事例紹介

【福島県】「こども食堂フォーラム2019」に参加しました

9月8日、ふくしま子ども食堂ネットワーク主催のイベントに参加しました。
講演、品川萬里・郡山市長との対談、シンポジウムのコーディネーターとめいっぱいでした。
代表の江川さん、人遣い荒い!(笑)
ふくしま子ども食堂ネットワークには設立記念イベント以来、4回目の参加。
むすびえ発足前から、おせわになっています。

品川市長との対談

講演では、地域交流拠点と子どもの貧困対策という、こども食堂の2つの機能を軸に話しました。
品川市長との対談では、郡山市が最近フードロス削減対策などを計画していることをご披露いただきました。
そしてシンポジウムでは、豊島WAKUWAKUネットワークの栗林さん、福島市で「よしいだキッチン」を主宰しているビーンズふくしまの江藤さん、同じく福島市で「子どもカフェたまご」を運営されている齋藤真智子さんから、それぞれご報告をいただき、会場も交えてのディスカッションをしました。

ディスカッションの様子

いつも思いますが、3人登壇すれば3人とも違う。こども食堂の多様性は果てしない。
会場には、すでにこども食堂に関わっている方、これから関わろうと思っている方、それに県下の自治体職員などが参加されていました。いわき市からも熱心な職員が来てくれていて、盛り上がりを感じました。クラウドファンディングに協力させていただいた南相馬市の「よつば保育園南町分館」の園長さんも来られていました。南相馬市でのこども食堂、無事に始まったそうです。よかった!

ふくしま子ども食堂ネットワークは専従スタッフの宮川淳さんもいて、活動が充実しています。
地元の福島民友新聞とコラボして、寄付金を集め、加盟のこども食堂に配分するなど、資金面でのバックアップも行なっています。去年は500万円集めたとか。
加盟は、県下の41こども食堂のうち19箇所。年会費3000円を出してもらって加盟する仕組みも、こども食堂の地域ネットワークとしては珍しく組織だっています。

代表の江川さんは、長くフリースクールを運営してこられて、今年の夏は、学校に行きづらい子どもたちにフリースクール等の居場所を伝えるCocoaru(ここあるよ!)プロジェクトも主導されました。
むすびえでも広報協力しましたが、今年は時間がなかったので、来年はもっと準備期間をとって、全国のフリースクールとこども食堂でコラボ企画を打てるといいね、と話しました。

みなさん、各地でがんばりながら、ブロックレベル、全国レベルの活動を展開されている方も多いので、各地に出向くと、いろんな企画やアイディア、人脈が広がって、わくわくします。
これだから、各地に出向くの止められない(笑)。

むすびえ理事長 湯浅 誠

会場の様子
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