11月に開催致しました、ファンドレイジングセミナー(基礎編)の次のステップとなる応用編のご案内をさせていただきます。
基礎編に続く応用編では、内部・外部の環境分析や寄付・助成金等の複数の財源獲得など実践的な手法を学び、ファンドレイジング戦略を構築します。
研修の前後で、1グループ5~6団体程度でお互いに学び合う場を設け、認定もしくは准認定ファンドレイザーによるグループ伴走支援を提供を致します。
●対象
こども食堂、こども食堂地域ネットワーク団体の方で、ファンドレイジングセミナー(むすびえ以外の団体が提供しているセミナーも含む)に参加したことがあり基礎的な知識がある方。むすびえ主催のファンドレイジングセミナー基礎編(昨年度、今年度)、日本ファンドレイジング協会主催の准認定ファンドレイザー必修研修受講された方を推奨します。
セミナー受講後に団体に持ち帰り、実践の実現力を高めるべく各団体2名以上での参加を必須と致します。
※対象に該当するか分からない場合や、団体から一人しか参加ができない場合は、お気軽にお問い合わせ先(hello@musubie.org)までご相談ください。
●日時
1日目:2023年1月12日 (木)13:00〜17:00
2日目:2023年1月26日 (木)13:00〜17:00
3日目:2023年2月 9日 (木)13:00〜17:00
各日内容が異なりますので、全日ご参加下さい。
●実施方法
オンライン(Zoom)
※URLは、お申し込みの方に当日ご連絡します。
●申込(以下のpeatixにてお手続きをお願いします。)
https://musubie-fr.peatix.com
事前申込制(申込締切1/10(火))
●参加費
6,000円/1人(税込) 1団体から2名以上参加の場合は、10,000円(1団体・税込)
※3日間とグループ単位のピアラーニング合わせての参加費となります。
1日しか参加できない場合も参加費は変わりません。
欠席の場合は、動画及び資料等をお送りすることも可能ですが、ワークや参加者同士の学び合いが中心となりますので、推奨は致しません。
●内容
ファンドレイジングの実践に必要な以下の要素を応用編(本セミナー)で習得することを目指します。
1:支援者(寄付者・ボランティア等の事業を支援する者)の具体的な人物像を描くことができる。
2:自団体の内部環境(強み・弱み等)と、自団体の外部環境(市場における位置づけや同分野他団体との違い等)を分析し把握することができる。
3:自団体が置かれている内部・外部環境に適したファンドレイジングの計画を設計することができる。
4:自団体の強みや活動による成果を支援者思考で伝えられるプレゼンテーションができる。
◇1日目:1/12
寄付等の獲得を目指し、自団体の活動の価値を、支援者に伝えるために、まずは「支援者」を明確にし、活動の提供価値について言語化等をすすめます。
◇2日目:1/26
効率的・戦略的にファンドレイジングを実践するために、自団体の強みや弱みを知り、外部の環境要因についても分析を行い、具体的なファンドレイジングの計画づくりを進めます
◇3日目:2/9
ファンドレイジング計画を「支援者」に伝えていくための共感メッセージやプレゼンテーション(提案やお願い)についての設計等を行います。
◇ピアラーニング・セッション
ファンドレイングの実践には、他団体の取り組みや工夫等からの学びがとても重要です。本研修では、受講者によるグループに、認定・准認定ファンドレイザーがファシリテーターとして参加し、お互いの学び合いを創発しながら、研修で得たことの定着をサポートします。
本セミナーは、日本ファンドレイジング協会が実施する認定・准認定ファンドレイザーの受験資格、資格更新に必要な選択研修のポイント取得可能なセミナーです。
アンケート回答者には、4ポイント×3回=12ポイントを付与される予定です。
●講師
柿沼瑞穂
群馬県生まれ。大学院で熱帯農業を学ぶなか、現場を体感しようと青年海外協力隊に参加。ザンビアで3年間活動をする。その後、政府系やNGOの国際協力団体で調整業務や外国人への研修指導員を経て、ファンドレイジング業務に従事する。熱意と体当たりの寄付や支援者確保に限界を感じ、ファンドレイジング・スクールで体系的に学ぶ。2018年より山口県を拠点に、日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザーとしてNPO活動に関わる。山口市の地域食堂「小郡みんな食堂」の立ち上げをきっかけに、山口県こども食堂支援センターの地域コーディネーターとなり、こども食堂の開設支援などを行っている。
また、外国ルーツの子どもたちを対象とした「こどものための日本語教室」の立ち上げや運営にも従事している。モット―は「まず動く」。
久保匠
日本ファンドレイジング協会プログラム・オフィサー
北海道旭川市生まれ。大学卒業後、愛知県知多半島に拠点を置く福祉系NPO法人に就職し、障害者支援、地域包括ケアシステム構築に携わる。その中で、「制度の狭間」のニーズに応えるためにファンドレイザーへの道を志す。
2018年4月より日本ファンドレイジング協会に参画し、法人向けのファンドレイジング力向上プログラム、地域・テーマにおけるファンドレイザーのネットワーク事業を担当している。中京大学非常勤講師、(一社)アンビシャス・ネットワーク理事、(特非)きっかけ食堂理事、環境省中部環境パートナーシップオフィス協働コーディネーター等も務める。
●ファシリテーター
【青山織衣】
大阪府岸和田市生まれ。
2003 年から 2019 年まで岸和田市社会福祉協議会で勤務。
地縁型・テーマ型両方の市民活動支援(ファンドレイジング含む)のほか、赤い羽根共同運動による子どもの居場所づくりプロジェクトの立ち上げに携わった。
2020 年からは、大阪ボランティア協会でボランティアコーディネーターとして勤務しながら、地元岸和田でも企業による子どものための基金設立などに携わっている。
社会福祉士、精神保健福祉士。認定ファンドレイザー。
【岩崎努】
株式会社ノット代表取締役、日本ファンドレイジング協会社会的インパクトセンターフェロー。神奈川県横浜市出身、神奈川大学経済学部卒。民間企業にてIT統制評価、内部監査業務等を経験。NPOの活動にプロボノとして参画したことをきっかけに、非営利組織のマネジメントや評価に関心を持つようになる。現在はNPOの組織基盤強化の伴走や休眠預金事業の評価アドバイザーなどを担当。評価学会認定評価士、准認定ファンドレイザー。
【木下聡】
一般企業に5年間勤務した後、退職して青年海外協力隊に参加して2年間モンゴルで活動。帰国後国際協力NGO難民を助ける会[AAR Japan]に5年間勤務し難民支援事業に従事。また、ファンドレイザーとしてSDGsを軸とした企業連携も担当。2021年からは静岡市内の緑地公園「あさはた緑地」の指定管理者として、公共空間の管理運営を通じたSDGsの実践、持続可能な地域づくりを模索中。日本ファンドレイジング協会静岡チャプター代表、認定ファンドレイザー。
【高田 佳奈】
公益社団法人岡山県文化連盟 主任。2008年の入職以来、県施設の指定管理業務や官民問わず多様な主体との恊働事業をはじめ、公立小中学校で子どもたちに本物の文化体験を届ける学校出前講座のチーフコーディネーターとして、年間 約 200 件実施する講座を総括。2017年からはおかやま文化芸術アソシエイツを担当、プログラムオフィサーを兼務。(公財)福武教育文化振興財団教育文化助成事業審査委員。日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザー。
●お問合せ
認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-20-3 西新宿髙木ビル7階
hello@musubie.org(担当:南谷)