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こども食堂・個別相談会のおしらせ 感染症対策などについて、個別相談を希望されるこども食堂を募集します

こども食堂のみなさまへ

コロナ感染が収まりきらず、不安で落ち着かない日々が続いています。
こども食堂のみなさんも、さぞお悩みのことと思います。

6月に実施した全国アンケートでは、一堂に会する形でのこども食堂の開催が、

  • すでに再開している16.8%
  • 7月から再開予定16.0%
  • 8月から再開予定10.1%
  • 9月から再開予定14.3%

となっており、予定通りであれば、現在約半分のこども食堂は再開しているはずです。

が、その後の感染拡大状況を考えると、予定通りに再開できていないところも少なくないのではないか、と心配しています。
また、一番の困りごととして挙げられたのが「感染防止の対応が難しい」でした。

(アンケート結果は、以下でご覧いただけます。)
https://musubie.org/news/2345/

こども食堂は「密」な場所で、子どもたちは「3密」が大好きです。
距離をとって、おしゃべりをしないで…というのはもはや居場所ではない、と再開を急がないという考え方も十分にありえます。

他方、どんな状態であれ、お互いに顔を見て、集まれる場が欲しいと考える方もおられるでしょう。

私たち「むすびえ」は、再開・休止を問わず、こども食堂のみなさんのすべてのご判断を等しく尊重します。
その上で、以下のように願っています。

・再開を希望するこども食堂が「感染症対策をどうしたらいいかわからないから、休止する」ということが、せめて、ないようにしたい。
・そして、できることなら、3密を回避しつつもみんなで楽しめる場づくりに、私たちも微力ながら貢献したい、
と。

そこで、このたび、「こども食堂個別相談会」を開催することとしました。
感染症対策に詳しい医師にご協力いただき、感染症対策にお悩みのこども食堂からのご質問に答えるとともに、3密を回避しながらのあそび等に関してもご質問があればお答えしようというものです。
また、コロナ禍と直接関係のない専門分野の相談(相談支援や法律相談)も受け付けます。

個別相談会は、10月15日(木)から開催します。
個別相談をご希望されるこども食堂の方は、以下の要領にしたがってお申し込みください。

なお、本相談会は、三菱商事様からのご支援によって開催することができます。三菱商事様からのこども食堂への深いご理解に、感謝申し上げます。

【応募要項】

■企画概要と流れ
・「専門家と個別に相談したい!」と希望するこども食堂の方が、各分野の専門家に直接・個別に相談できる場を(オンラインで)作ります(1団体あたり60分)。
・相談事項のある方は、分野(A〜F3および番外編、複数選択可)を選んで、お申し込みください。なお、相談内容は具体的であることが必要です(「一般論として、感染症対策をどうしたらいいか聞きたい」といった質問はNG。「開催にあたって、換気のため扇風機を配置したいが、部屋のどこに設置するのが効果的か?」といった具体的な質問を想定しています)。
・面談を希望する日時を末尾の「相談会実施のスケジュール」より選んでください。
・当日、Zoomにログインしてご希望の専門家の方に質問をぶつけていただきます。
・なお、相談現場には、むすびえ関係者、および当該地域の地域ネットワーク団体関係者が同席することがありますので、ご了承ください。
・また、同様の質問を抱えている方の参考としていただくため、相談場面を録画等記録し、後日むすびえホームページで公開することがありますので、ご了承ください(相談支援や法律相談は公開しません)。

■公募期間
9月24日(木)〜10月1日(木)15時
※全国を8ブロックに分け、オンラインで全国を巡回して実施します(実施スケジュールは末尾参照)。
※先着順(各ブロック3箇所ずつを予定)
※〆切厳守でお願いします。

■実施期間
10月15日(木)〜12月17日(木)
※ブロックごとに相談日が決まっています。末尾の実施スケジュールでご確認ください。
※感染症対策相談のみ別日程ですので、ご注意ください。
※対応する専門家の都合で、日程再調整をお願いすることがあります。

■相談できる内容一覧
下記一覧より、相談したい項目をお選びください(フォーム記入時)。なお、専門家に時間を割いてもらう関係上、具体的な相談事項のあることが前提になりますので、ご注意ください(「一般論として聞きたい」といった内容はNG)。

■申込方法
以下のフォームよりお申し込みください。
記入時間は10分程度です。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSejeaqi03V23puNV6kX_C2mjyFjPkX-__f6Xtx4ZgmA8zm15w/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

■相談会実施スケジュール
・感染症対策相談のみ、当面、以下の別枠で対応させていただきます。

※希望者多数の場合「相席」(1枠に複数のこども食堂が参加)とさせていただく場合があります。
※感染症対策相談の11月以降の開催日程は、後日調整させていただきます。

・感染症対策相談以外の分野に関する相談

※日程の再調整をお願いすることがあります。

相談担当者

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A:【感染症対策】
藤岡雅司さん(小児科医。富田林医師会感染症対策委員会委員長、大阪小児科医会感染症対策委員会委員、日本外来小児科学会予防接種委員会副委員長、同アドボカシー委員会委員長、日本小児科医会公衆衛生委員会委員、日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会委員)
なお、藤岡さんは、むすびえ制作の「こども食堂・フードパントリー開設簡易ハンドブック」もご監修いただきました(https://musubie.org/news/2153/

