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変異ウイルスと子どもについて 日本小児科学会の見解のご紹介

日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会が「小児における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の現状と感染対策についての見解」を発表しました(5月20日)。

http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=369

主に変異ウイルスと子どもの関係についての知見がまとめられています。

(以下、冒頭のまとめ部分。詳細は本文でご確認ください)

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<小児のCOVID-19の現状>

  1. 新型コロナウイルス感染症の流行第4波(2021年3月以降)では、COVID-19新規患者数が増加していますが、小児患者の割合はわずかな増加に留まっています。
  2. 子どもが変異新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)(以下、変異ウイルス)に感染した場合も多くが無症状から軽症で経過しています。
  3. 小児COVID-19患者の大部分は成人患者からの感染であり、第4波に入ってからも変化していません。

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<学校等における感染対策>

  1. 基本的な感染対策(3密回避、適切なマスク着用、手洗いなど)の徹底が重要です。
  2. 臨時休業は子どもの健やかな学びの保障や心身に影響をおよぼすため、地域一斉ではなく感染状況に応じた柔軟な対応が望まれます。

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認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長
湯浅 誠

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