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こども食堂向け「むすびえ・こども食堂基金」2023年度 春募集要項(6/11〆)

はじめに

「むすびえ・こども食堂基金」2023年度 春募集は、こども食堂の再開支援を応援することを目的の一つに据えて募集をおこないます。
こどもの日に、夏休みに、秋の行楽シーズンに、こども食堂での会食や楽しい企画をされるこども食堂を応援します。

「こども食堂基金」は、2020年4月、全国一斉休校、緊急事態宣言下で奮闘するこども食堂の皆さんからの「資金不足の声」を受けて、寄付を原資に立ち上げたむすびえの助成事業です。
4年目を迎えたコロナも、ついに感染症法上の区分が5類に変更されるという節目を迎えます。

こども食堂の皆さんに後押しされて立ち上げた「こども食堂基金」は、この節目をどのように皆さんと一緒に迎えたいか、事務局で考えました。

「こども食堂基金」の立ち上げから今までは、まさにコロナ禍で奮闘する皆さんと一緒に過ごした約3年間です。

コロナ禍で会食ができなくなったら、食材やお弁当の配布をし、学校や地域の行事やお祭りが休止や中止になったとなれば、こども食堂でピクニックや音楽会をし子どもたちを楽しませ、地元の飲食店さんがなかなか営業ができず厳しい声があれば、飲食店さんからお弁当を購入して、子どもたちに届けるなどの活動を精力的に地域のつながりを途切れさせないための活動を続けてくださいました。

全ての申請書や報告書を拝見しながら、思わず笑顔が溢れたり、涙が込み上げてきたり、時には戸惑いの声に考えこむこともありました。
だからこそ、全ての不安が拭えているわけではありませんが、会食形式のこども食堂をやりたい、という食堂の皆さんの声を、後押しします。

また、コロナ禍でもこども食堂同士をつなぎ、支え合い支援を届けてきた地域ネットワーク団体の支援や地域ネットワーク団体同士の交流支援もおこないます。

このタイミングで、リアルなつながりを、とりもどしたい。
そんな気持ちで、募集を開始します。

春募集は、こども食堂の皆さん、地域ネットワーク団体の皆さん、それぞれ募集要項ページが分かれています。

 

【目次】

1.こども食堂基金募集に関するオンライン説明会
2.コース概要
3.募集期間
4.応募方法・応募先
5.助成対象期間
6.助成対象団体
7.対象経費
8.助成決定等
9.選考基準
10.スケジュール
11.問い合わせ先
12.ご注意


※ 応募に際しては、必ず本募集要項を末尾までお読みください。

1.こども食堂基金募集に関するオンライン説明会開催のお知らせ

本募集要項や、応募書類の書き方・注意点などについて詳しくお伝えします。
応募にあたり参加必須ではありませんが、なるべくご参加いただければ幸いです。

日時:5月23日(火)16:00~17:00 終了しました

▼アーカイブ動画

https://www.youtube.com/watch?v=ZBn3JDIBcdI

 

・オンライン説明会は、オンライン会議アプリZoom(ズーム)を使い配信します。初めて利用される場合は、アプリの事前インストールが必要となります。
(ZoomのPC・スマホへのインストール方法は、以下をご参照ください)https://zoom.nissho-ele.co.jp/blog/manual/zoom-install.html
日程の都合がつかない場合には、後日YouTubeにアップしますので、本ページにてURLをご確認いただき、ご覧ください。

2.コース概要

春募集では、以下4つのコースの募集を行います。各コース、対象事業や要件が異なりますので、応募前にご確認ください。

・Aコース:会食再開支援(上限10万円)200件
・Bコース:食材支援(上限10万円)200件
・Cコース:ひとり親支援(上限20万円)20件
・Dコース:プログラム支援(上限10万)50件

※ 全コース共通の備考等
・申請は1団体1コースのみ可能です。
・採択団体数は、資金調達の状況に応じて、増える場合があります。
・保険料を申請する場合、「ボランティア行事用保険」「ボランティア活動保険」や他民間企業等の保険が対象となります。活動に応じた保険にご加入ください。加入された際の証憑書類(コピー可)は、実施報告書をご提出いただく際に必要になります。


Aコース:会食再開支援(上限10万円)200件

会食再開にあたって、ご案内を刷新したり、感染症対策のグッズや食材・調味料、会場費など、さまざまなご準備とともに経費もかさんでくるかと思います。これまでコロナで休止していた、あるいは、お弁当配布等に活動形態を変更していたこども食堂が、会食を再開をする際の資金的支援を行うコースです。
申請の際に、これまでの活動形態と、会食再開に向けて行う準備や開催の予定を教えてください。

Aコース留意点
・2023年7月以降、会食を「再開する」団体が対象となります。
・上限ないで無理のない計画をたててください。
・採択となった場合も、地域やコロナの状況を鑑み、無理に会食型の活動を行う必要はありません。事情により開催が難しくなった場合は、事務局までご連絡ください。

会食再開コースは、イオン株式会社、寄付者の皆さまからの支援を原資に提供されます。

イオン 応援コメント
「より豊かで幸せな未来を、すべての子どもたちのために」 イオンはお客さまといっしょに、全国のこども食堂を応援しています。待ちに待った、みなさんの「いただきます!」の声を聞かせてください!