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B:【相談支援】
社会福祉士さん
(こども食堂に関わったことのある社会福祉士を調整中)

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C:【食育・栄養】
認定栄養ケア・ステーション ファンスタディの管理栄養士さん
子ども食堂を応援する管理栄養士が多数在籍しています。献立考案、アレルギー相談、衛生管理など、お役に立てると嬉しいです^^

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D:【法律相談】
伊藤由子(いとうゆうこ)さん
弁護士。日野・子どもと家族法律事務所所属。東京三弁護士会多摩支部子どもの権利委員会委員
多摩子ども食堂ネットワーク代表

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E:【行政連携】
調整中(こども食堂に関わっている自治体職員さんにお願いする予定。相談内容によっては、自治体対応に詳しいむすびえスタッフが対応する場合もあり)

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F:【プログラム(あそび・セラピー)】

1・おうちでできる工作あそび
フードパントリー事業で個別に食品を手渡す過程から、新たな課題が見えてきたという声が聞こえています。孤独や気になる子への対応として、たとえばこども食堂運営者さんと気になる子がLINEでつながったりコミュニケーションを取るためのきっかけづくりとして、おうちでできる遊びプログラムを提供します。

池田さんは特に小学校1年生から4年生のこどもを対象としたオンラインレッスンの経験が豊富です。どんな問いかけをすればこどもの関心を惹くことができるか、工作を通してこどもの気持ちをあたたかくする会話の仕方など、こどもの心とつながるヒントを得られます。

池田祥(いけだ さち)さん
「子供向けアート」の講師。東京芸術大学先端芸術表現科で美術を学び、現在はフランスを拠点にオンランインで子どもアート講師として活動中。障害児向けのアート教室や放課後デイサービスの施設でのオンラインレッスンも展開中。

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2・みんなでつながる創作活動
盆踊りも各地で中止が相次ぎました。クリスマスパーティーも我慢でしょうか。フィジカルディスタンスに配慮しながら、地域のこどもとおとなが一緒になって想像力をかき立てられる身体的な動きのある創作活動を提案します。遊びを通して、こども食堂を拠点とした地域みんなが「居場所」を実感できる時間になるでしょう。 参考CM「風まる妖怪」https://www.youtube.com/watch?v=mfOFsjoLrwI&feature=emb_title

大西 健太郎(おおにし けんたろう) さん
1985年生まれ。ダンサー、パフォーマンス アーティスト。東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了後、東京・谷中界隈を活動拠点とする。その場所・ひと・習慣の魅力と出会い「こころがおどる」ことを求めつづけるパフォーマー。「風」をテーマにダンス・パフォーマンス作品の公演をおこなう。2011年に東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)と一般社団法人谷中のおかっての共催によるこども創作教室〈ぐるぐるミックス〉の立ち上げより、ファシリテーター、統括ディレクターを務める。2014年より〈風と遊びの研究所〉を開設。板橋区立小茂根福祉園にて他者との共同創作によってつくり出す参加型パフォーマンス〈「お」ダンスプロジェクト〉を展開。2018年南米エクアドルにて「TURN-LA TOLA」の参加アーティストとして、地域住民と共同パフォーマンス〈El Azabiro de La Tola〉の公演をおこなう。

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3・癒しを得るコラージュ療法

コラージュとは、フランス語で「糊による貼り付け」という意味ですが、1900年代初めに芸術家のピカソらによって開発された芸術的技法です。この手法が、1970年代にリハビリテーションの一つである作業療法の分野に導入され、次第に、心理療法にも用いられるようになりました。こころを表現する上で負担の少ない方法だと言われています。自由気ままに、テーマのイメージを切り抜きながら、その時々のこころの動きを見つめ、慌ただしく過ぎる毎日の中で、自分を表現して楽しむ時間を過ごしてみませんか。

内田 さやか(うちだ さやか) さん
日本医科大学医学部2012年卒。東邦大学医療センター大森病院にて心身医学を学ぶ。病院外での活路を求めて、2015年に独立。フリーの産業医として、IT企業を中心とした複数の企業において産業医活動、ヘルスリテラシーの向上に尽力している。SAHANA Retreat Spa & Clinicを2019年表参道にオープン。カウンセリングや心理療法、身体ケアなどを重視した、全人的医療を提供している。ビジョンデザインルーム株式会社代表。SAHANA Retreat Spa & Clinic院長。産業医・労働衛生コンサルタント・心療内科医。

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(番外編)身体をつかったあそび創作オンラインワークショップ(体験講座) のご案内
アーティスト大西健太郎さんとこども食堂運営者さんと一緒に、身体をつかったあそびを創造してみませんか?フィナーレは地域のみなさんとあそびを通じて「心の居場所」を体験しましょう。

募集数 :こども食堂5箇所(先着順)
実施方法:オンライン会議ツール「Zoom」
開催時間:各回14-15時半予定(仮)

● 11/15(日)顔合わせ。企画の方向性について意見交換。
● 12/6(日)大西さんプログラム提案と意見交換 。
● 12/20(日)実践を想定したプログラム練習。
● 1/10(日)実際の素材に触れて作業の面白みや遊びの広がりを想像する。
● 1/24(日)本番。こども食堂に通う地域のみなさんもご一緒にどうぞ!

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【問い合わせ】むすびえ担当 鈴木桂子 soudankai@musubie.org

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