2025年5月5日、こどもの日に合わせて、石川県珠洲市にて出張こども食堂を開催いたしました。
今回は、珠洲市初のこども食堂「憩いハウスNicomaru Pan(にこまるぱん)」のオープンを記念するとともに、能登地域への継続的な支援を呼びかけることを目的として開催されたものです。


今回のメニューは特製豚丼!お味噌汁もついて、温かいご飯をみんなでワイワイとコミュニケーションを取りながらいただく時間に笑顔も自然と溢れます。表面のシートを剥がしてリサイクルできる容器「リ・リパック」も体験して、次の災害に備える準備も。




移動式遊び場プレイカーを運営する東京都足立区のNPO法人Chance For Allとの共催のもと、多くの子どもたちとそのご家族にご参加いただき、当日は100名を超える方々で賑わいました。また、能登町からは「宇出津キッズ見守りハウス」の浜中様、金沢市からは「かなざわっ子nikoniko倶楽部」さんにもご協力いただき、晴天の下、たくさんの笑顔が広がる一日となりました。
こども食堂とプレイカーの相性はバッチリです♪


さらに、愛知こども食堂ネットワークさんやセカンドハーベスト・ジャパンさん、聖学園の先生方、金沢美術工芸大学の学生の皆さまにも応援に駆けつけていただき、現場には終始笑い声が絶えませんでした。

当日は、以下の皆さまより多大なるご支援も賜りました(敬称略):
一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団:ポケモングッズのご提供
株式会社たらみ:ゼリーのご提供
リシャールミル:お米のご提供
株式会社ナチュラルサイエンス:日焼け止めのご提供
ニュースキンジャパン株式会社:ハンドクリームのご提供
株式会社ヨコタ東北・株式会社Ripples:リサイクル容器のご提供
NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン:ジュース・お菓子のご提供
また、活動の実施にあたっては東京海上日動火災保険株式会社さまのご寄付により運営費をご支援いただきました。また、石川県からも後援をいただいております。


昨年9月にお隣の能登町でこども食堂「宇出津キッズ見守りハウス」が立ち上がったことで、地元の珠洲市でもこども食堂をやりたいと立ち上げられた川東(かわひがし)さん。そんな彼女を応援しようと、この日はご近所の友人がボランティアスタッフとして駆けつけてくれたり、近隣の方々が参加者として食べに来てくれたり、お野菜を持ってきてくれたり、みんなで地域を作る姿を垣間見ることができて、私たちもこども食堂の大切さを改めて実感させていただく機会になりました。

現在、石川県では能登半島の被災地6市町におけるこども食堂の立ち上げを実現しています。次の目標は、小学校区に1つずつこども食堂が存在する状態の構築、ならびに奥能登エリアにおける運営者同士のネットワークづくり、物資配送体制の構築ということです。むすびえも引き続き、石川県の地域ネットワーク団体を通じて、被災地域のこども食堂への支援を継続して参ります。

引き続き、Yahoo!基金やコングラントにてご支援を受け付けております。今後とも皆さまのご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

[Yahoo!ネット募金] 令和6年能登半島地震 こども食堂応援基金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5209002
※Yahoo!ネット募金では「Tポイント」を利用してのご寄付も可能です
[ コングラント ] 令和6年能登半島地震 こども食堂応援基金
https://congrant.com/project/musubie/9945
※銀行振込、クレジットカードによる寄付がお選びいただけます
長期的な復興支援に向けて支援の輪が広がることを願っております。
本件に関するお問い合わせは、下記メールアドレスまでお願いします。
令和6 年度能登半島地震被災地支援プロジェクト
bousai@musubie.org(担当:森谷)