登半島地震に対する支援のために皆さまから頂きました温かいご支援を基にした「令和6年能登半島地震こども食堂応援基金」、この基金によって実施できました「令和6年能登半島地震 こども食堂応援助成(第三回)」の採択結果をお伝えします。
第三回の応援助成では、全国のこども食堂および地域ネットワーク団体の皆さまを対象に、被災地で行なう支援活動や遠隔からの支援活動を対象といたしました。
選考にあたっては、選考委員の皆さまと慎重に検討させていただき、不採択とさせていただいた団体もあります。ご期待に沿えず、大変申し訳ございません。
全国各地からご応募下さいました皆さまに、心より敬意を表します。
また、引き続き被災地に想いを寄せご支援を頂いています個人・法人の皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。
【令和6年能登半島地震こども食堂応援助成の採択結果】
第三回
採択団体(こども食堂名または地域ネットワーク団体名)
<Aコース(被災地での支援)>
・福島県 Hiraku
・埼玉県 一般社団法人さいたま市子ども食堂ネットワーク
・新潟県 つばめ地域食堂
・新潟県 長岡子ども・地域食堂ネットワーク
・富山県 立山ふれあい食堂「みんなのそば屋さん」
・石川県 三道山子ども食堂
・石川県 あんずの木 マザーズ食堂
・石川県 るーぷ
・福井県 こどもテラスネットワークふくい奥越、高志
・岐阜県 いるかのこそだて子ども食堂
・愛知県 せんなり子ども食堂
・愛知県 ONiGiRi子ども食堂
・大阪府 こども食堂キリンの家
・大阪府 しーぱおごはん会
・大阪府 マリリンの家
・大阪府 子ども食堂ほし組フレンズ
・兵庫県 へいなんこども食堂
・岡山県 こども食堂 岡ちゃんち
・愛媛県 ぐらんま子ども食堂
・沖縄県 うるま市子どもの居場所ネットワーク連絡会
小計20団体
<Bコース(遠隔地からの支援)>
・埼玉県 さいたま子ども食堂
・石川県 スマイリーキッチンごはん
・福井県 地域こども食堂ボルガライス・キッチン
・兵庫県 みそらこども食堂
小計4団体
合計24団体
活動例
<Aコース>
・避難所での炊き出しや被災した住民の居場所づくり
・被災者への物資支援(食品、衛生用品、学資用品等)
・被災地域での子どもが楽しめるイベント開催(ミニ縁日、スイカ割り等)
<Bコース>
・子ども達が避難グッズと一緒に保管できる「おやつポシェット」制作・送付
・能登町内のこども食堂立ち上げ団体の支援(食材、生活用品)
助成総額
19,354,020円
【関口審査委員長のコメント】
第1回・第2回に続き、本助成へ全国各地から多くの申請をいただき、誠にありがとうございました。また、本基金へご寄付いただいた皆さまにも、この場をお借りして心より御礼申し上げます。今回も、被災地との様々な連携を図り、被災者の方々のニーズを丁寧に把握するとともに、市民・企業等からボランティアや寄付・寄贈の協力を得て、支援活動を行う素晴らしい申請が沢山ありました。第3回では炊き出し等だけでなく、夏休み期間中のお祭り・縁日イベントや子どもの居場所づくり・学習支援等に取り組む団体も採択されています。このように被災地に寄り添いながら、共に復興への歩みを進めようと取り組む各地の地域ネットワーク団体・こども食堂の皆さまに、改めて敬意と感謝を申し上げたいと思います。予算等の制約もあり、今回も残念ながら全団体を採択することはかないませんでしたが、本助成が被災者支援活動の一助となれば幸いです。
審査委員長
関口 宏聡(NPO法人 セイエン 代表理事)
震災から8ヶ月を迎えようとする中で、まだまだ元の状態に戻っているとは言えない状況があります。復興の一助となる地域のつながりを作るこども食堂の活動を、むすびえは引き続き応援していきます。多くの皆さまにも関心を持ち続けて頂けますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
問合せ先:認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
むすびえ・こども食堂基金
令和6年能登半島地震 こども食堂応援助成担当
2024noto@musubie.org