Bコース:食材支援コース(上限10万円)200件

コロナや社会情勢の影響により、地域で暮らしを支えたり、人々の繋がりや居場所をつくりだす必要性が一層高まっています。また、物価高騰により、地域のニーズが高まっているとの声が多くのこども食堂から寄せられています。このような時だからこそ、こども食堂を開催したり、フードパントリー等を実施する団体の食品購入費を支援します。

Bコース留意点
・こども食堂の活動に必要な食材・調味料の購入を支援するコースです。
・助成総額の8割以上が食品購入費に充当されることを基準とします。
※ Bコースは食品購入費(助成総額の8割以上)と消耗品費のみを対象とします。

食材支援コースは、イオン株式会社、株式会社エフエム東京からの寄付金により提供されます。

イオン 応援コメント
おなかいっぱいごはんを食べたり、勉強したり、遊んだり…すべての子どもたちにとって、機会格差のない社会を目指して、イオンはお客さまと一緒に、みなさんの活動を応援しています!

エフエム東京 応援コメント
地域のつながりを結び、さまざまな方の“居場所”を支えられている皆様の活動を応援します。基金を通じて、こどもたちの経験の機会と安心を守っている、こども食堂のお役に少しでも立てればと願っています。


Cコース:ひとり親支援コース(上限20万円)20件

こども食堂の活動を通して、特に、ひとり親家庭の支援を中軸においた活動(こども食堂・フードパントリー・宅食等)を助成します。
対象を限定しない、いわゆるオープン型・共生型のこども食堂等も、ひとり親家庭への支援活動であると目的が明確で、かつ、参加者に占めるひとり親家庭の割合が高いこども食堂等であれば対象になります。

ひとり親支援コースは、公益財団法人 浦上食品 ・ 食文化振興財団からの寄付金により提供されます。

浦上食品 ・ 食文化振興財団 応援コメント
当財団ロゴの「食」は人に良いことと書きます。このひとり親支援コースを通じて、多くのこどもたちの笑顔に繋がり、食で健康、食卓に幸せがあることを切に願い、この支援が必要な方々に迅速に届くことを願っております。


Dコース:プログラム支援(上限10万)50件

こども食堂の活動を通じて、楽しいプログラムを提供するための助成です。こどもたちが楽しく思いっきり遊べるよう、感染対策を行いながら、夏休みの思い出づくりや音楽イベント、ハロウィンなどの季節ごとの楽しい思い出づくりを行う団体に助成します。
こどもたちを対象に、どんなプログラムを行いたいか、申請を通じて教えてください。

Dコース留意点
・こども食堂の活動のなかで行うプログラム実施に向けた助成です(旅行や娯楽施設利用は対象となりません)

プログラム支援コースは、寄付者の皆さまからの支援を原資にして提供されます。


3.募集期間

2023年5月22日(月)~6月11日(日)23:59必着

4.応募方法・応募先

各コース専用の申請フォームより必要事項の送信をお願いします。

応募方法

以下の手順で申請をお願いします
(1)まず、各コース専用の申請書(エクセル)をダウンロードし、必要事項を記入します
(2)つぎに、各コース専用の「申請フォーム」をクリックし、フォーム画面で必要事項を記入し、(1)の申請書を添付して送信します

Aコース:会食再開支援コース(上限10万円) (1)Aコース申請書(エクセル)
(2)Aコース申請フォーム
Bコース:食材支援コース(上限10万円) (1)Bコース申請書(エクセル)
(2)Bコース申請フォーム
Cコース:ひとり親支援コース(上限20万円) (1)Cコース申請書(エクセル)
(2)Cコース申請フォーム
Dコース:プログラム支援(上限10万) (1)Dコース申請書(エクセル)
(2)Dコース申請フォーム

申請についての注意事項

・フォームの送信前に入力内容の保存はできません。
・エクセルはPDF化しないでください
・フォームの入力と申請書のアップロードには10分程度かかることが想定されます。あらかじめ、入力内容をご確認、確定の上、時間の余裕をもっての申請手続きをおすすめいたします。
・団体名義の口座を開設済みであることを確認するため、申請時に団体の口座情報を伺います。不採択となった団体の口座情報は、採否決定後に削除することをお約束します。

