むすびえは、11月9日(木)、大本山増上寺にて、宗教施設を活用したこども食堂の開設・運営、防災拠点化についてのセミナーを行います。
【趣旨】
近年、社会の分断、対人関係の希薄化、地域コミュニティの衰退などの社会課題に対し、日本の各地域で人と人のつながりを実感できるような取り組みを求める声があがっています。寺社教会等宗教施設は、まさにその役割を担ってきました。そして、今、宗教法人により、こども食堂・地域食堂や防災・減災の取り組みが広がっています。
2022年時点で自治体と何らかの災害時協力関係がある宗教施設は4,000を超えています。また、全国のこども食堂の数は2022年時点で7,363箇所にのぼり、そのうち宗教法人が運営主体であるものは3.2%、約200箇所です。
地域の安心安全につながるこのような取り組みは、宗教施設や宗教法人が単体で行うのではなく、地域住民、自治会、社会福祉協議会、自治体、NPOなど多様な個人と組織とが協力して行っています。
この度、すでに実践されている方々に学び、地域での協働がさらに進むことを願って、セミナーを企画しました。ご参加をお願い申し上げます。
【目的】
宗教施設でのこども食堂・防災活動に取り組んでいる運営者を登壇者に迎え、その意義を顕揚します。そして同様の取組みをしたいと考え、感じる、宗教施設が増えることを目的とします。
【形式】
リアル開催
※本イベントはリアル会場のみで開催します。オンライン配信はございません。
【日時】
2023年11月9日(木)14:00~16:00
【開催場所】
大本山増上寺 慈雲閣
住所:東京都港区芝公園4-7-35 アクセス:https://www.zojoji.or.jp/map/
【定員】
70名 (応募者多数の場合は宗教関係者を優先させていただきます)
【セミナー対象者】
・宗教施設を活用したこども食堂や防災拠点化を考えている方
・すでに宗教施設で様々な活動をしている方
・宗教関連施設を通じた地域の活性化や防災に関して実態を理解されたい自治体の方
【お申し込み方法】
下記フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/2EfeYvCKfsEvzTwA6
【お申し込み締切】
11月6日(月)迄
【プログラム】
1.開会のご挨拶
戸松 義晴 様 (世界宗教者平和会議日本委員会(WCRP JAPAN)理事長)
2.講演セッション①
水野 敬也 様 (作家、『夢をかなえるゾウ』シリーズほか著書多数)
テーマ:「こども食堂には現代の救いがある」
聞き手:
湯浅 誠 (社会活動家、東京大学 特任教授、むすびえ理事長)
六鹿 篤美(むすびえ)
本セッション内で宗教施設におけるこども食堂を映像にてご紹介いたします
3.講演セッション②
稲場 圭信 様(大阪大学大学院 教授)
テーマ:「宗教施設における防災の取り組み~盲点となっているつながり~」
4.パネルディスカッション・質疑応答
(テーマ)
・宗教施設における平時のこども食堂と有事の防災拠点のつながり
・宗教施設、宗教家に求められる役割
・ご参加の皆様からの質疑応答
(パネリスト)※パネリストは予定となっております
・岡 定紀 様 (天理教紀ノ川分教会長、NPO法人こども食堂わかやま理事長)
・渡辺 光順 様 (浄土宗功徳院住職、一般社団法人ソーシャルテンプル副代表理事)
・稲場 圭信 様 (大阪大学大学院 教授)
(モデレーター)
湯浅 誠 (社会活動家、東京大学 特任教授、むすびえ理事長)
5.閉会
【主催】
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
【後援】
公益財団法人浄土宗ともいき財団
公益財団法人全日本仏教会
大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センターIMPACT
一般社団法人地域情報共創センター
【事務局/お問い合わせ】
認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ
宮崎、高須、深井、薬師寺
Eメールアドレス:ml_syukyo@musubie.org