むすびえでは、政府連携プロジェクトリーダーとして一緒に働くメンバーを募集しています。
人口減社会、超高齢化、ITの進歩、働き方の変化などにより地域での繋がりが弱くなる中で、子どもを中心に置いた地域の多世代交流拠点として全国に広がってきているのが「こども食堂」です。その数は、約6,000箇所を超えました。
新型コロナウイルス感染症による影響がある中でも、こども食堂の活動は途絶えず、「食」を通じたつながりをいかし、フードパントリー等の活動で、地域のつながりを守り、子ども、地域住民の暮らしを支えています。
むすびえでは、こども食堂の正しい認知を広げ、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」という当団体のビジョン達成に向けた活動を責任を持って遂行してくださる方を募集します。
これまでの社会人経験やNPOでの経験を活かし、社会貢献に役立つことをしたいと感じていらっしゃる方からのご応募お待ちしています。
■□募集職種・仕事内容■□
●政策動向に関する最新状況の把握
●政策に関する提言書・報告書等の作成及び関係者へのその説明・交渉
●政府関係者、業界団体等との関係構築
●こども食堂やこども食堂ネットワーク等に対する研修等の企画・運営
●こども食堂現場の実態把握
●団体内の他プロジェクトとの連携
むすびえでは、現在、約100名のメンバーで、60を超えるプロジェクトを実施しており、山形県、群馬県、兵庫県等、首都圏以外のメンバーも活躍する組織です。また、年齢も様々で大学生からリタイア組までが、同じ立場でむすびえで業務を行っています。
今回募集している政府連携プロジェクトリーダーはこども食堂の現場課題を政府に提言し、団体内の他プロジェクトと連携しながら、全国のこども食堂の運営の伴走をしていただきます。政策提案に特化したコンサルティング会社と 協業しながらプロジェクトをリードしていただきます。また、政策提案は、全国のこども食堂の実態や、こども食堂が果たす社会的な役割、行政や企業等との連携、政策や官公庁の知識など幅広い視野で活動することになるので、むすびえという組織の目指す未来を思考し中核メンバーとして戦略策定、課題解決にも尽力いただくことを期待しています。
また、むすびえでは、フルリモートの業務遂行で関わり方の自由度が高い一方で、特に主体性と判断力、ファシリテート力(対話的に人や場に向き合う力)が求められます。そして、こども食堂の現場課題を政府に提言し、全国のこども食堂を運営する為の支援をしていただきます。
これまでに、ファンドレイジングにも注力し、こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくるための仲間集めも精力的に取り組んでおり、様々なバックグラウンドの方に活躍いただける土壌があります。
■□対象人材像■□
●ビジョン・ミッションへ共感していただける方
●自律的に仕事をする姿勢がある方
●目の前の業務だけではなく全体最適の視点を持ち、働くことができる方
●多様なステークホルダーとの丁寧なコミュニケーションを行える方
●様々な立場のステークホルダーの声を聞きながら、合意形成に向かうファシリテーションができる方
●法令や政府文書などの内容把握・理解ができる方
●政策提案活動について、未経験ではあるものの、これを学び成長していく意欲の高い方
■□応募資格■□
●3年以上の社会人経験
●社会貢献に関心がある方
●パソコンによる事務作業に習熟していること。
(インターネット、マイクロソフト、Googleドライブ、Gmail、Slackは必須)
「Word」文書作成、校閲等が出来る中級程度
「Excel」関数(IF、VLOOKUP等)が使用出来る中級程度
「PowerPoint」プレゼンテーション資料作成が出来る中級程度
※こんな方、歓迎します
●民間企業や経済団体等の渉外部門での政策関連業務の経験者や官公庁での政策立案経験のある方歓迎します。
■□使用ツール■□
・Googleドライブ
・Slack等
■□勤務場所■□
東京都(遠隔での勤務も可能です。勤務形態については、個別にご相談となります。)
※勤務時間:原則フレックス制
※雇用形態:雇用契約または業務委託契約(準委任契約)
■□待遇■□
月給:40万〜50万
年収:480万円~600万円
これまでのご経験を考慮します。
※副業・兼業が可能です。(ただし、日中に会議がある場合があり、フレキシブルさは必要になります。また、想定勤務時間数120~140時間/月 です。)
※試用期間有り(相談の上、2~3ヶ月程度。条件変更無し。)
■□代表者メッセージ■□
こども食堂は、公益的な活動ではありますが、民間活動です。
そして私たちは、民間活動であるがゆえの自発性と多様性は、こども食堂の生命線だと考えています。
そのため、私たちの政府へのアプローチは、政策化や予算獲得をお願いする、いわゆる陳情型ではありません。
そうではなく、民間の自由な活動であるがゆえに省庁の割り付けにはまらず、結果として多様な省庁との接点が生まれることになるこども食堂の活動を、関係省庁すべてに正しくご理解いただき、文字通り関係省庁と「よい関係」を構築することが目的です。そのため「政府連携」と名付けています。PRが本来、一般の方たちとのコミュニケーションであるのと同じ意味で、私たちの「政府連携」は、中央省庁とのコミュニケーションです。
その任を中心的に担ってくれるフルタイムスタッフを募集します。
私たちと中央省庁の関係は、内閣官房(孤独孤立対策、こども家庭庁準備室)、内閣府(子どもの貧困対策)、厚労、総務、農水、消費者庁に及びます。今後、さらにその関係は増えていくだろうし、増やしていかなければなりません。なぜなら、一部の省庁にご理解いただくだけでは、本当の意味で世の中はよくならないからです。
もちろん、私たちが行うのはコミュニケーションですから、一方通行ではありえません。省庁からこども食堂や子どもの居場所等について意見や協力を求められることもしばしばあり、それも良好な関係構築のために応えていく必要があります。中央省庁は、ともに世の中を前に進めるためのパートナーです。
そのような私たちのスタンスを理解してくれて、一緒に政府連携を進めてくれる人は、むすびえにとって、大切なコア人材です。そこに手を挙げてくれる方を、心待ちにしています。
理事長/湯浅 誠
■□選考プロセス■□
・職務経歴書、履歴書、志望動機書をむすびえまでメールにてお送りください。
(郵送では受け付けておりません。また、もし、お送りいただいた場合は、返送は致しません。ご了承ください。)
・様式の指定はありませんが、志望動機書には、志望された動機に加えて、
①あなたの強み(現在、働かれている方は、その職場以外で通用する強み)
②あなたが働く上で大事にしている価値観
③あなたのミッション(使命と感じること、成し遂げたいこと)やビジョン(実現したい世界、ありたい姿)
④③を実⾏・実現するために、必要だと思っていること、を記載ください。(文字数の指定はありません。)
書類選考ののち、面談をする場合は、こちらからメールにてご連絡をさせていただきます。
・お問い合わせはメールでご連絡ください。
お問い合わせ内容やご返答内容に関する行き違いを防ぐため、電話でのお問い合わせはお受けできません。必ずメールでご連絡くださいますようお願いいたします。
■□お問い合わせ、応募先窓口■□
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
採用担当
MAIL :saiyo[at]musubie.org
※[at]を@に変えてください