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【お知らせ】2021年度休眠預金事業新型コロナウイルス対応支援助成「こども食堂を通じた復興格差是正・防止事業 ーコロナ禍をよりレジリエントな地域創造のステップにー」採択結果について

2021年度休眠預金事業新型コロナウイルス対応支援助成「こども食堂を通じた復興格差是正・防止事業 ーコロナ禍をよりレジリエントな地域創造のステップにー」採択結果につきまして、以下の通り発表いたします。

本事業の公募に対し、7団体からご応募いただきました。
コロナ禍の状況もめまぐるしく変化する中、短期間で、想いのこもった応募書類を作成していただきましたこと、心より感謝申し上げます。
日々の活動の中から感じられた地域の課題に正面から向き合おうとされている皆様の姿勢に、審査委員・事務局ともども大変感銘を受けました。
ご応募いただきました皆様に、心から敬意を表します。ありがとうございました。

審査委員長からのメッセージ

★休眠預金の選考を終えて
2021年度休眠預金事業新型コロナウイルス対応支援助成「こども食堂を通じた復興格差是正・防止事業―コロナ禍をよりレジリエントな地域創造のステップに―」にご応募いただき、ありがとうございました。助成対象は「“地域ネットワーク団体”として地域(コミュニティ)づくりを行っており、都道府県単位で地域の居場所の包括連携を行うことができる団体である」ことです。今回の特徴はむすびえ単体だけでなく「コンソーシアム」としての運営であるということでした。
コンソーシアムとは、すでに休眠預金の助成団体として採択された地域ネットワーク団体の皆様も資金配分団体の運営として協働しているということです。皆様からの応募書類に加えて、オンラインプレゼン、追加質疑などを経て、選考会をするのですが、その時も「地域ネットワークの実働団体としての視点」がとても参考になりました。人材の視点は重要で、規模の大きな活動をするには、誰を巻き込めているか、コアな人材は充足しているかなどの視点も、持続可能な活動のための選考ポイントです。
長引くコロナで休止する食堂があり、また物価高騰がこども食堂の運営を厳しくしています。その中で資金配分をし、こども食堂の活動に伴走し、地域の点のような小さな灯火をつないで線にして面にして、その灯りがやがて日本全体を照らすようになる・・・ネットワーク団体はその重要な要です。日本中が暖かな灯りに満たされる日を目指して、今後ともよろしくお願いいたします。

白河 桃子  
相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、ジャーナリスト 

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審査委員からのメッセージ

コロナ禍から回復途上のなか、また新型コロナの増加の兆しもあり、復興への格差も地域や分野で拡大しています。
加えて、ウクライナ情勢に伴う原油価格・物価高騰による経済・社会への影響は、新型コロナの影響に追い打ちをかけ、取り残されている困窮世帯、学びや体験への機会の減少に孤立、孤独感を深める子ども若者たちが全国にいます。
そういった環境であえぐ人々に手を差し伸べ、支え、ともに歩む事業がここに採択されました。
休止中の子ども食堂の再開支援、設立支援。
支援の手が届きにくい離島に「島カレーこども食堂」を生み出す事業。
四国全体に子ども食堂のネットワークを生み出す事業。
コロナ前の子ども食堂開催状況に戻す事業。
寄付を増やしたり基金を立ち上げ、継続するチカラを生み出す事業。
情報共有を強化し、ノウハウの提供及び運営支援、補助金の活用支援を行う事業。
多様な、しかし地域の多様な課題を抱えている方々への支えとなる事業です。
また、採択にいたらなかった申請事業も、地域への愛おしいほどの支援の姿が伝わってきました。
もう一つ、今回の助成の大きな力は、資金分配団体が、地域での子ども食堂を実際に行い、地域でネットワークを構築している団体が、むすびえとコンソーシアムを組んでいること。
つまり、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえが幹事団体となり、社会福祉法人青森県社会福祉協議会、認定NPO法人山口せわやきネットワーク、一般社団法人さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会がコンソーシアムを組んでいる。
これは、現場に対してより具体的で即戦力となる実践型の伴走支援ができるということです。
様々な困難な状況に対して、実行団体、資金分配団体一丸となった素晴らしい事業が全国で展開され、一人でも多くの方々の支えが生まれることを確信しています。

