2021年7月30日に令和3年版厚生労働白書が公表されました。
下記よりご覧いただけます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19957.html
その年ごとのテーマが設定されている第1部では、「新型コロナウイルス感染症と社会保障」と題し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による国民生活への影響やその対応について分析されています。
子どもが強いストレスを受けていること、抑うつ傾向にある子どもも少なからずいることなどが、各種のアンケート結果から示されています。
(P.13 図表1-1-3-2、1-1-3-3、P.80コラム「新型コロナウイルス感染症による子どもの心の健康への影響」)。
それに対して、こども食堂等が「新たな手法でつながりをつくろうとする動き」を広げていることにも、「こども食堂の現状&困りごとアンケー ト結果 vol.1~vol.3」(むすびえ、こども食堂ネットワーク)のデータを基に触れられています。
(P.53 図表1-2-2-1、1-2-2-2)
こども食堂の運営支援やネットワーク化を推進する一方で、こども食堂の実態や数値的変化を定量観察しながら行政・政治への情報提供をおこなってきた中、この様に政府が公表する白書に調査結果が引用されることはとても有り難く、社会に向けて、こども食堂の周知・理解を図る活動上、大切なポイントになってくるところです。
引き続きむすびえでは調査・研究事業も継続しながら情報を必要とするような各機関との連携をおこなって参りますので、引き続きみなさまのご協力をお願いいたします。