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【ご報告】イベント「子どもアドボカシーの実践」~カナダの支援現場から見えた 子どもの権利保障の あり方とは~

1 月27日(土)、講演・トークセッションイベント「子どもアドボカシーの実践 ~カナダの支援現場から見えた 子どもの権利保障の あり方とは~(Learning for All × ベネッセこども基金 × ちゅらゆい × むすびえ)」が開催され、むすびえからは理事・三島理恵がトークセッションに登壇いたしました。

〜イベント登壇者〜
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 西崎 萌 氏
NPO法人沖縄青少年自立支援センター ちゅらゆい代表理事 金城 隆一 氏
Learning for All  宇地原 栄斗氏
日本財団 長谷川 愛 氏
ベネッセこども基金 青木 智宏 氏
全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事 三島 理恵

イベントのアーカイブ動画

 

2023年7月、海外での子どもの権利擁護の事例について学び、各セクターで重層的に子どもの権利擁護の推進が行われることを目的に掲げ、Learning for All ・ちゅらゆい・ベネッセこども基金・日本財団・むすびえは、先進国であるカナダ(オンタリオ州トロント)の現場視察を行いました。

この視察にあたり、合同勉強会や日本国内の関係施設の見学をはじめ、帰国後のアクションプラン設計など、様々な事前準備を重ねてきました。実際のトロントでの現場視察では、コミュニティセンター、人権・子どもアドボカシー、社会的養護の若者の自立支援、性的虐待を受けた人の支援、若年妊婦の支援など、多面的な「子どもの権利」の推進の事例を視察してきました。

トロントの現場写真

トロント視察の報告会に加え、今後の日本での子どもの権利保障のあり方について考える場として開催された今回のイベントは、NPO、行政、メディア、中間支援団体など、各セクターの登壇者がそれぞれの立場を活かして何ができるかについて対談するトークセッションも設けられ、様々な意見交換が行われました。

カナダの子どもの権利を守る仕組み、カナダの現場で行われている具体的実践例などを通して、日本の現場で実践したことや、これから活かして行きたいことについて、多角的に考える機会となりました。

トークセッションの様子

また、今回はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの西崎萌氏をお迎えし、「子どもの権利条約」や「こども基本法」およびそれらの推進に関する日本での現状について講演いただき、イベント参加者の皆さまと一緒に、改めて「子どもの権利とは何か」について学びを得ることができました。

さらに、ゲストの田上誠悟さんが、今回のイベントの内容を素敵なグラフィックレコーディング(グラレコ)にまとめてくださいました!

Learning for All ・ちゅらゆい・ベネッセこども基金・日本財団、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、その他ご関係者の方々および、イベントにご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

 

私たちむすびえは、多世代交流の拠点としても、子どもの居場所としても、地域で多様な繋がりを広げ続けている「こども食堂」の中間支援団体として、今後も他団体の方々との情報交換や学び合い、現場視察などを通し、子どもを中心とした居場所作りとより良い社会の実現に向けて活動を続けてまいります。

 

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