高橋 潤  
公益財団法人長野県みらい基金 

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今回、「コロナ禍をよりレジリエントな地域創造のステップに」をテーマに、全国から多くの意欲的な提案をいただき、ありがとうございました。最終的に5団体の採択を決定しましたが、審査過程では、書類審査に加え、応募団体の皆さんからの熱のこもったプレゼンを伺いました。審査委員同士も、それぞれのバックグラウンドを活かしながら、真剣に議論を重ねた上で採択を決定しました。
どの団体の皆さんも、コロナ禍で思うようにこども食堂を実施できない中で、今回の事業をきっかけにそれを反転するだけでなく、取組自体の水準を引き上げようと、一生懸命に考え提案くださったのがよくわかり、心を打たれました。
私も厚生労働省でこれまで、生活困窮者支援や地域共生社会づくりの政策に携わってきましたし、最近では高齢者の活躍支援の政策を進めようとしてきました。こども食堂の実践から生み出される社会的価値は、これらのうちどれか一領域に収まらず多様なものであると考えています。それは、こども食堂の運営が様々な人たちがかかわるなかで行われるからこそ、「支える」「支えられる」という一方向の関係ではなく、関係性が循環していくことからです。
私自身もまだまだ子育ての当事者として、様々な困難があったとしても、すべての子どもたちや親たちが包摂されながら生きていける社会となっていってほしいと願っています。そして、そのような社会に向けた具体的な動きが、こども食堂の広がりだと思っています。
今回応募いただいたすべての団体の皆さんには、これからこども食堂の取組の展開を通じて、地域の住民の皆さんや、福祉や産業など地域の関係者との連携を広げ、人と人との関係性が豊かな地域社会を育んでいただくことを心から期待し、応援していきたいと思います。

野﨑 伸一
アミタホールディングス株式会社 会長付執行役員
(2022年7月に厚生労働省から出向。審査会時点では厚生労働省 高齢者雇用対策課長)  

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事務局より

この度は、ご応募いただきまして、誠にありがとうございました。
新年度が始まったばかりの4月から約一か月という短い期間でのご準備は、ご負担をおかけした部分もあったかと思います。

採択結果につきまして、個別の審査内容をお伝えすることはいたしかねますが、すべての事業を応援したい気持ちがありながらも、予算上の制約や事業の特性があり、審査基準に基づいて審査委員会で検討を重ね、優先順位をつけさせていただきました。

なお、今回の採択にあたっては、以下の点を重視して審査いたしました。

・事業の妥当性:事業対象となる社会課題について、問題構造の把握が十分に行われており、事業対象グループ、事業設計、事業計画(課題の設定、目的、事業内容)が解決したい課題に対して妥当であるか
・実行可能性:業務実施体制や計画、予算が適切か
・継続性:助成終了後の計画(支援期間、出口戦略や工程等)が具体的かつ現実的か
・波及効果:事業から得られた学びが組織や地域、分野を超えて社会課題の解決につながることが期待できるか

今後のご参考になれば幸いです。

採択団体一覧(※五十音順)
・一般社団法人愛知子ども応援プロジェクト
・えひめ地域こども食堂ネットワーク
・特定非営利活動法人かごしまこども食堂支援センターたくして
・特定非営利活動法人チャイルドケアセンター(福岡県こども食堂ネットワーク)
・ふくしまこども食堂ネットワーク

詳しくはこちら
申請団体一覧はこちら

本件に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。

事務局
全国こども食堂支援・コンソーシアム
(幹事団体:認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ)
E-mail: kyumin2021conso@musubie.org

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