2023年9月2日（土）・9月3日（日）に、実施した、「＼埼玉県で全国初開催／ こども食堂オープンデータ〈アイデアソン&ハッカソン〉〜みんなのアイデアで、『こども食堂』を応援しよう！〜」に続く、未来に向けた作戦会議を実施しました。

1日目：アイデアソンの詳細はこちら
https://musubie.org/news/7437/
2日目：ハッカソンの詳細はこちら
https://musubie.org/news/7473/

「せっかくの素敵なアイデアを、ここで終わらせたくない！どのように活動を継続させることができるのか、一緒に考えませんか？」という気持ちで参加者・運営者・メンターの皆様をお声がけしたところ、10名もの皆様に参加ご希望をいただきました。

皆様からは、下記のような近況報告をいただきました。

• アイデアソン＆ハッカソンで一緒に組んだチームメンバーに声をかけて、当日出たアイデアの一つである「WEBマップ」を、コンテストにエントリーしました！
• アイデアソン＆ハッカソンのアイデアの1つ、「こどもユーチューバー」の企画をはじめています！
• 農家さんと連携した取組をしています！
• 食支援にkintoneを使うなど様々な事例を聞く機会がありました！
• アイデアソン＆ハッカソンでの経験で得た知見を、こども食堂・フードドライブの管理に応用し、便利になっています！

その上で、これから先の未来を考えるにあたって、気づきを出し合いました。

• 地域によって課題が異なる。アイデアソン＆ハッカソンでの課題よりもっと大きな課題があるかも。課題の捉え直しも必要？
• アイデアソン＆ハッカソンで出たアイデアを実現させたいけど、1人では難しい。一緒に考えてブラッシュアップしていく仲間が必要！
• 熱量を含めた継続性を考えた時に、別の形でのテーマを設けたワークショップを開催するなどできるといいかも。新たなメンバー加入の余白があると良さそう。
• 定期的に集まる機会があると良いと思う。オープンな場で、つながりがつながりを呼んで活動が広がっていくような場が欲しい。
• Facebookグループのように、同じ時間に集まらなくてもコミュニケーションが取れる場があると良いのでは。

まとめ

「こども食堂オープンデータ〈アイデアソン&ハッカソン〉」というこれまでに無いテーマでのイベントに参加していただいた皆さまとともに、新たなキックオフを行いました！
継続して活動・対話ができること、そのものが魅力的だと感じています。
また皆さまに声を掛けつつ、これをお読みの新たな仲間にもご参加いただきたいと考えています！

自治体の皆さまへ

むすびえは、自治体によるこども食堂情報のオープンデータ化を促進する目的で、アイパブリッシング株式会社様と共同で、こども食堂の共通データフォーマットを作成しています。
公開されるこども食堂情報が共通化されることで、参加を希望する子どもや地域の方たちが必要な情報にアクセスしやすくなることに加え、こども食堂を応援したい企業、団体、個人等による利活用が進み、さらに全国各地でこども食堂の活動に参加したり応援したりする動きが加速することが期待できます。

むすびえでは、こども食堂のオープンデータ化に取り組む自治体の皆さまを応援しております。手順マニュアルなども公開しています。また、2023年11月、埼玉県福祉部少子政策課「ひとり親・子供の未来応援担当」の松本翼さんをゲストにお迎えし、「自治体限定！こども食堂等情報のオープンデータ登録、どうする？座談会」を開催しました。自治体職員様限定で、アーカイブ視聴のお申込を受け付けます！

開催報告
https://musubie.org/news/7922/

オープンデータ化されたこども食堂の情報を使った調査解析や、こども食堂を応援したい企業、団体、個人等 による利活用の促進、すべての子どもが、こども食堂にアクセスできるための情報インフラ整備のため、より多くの自治体さまへご協力いただきますようお願い申し上げます。

こども食堂情報のオープンデータ化を進める上でのご相談やご連絡もお待ちしております。

od@musubie.org
担当：尾木（おぎ）、寺田（てらだ）、長井（ながい）、薬師寺（やくしじ）