あいおいニッセイ同和損害保険株式会社より輪島塗箸をご提供いただきました。
2024年元日に発生した令和6 年能登半島地震では、日本を代表する伝統工芸品である輪島塗の生産拠点も大きな被害を受けました。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、輪島塗箸の「購入」および、「むすびえを通じた全国のこども食堂への提供」を通じた「伝統工芸品の復興と職人への支援」を行いました。
今回、輪島塗箸を受け取られたこども食堂の運営者の皆さんからは、子どもたちと共に被災地に想いを馳せ、みんなで輪島塗箸を使って食卓を囲んだという声がたくさん届いています。
<ご提供いただいた商品>
輪島塗箸 3,000 膳
<ご提供箇所数>
全国のこども食堂 60 箇所
この度のあいおいニッセイ同和損害保険株式会社のご支援に厚くお礼申し上げます。
●わいわいこども食堂(岐阜県)
この度は貴重な輪島塗のお箸をいただきありがとうございました。こどもたちに石川県輪島市、輪島塗、伝統工芸品などの話をした後に、お箸の使い方 やマナーを文科省の資料を使って指導しました。今まで私自身、こどもたちの箸使い に関心を持っていませんでしたが、予想以上に左利きや不思議な持ち方のお子さんがいることに気づきました。また機会があればこどもたちに指導したいと思っています。 今回は輪島塗箸で食事をし、各自お箸を持ち帰っていただきました。こどもたちがお箸を使う時に、能登のことやお箸のマナーを思い出してくれると良いなと思います。この度の温かいご支援、心より感謝申し上げます。
●やえなもこども食堂(東京都)
ご提供いただいた輪島塗箸が届き、早速こども食堂にて利用いたしました! お箸をビニール袋から出すことも、こどもたちに手伝ってもらいました。 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の取り組みについて話をして、今年の輪島の震災への思いを共有することが出来ました。
●むかわのこども食堂(北海道)
私たちのこども食堂があるむかわ町も2018 年胆振東部地震で大きな被害を受けまし た。ニュースを見て地震のことを思い出し「怖かったね」「あそこの人たち大丈夫?」と話す子もいます。「私たちのときも沢山の人の協力で街が復興したから、きっと能登も復興するよ」とこども達に話しています。 「このお箸を使うことで、能登の人たちの応援になるんだよ」というと、お箸がなん で?と不思議そうな顔をします。このお箸が能登で作られていること、お箸を作っていた職人さんが被災してしまったこと、そのお箸をあいおいニッセイ同和損害保険株 式会社さんが購入してこども食堂に送ってくれたこと、色々とお話しました。 送っていただきましたお箸はこども達と大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
●笑顔食堂(熊本県)
この度は輪島塗箸の御提供誠にありがとうございます。当店でも2 ヶ月石川県能登町、七尾市にて災害支援活動を行ってまいりました。 店内でも石川県の日本酒を提供し、その売上の一部を復興支援へ当てさせて頂いてお ります。 何かとご縁がありましたことと思います。大切に使わせて頂きたいと思います。