※メール添付での申請を希望される方
申請フォームからの申請が難しい場合に限り、メール添付での申請を受け付けます。
下記のアドレスに、申請フォーム希望の旨をお伝えください。
 その際、件名を「【申請フォーム希望】団体名」としてください。
 Email:2023grant@musubie.org

助成先団体からは、助成金受領における誓約書をご提出いただきます。
また、活動終了後には、実施報告書のご提出もお願いいたします。

5.助成対象期間

・A~Dコース共通:2023年7月1日から2023年12月31日まで(6ヶ月)
・経費精算に際しては、領収書の提出が必要です。領収書の保管管理をお願いします。

6.助成対象団体

・こども食堂の事業を通じた食支援や居場所づくりを助成対象期間中に実施する団体(法人格の有無や活動年数は問いません)。フードバンク専門団体は対象外です。
・団体名義の口座を持っていること
・事務局が請求した際に会則または定款を提出いただけること
・「助成金受領における誓約書」を提出いただけること
・宗教法人、個人事業主が経営する飲食店や株式会社(いわゆる「営利事業者」)が運営するこども食堂は、以下の条件を満たす場合に申請することができます。
1)こども食堂が非営利で運営されること。
2)宗教法人活動や営利部分との経理区分が行われること。
 ※銀行口座の管理が宗教法人活動あるいは営利事業/非営利事業とで別管理がなされていると望ましいです。
3)こども食堂名で申請すること。
※上記書類は採択決定後に提出をお願いいたします。申請時に添付する必要はありません。

7.対象経費

プログラムを実施するために必要となる以下の経費を対象とします。
ただし、他の助成金(本基金を含む)や補助金などと使途が重複していない費用に限ります。
※ Bコースは食品購入費(助成総額の8割以上)と消耗品費のみを対象とします。

・食品購入費
・人件費
・謝金
・会場費
・交通費
・消耗品費(衛生用品、お弁当のトレイ、玩具等)
・備品費(家具類、家電製品等))
・印刷製本費
・会議費
・通信運搬費(wifi等通信費等)
・保険料(ボランティア保険等)
 等
詳細は、「むすびえ・こども食堂基金 経理処理ガイドライン」をご参照ください。

8.助成決定の通知・手続き等

・助成決定は、応募団体宛にメールで通知します。
・採択団体からは、助成金受領における誓約書をご提出いただきます。
 ※ 助成金受領における誓約書は、電子契約サービス「クラウドサイン」にて行う予定です。
・助成金は、誓約書を確認後、振り込みます。
・助成決定団体には、活動終了後1ヶ月以内に活動・精算報告書をご提出いただきます。
・活動報告内容は、各資金提供者からの照会に応じ共有することがあります。
・活動実態が確認できなかった場合は、助成決定を取り消し、助成金の返還を求める場合があります。
・助成事業活動報告会の開催を予定しております。活動の発表などご協力をお願いする場合があります。
・事業の実施に際してチラシやホームページなどで告知、報告をする場合は、むすびえの助成事業であることを明示していただければ幸いです。

9.選考基準

以下の基準を勘案の上、総合的に判断します。
・実現可能性
・実績
・感染症防止対策の実施状況
・地域(応募多数の場合は、広く全国に助成できるよう考慮します)
なお、選考過程や個別の審査内容に関するお問合せには応じかねますので、ご了承ください。

これまでに採択されている団体で、領収書や実施報告書などの書類の提出が未提出の場合は、選考対象外となります。ご留意ください。

10.スケジュール

2023年
5月22日 助成申請受付開始
6月11日 申請締め切り
7月13日  助成決定(メール通知)
 ※10日(予定)とご案内しておりましたが、今しばらくお時間いただけますようお願いします。 
8月 上旬 助成金振込

※なお、秋募集は10月頃公募開始予定です。

11.問い合わせ先

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
「2023年度むすびえ・こども食堂基金」事務局宛
問合せフォーム

※別団体「こども食堂ネットワーク」では、申請書の提出やお問い合わせは受け付けておりません。また、むすびえ代表アドレスや電話でのお問い合わせも受け付けておりません。
必ず上記連絡先にお問い合わせ、申請をお願いいたします。

12.ご注意

・本助成事業によって感染が広がることのないよう、活動の環境整備その他、子どもやご家族、関係者の皆様の安全にはご配慮いただきますようお願い申し上げます。
・状況により、予定した事業が実施困難になった場合は、安全第一に考え、実施時期の延期または中止を柔軟に検討してください。
・活動を中止した場合は、事務局にご連絡ください。中止の場合は助成金の返還をお願いします。

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