「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)」(東京都新宿区、理事長:湯浅誠)は、公益社団法人ACジャパン(以下、ACジャパン)による2023年度公共広告支援キャンペーン※に採択され、7月1日(土)より1年間、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等、全国の各メディアで放送・掲載の予定です。
ぜひ、ご覧ください。
※ 公共福祉や医療・国際貢献等に取り組む非営利団体等がACジャパンの仕組みを利用して広告を展開する「支援キャンペーン」
■CM動画・詳細は、ACジャパン公式ページでご覧いただけます。
https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_07.html
■作品名:『おいしいねって いいあうと』
「こどもしょくどう」って
みんなの
いばしょ なんです。
こどもでも
おとなでも
ひとりでも
かぞくでも。
くいしんぼうも
おしゃべりも
てれやさんも。
いっしょに たべる
あたたかさが
えがおを
ともして くれるから。
こころを
つないで くれるから。
「こども食堂」という名前を聞いたことがあっても、どんな場所か、具体的にイメージするのは難しい、という人も多いかもしれません。むすびえが伝えたい、こども食堂が持つ「みんなの居場所」としての価値。はるな愛さんの優しいナレーションが、みんなを温かく包み込むメッセージを伝えます。
この広告を通じて、多くのこども食堂のみなさんの願いが「地域みんなの居場所となること」だと、そして、こども食堂のみなさんは、みんながほっとできる場をつくろうとしているんだということが、多くの方に伝わることを願っています。
■むすびえ理事長・湯浅誠より
むすびえは、すべてのこども食堂を応援しています。
「すべて」とは、文字通り、いかなるこども食堂も、という意味です。
こども食堂の中には、対象を子どもだけに限定しているところや、困窮世帯、ひとり親世帯に限定しているところ、予約制のところ、人数を限定しているところ、などがあります。
すべてのこども食堂を応援するとは、こうしたこども食堂も含めてすべて、という意味です。
ACジャパン広告では、「こども食堂はみんなの居場所なんです」と伝えています。
それは、多くの人が、依然として「こども食堂というのは全部、食べられない子が行くところだ」と思っているからです。
そして「食べられない子が行くところ」と決めつけられて、苦しんでいるこども食堂の方たちがいるからです。
むすびえは、こども食堂の自発性と多様性を尊重しています。
この広告が、こども食堂の多様性に対する理解を育むことを願っています。
■公益社団法人ACジャパンについて
1971年に関西公共広告機構として設立。1974年に社団法人公共広告機構となり、2009年にACジャパンと名称変更しました。「公共マナー」や「環境問題」など、社会にとって有益と思われるメッセージを、さまざまな広告の形で発信することにより、社会と公共の福祉に貢献することを目標として活動する民間の組織で、活動は約1000社の会員社や個人会員からの会費を基に運営されています。
■認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ について
代表者 : 理事長 湯浅 誠(社会活動家・東京大学特任教授)
設立:2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得、10月グッドガバナンス認証取得)
むすびえは、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」をビジョンに掲げ、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。具体的には、各地域でこども食堂を支える地域ネットワーク団体を支援すること、何か社会に貢献したいと考えている企業・団体とつながりこども食堂へ支援を届けること、こども食堂が社会の「あたりまえ」となり、より多くの子どもたちがアクセスできるようになるために必要な調査・研究と啓発を行っています。2022年度は、のべ1,302団体に約5.2億円の助成を行った他、企業等からの物資等支援をのべ11,052団体へ仲介しました(売価計算で約5.2億円)。
https://musubie.org/
■こども食堂 について
地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂。「子どもの貧困対策」と「地域交流拠点」の2つの大きな軸があり、制度の裏付けはありませんが、箇所数は7,363(2023年2月発表。むすびえ、地域ネットワーク団体調べ)あることが明らかになってます。(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は約4,000カ所。)