むすびえとお付き合いいただいているすべてのみなさまへ
日々、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
いつもご理解・ご協力・ご支援ありがとうございます。
さて、むすびえは2022年度、理事体制を刷新しました。
2018年の発足以来、理事を務めていた藤田淑子、釜池雄高の2名が退任し、新たに渋谷雅人、三島理恵の2名が就任しました。理事長は、変わらず湯浅誠が務めさせていただきます。
むすびえの活動規模や関係してくださる方々の数は、発足時とは比べ物にならないくらい多くなりました。理事体制を刷新することで、その現状に対応できる団体としての体制を整えたいと考えています。
その意味で、発足から2021年度までを第1期(創業期)の3年間とすると、今年度からの数年間は第2期(整備期)と設定できると考えています。
この第2期を、まずは新しい理事体制で臨みつつ、理事体制も現状にふさわしいものに整えていきたいと考えています。
関係者のみなさまにおかれましては、これまで以上に、むすびえを厳しく、そして温かく見守っていただきますよう、これからもご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
2022年6月
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
理事長 湯浅誠
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【退任のあいさつ】
藤田淑子
こども食堂。市民の手で作られ、市民の想いで広がった、誰をも受け入れる地域の大切な居場所。このこども食堂を社会のインフラにしたいという思いで、4年前にむすびえに参画いたしました。その後、法人設立から組織運営に関する仕組み作り、認定取得までを担当させていただきました。
おかげさまで、むすびえの活動に関わってくださる方は100名に上り、活動の規模も大変大きくなると同時に、社会からの期待の大きさと当法人の役割の重要さを痛感するようになりました。むすびえの今後の健全な発展のためには常勤理事の存在が必要であると考え、この度、新しい理事の方々にその役割をお願いすることにいたしました。これまで一緒に活動を支えてくださった方々には心よりお礼を申し上げます。
今後は、私は、本業であるフィランソロピー・アドバイザーとして、多くの方々にこども食堂とこども食堂を運営される方々についての理解を広め、よりよい支援の方法をご提案する立場として貢献したいと考えております。
そして、むすびえが、これからもこども食堂という重要な居場所の民主的な発展を支えていかれるよう応援してまいります。
今後ともむすびえの活動へのご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
釜池雄高
むすびえ理事長の湯浅の名言の1つに、「世の中を1ミリでも進める」という言葉があります。
私は2015年に「こども食堂」の活動に出合い、全国各地のこども食堂運営者のみなさんがそれぞれの現場で「1ミリ」をつくろうと奮闘している姿に感動しました。そして、少しでも運営者のみなさんのお手伝いができるならとの思いで、これまでこども食堂を応援する活動を続けてきました。その思いは、いまもまったく変わっていません。
ただ、私の本業である「通販生活」で責任ある立場に就くことになり、むすびえの理事を退任することに決めました。今後は「通販生活」の誌面を通して、「世の中を1ミリでも進める」を実践していきますので、ぜひ読んでくださいね(笑)。
これまでむすびえに関わってくださったすべての方に感謝申し上げます。立ち上げ準備から数えて約4年の体験は、すべてがいい思い出として残っています。素敵な出会いにも数多く恵まれました。ほんとうにありがとうございました。
「こども食堂ネットワーク」事務局は今後も継続していきますので、ひきつづきよろしくお願いいたします!
【就任のあいさつ】
渋谷雅人
2016年企業勤めの時、赴任先の仙台で「こども食堂を始めました」とのSNS発信を偶然見かけ、何かお手伝いをさせて!と代表に直談判したのが私のこども食堂との出会いでした。寂しくしている子ども達・お母さん・お父さんの何か力になりたい、と湧き上がる衝動からでした。妻が他界し小学校2年生の一人息子とひとり親生活を続ける中で、地域との繋がりを渇望する思いが下敷きにもなっていたのだと思います。
むすびえで、多数のこども食堂のみなさんとご縁を頂き活動の理由を伺うと「目の前の子どもたち、寂しくなる地域を放っておけないでしょ」と仰います。いつも胸が熱くなります。
上述の直談判メッセージに「限りある人生、地域を社会をこのままにしておけないと先に一歩を踏み出す方たちと、思いを共有しながら生きていけたら幸せです」と記してました。既に望みが叶っていることは感慨深く、ご縁にただただ感謝です。
理事就任に際し、これからもこの道を歩み、その瞬間湧き上がる何かに素直になり、時に生じるであろう恐れを超えて一歩踏み出して参りたいと思います。
三島理恵
このたび、むすびえの理事に就任いたしました三島と申します。
こども食堂がコロナ禍でも増加し、思いを寄せてくださる方も広がっていく中で、このような大役を仰せ付かることになり、身に余る光栄であると同時に、大変な重責を感じております。また、当団体は、設立間も無く、整理・整備途中であり、まだまだやらなければいけないことも多くございます。
「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」という私たちのビジョンの実現のため、皆様とともに何を取り組んでいくべきなのかをしっかりと考え、活動を進めていく所存でございます。
これまでのご協力、ご支援に感謝申し上げますとともに、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。