2022年11月25日(金)防災研修が足立区社会福祉協議会にて、社会福祉協議会様と地域のボランティア団体(男ボラ粋生き倶楽部)様が共同で開催されました。
「地域で活動するみなさんと災害時支え合える関係づくりをしましょう!」という声掛けに、こども食堂運営者に加えて、こども食堂ボランティアさんや、ほか地域活動をされている方々合計15名が参加されました。
前半はこども食堂防災マニュアルを活用した座学、後半は火事を想定した避難訓練です。
講師にはむすびえ森谷が登壇し、防災グッズのミニデモなどを交えてお話しました。今回よりマニュアルが改訂し、より実践的な内容にバージョンアップしました。参加者のみなさんは、具体的な質問や、災害時のイメージを自分ごとに捉えながらメモを取られていた様子でした。
講義の様子
後半の訓練では、文字通り発災時を想定した行動訓練を行いましたが、初対面の方同士が協力して訓練するという状況に、波紋のようなコミュニケーションが生まれ、共助の一面を見ました。日頃から子ども食堂で活動されているので、協力して動く力「共助力」は既に備わっていると感じ、とても心強い存在だと改めて感じました。
避難訓練の様子
設定の説明と子ども役の方たち
続くコロナ禍で、以前とは違うスタイルで活動されている団体が多いと思います。
今回の参加者にも、会食スタイルではなく、今はフードパントリーをしているとおっしゃる方もみえましたが「今現在は防災訓練や災害時の事を想像しにくいが、地域で活動しているという気持ちから、このような集まりや活動は大事だなと思って参加した」と感想をいただき、研修が目指すものが伝わっている確かな手ごたえを得ました。
感想・質問タイムで気づきを共有いただいている様子
東京都内に限らず、全国の各地域で開催が可能です。
こども食堂での防災研修、訓練をお考えの際は、是非ご相談ください。
バージョンアップしたマニュアルをご用意いたします。
本件に関するお問合せは、下記メールアドレスまでお願いします。
bousai@musubie.org(担当:森谷、和泉)